The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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ニュースは追い続けるもの

アメリカのブリンケン国務長官が昨日から中国を訪問しています。

私はツイッターで中国関係の方をたくさんフォローしているからか、よく中国に関するツイートが(フォローしていなくても)流れてくるのですが、今日にわかに注目を集めたのがブリンケン国務長官の台湾に関する発言です。

ブリンケン国務長官が「アメリカは台湾独立を支持しない」(”We do not support Taiwan independence”)と発言したのです。これはアメリカ国務省のホームページにもオフィシャルに掲載されています。

私のツイッター上ではこの発言がずいぶん取り上げられていました。確かに昨今、両岸関係(中国と台湾の関係)は緊張が高まっています。今回のブリンケン国務長官の訪中でも台湾に関する議題はずいぶん長く扱われたようですし、それだけにアメリカが台湾を見捨てた!とか、ほらみろ台湾有事は起きないぞ!など、さまざまな受け止めが出てきました。

確かにアメリカは従来、台湾に武器を支援するなど寄り添う姿勢を示してきたわけで、まるでそれを突き放すような発言に聞こえたかもしれません。ただ、この発言は何も珍しいことではありません。アメリカはこれまで何度も「独立を支持しない」ことを表明していて、従来の見解と何ら変わるものではないからです。アメリカが台湾独立を支持したことはありません。

むしろ大切なのは、その後に続く発言です。

We remain opposed to any unilateral changes to the status quo by either side. We continue to expect the peaceful resolution of cross-strait differences. We remain committed to meeting our responsibilities under the Taiwan Relations Act, including making sure that Taiwan has the ability to defend itself.

我々はどちらか一方による一方的な現状変更に反対し続ける。 我々は両岸の相違が平和的に解決されることを引き続き期待する。 我々は台湾が自らを防衛する能力を有することを確認することを含め、台湾関係法に基づいて責任を果たすことに引き続きコミットする。

つまりアメリカは「今のままにしておきない」と言っています。台湾の独立には反対するけど、もし中国が力ずくに台湾を統一しようとしたら(=一方的に現状変更をしようとしたら)はアメリカは許しませんよ、という意味です。今までの見解と何ら変わっていません。アメリカは台湾を見捨ててもいないし、逆に言えば台湾有事が起きうる可能性が消えたわけでもありません。

だのに一部の国会議員や現役記者までもが大騒ぎをしているのを見て驚きました。何に驚いたって、普段からニュースを見ていれば分かることなのに、そんな程度の認識なんですから。いやニュースを見ていなかったとしても、ちょっとインターネットで検索すれば出てきます。

正直、恥ずかしいことだと思います。そしてある種、恐ろしい。だって、そういう無知や誤解が後々戦争を引き起こす可能性もあるからです。ロシアによるウクライナ侵攻がまさにその例ですから。

つわものどもが夢の跡

きょうは早朝から仕事で用があって品川へ向かった。

品川と言えば駅前にあった「アンナミラーズ高輪店」が8月末で閉店したはず。今はどうなったのだろうと店の前を通ってみた。

写真の中央部分、セリアやマツモトキヨシの看板の右側に見えているのがアンナミラーズのあった場所だ。かつては窓越しに談笑しながらお茶を楽しむ人たちが見えたのに、今や「Anna Miller’s」の文字は残るものの、真っ暗な店内とビニールの張られた外窓が残るのみ。何ともさみしい。

アンナミラーズはアメリカ発祥のレストランチェーン。アメリカ料理とホームメードパイが売りで、1973年に1号店が南青山にオープン。多いときは首都圏に20店舗以上を展開していたが、近年は国内最後の店舗として高輪店を残すのみとなっていた。

ミドル世代の人たちにとってアンナミラーズは思い出の場所だろう。

70~80年代と言えば音楽、ファッション、飲食など、アメリカ文化が大量に流入した時代。当時日本になかったパイの数々やコーヒーのお代わり無料サービス、現地の店舗と同じユニフォームなど、アンナミラーズが提供したもてなしの数々はアメリカに憧れていた当時の若者にとって別世界に感じられたのだろうなあ。

アンナミラーズ高輪店(2009年訪問時に撮影)

実は私もそんな雰囲気に憧れて、大学時代にアンナミラーズを訪れたことがある。

ちょっぴり料金はお高めで、コーヒーはお代わり自由だったものの、ケーキと合わせて注文すると1000円を超えたような記憶が。けれどこの世界観に対して料金を払うと思えば、ディズニーランドでの飲食と同じと言うか、納得の値段だとも感じた。

また行こうと思っていたのに、気付いたら日本最後の高輪店さえ閉店してしまった。やはり行こうと思ったらそのときに行くべきなのだなあ。今や思い出の中にしか存在しなのはさみしい限り。

閉店理由について、運営元の井村屋はニュースリリースで次のように書いている。

今回、国土交通省より品川駅西口基盤整備事業に伴う移転要請があり、移転対象となる他店とともに退店について合意し協力することとなりました。
(中略)
店舗としては高輪店同様の集客力が得られる立地候補を検討しておりますが、現在のところ新規出店は未定です。

移転要請があったので、やむにやまれず閉店したってこと?そして決まってはいないものの、どこかに新規出店ができないか立地候補を検討しているよし。

こ、これは……またアンナミラーズに行けると期待していいのかな。たくさんの人の思い出が詰まったアンナミラーズ、再出発のときにはぜひ私も駆けつけて応援しようっと(^^)*1

References
*1ちなみにアンナミラーズ発祥の地であるアメリカでさえ、残すはハワイにある1店舗だけになったらしい。なのに中国・天津には2店舗あるとのこと!?ええ、どゆこと(笑)。日本で復活するのを待つより中国でアンミラ訪問するほうが早いかも(^^;)。

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