The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

投稿者: ぼぼよる (81ページ目 (255ページ中))

飲み込まれたキャッシュカード

中国では現金を使う機会がほとんどありません。と言うのが、日々の支払いなどがスマートフォン決済にほぼ置き換わっているからです。

一方、私の会社では立て替えた経費を請求すると現金で支給されます。中国の場合、最高額の紙幣が100元札(約2000円)ですから、少しお高めの経費精算なんてしようものなら束のような現金を渡されます。金持ちになったような気分がする一方、こんな札束を大量に持ち歩くのはおっかないので、早めに銀行口座に入れてしまいます。

で、今日も仕事帰りに銀行のATMに行って札束を預け入れしようとしました。

キャッシュカードを入れると“操作正在进行,请稍等”(操作を行っております、少々お待ちください)と表示され、じーっと待っていると……いくら待っても画面が切り替わりません。2分くらい待ったかしら?と思ったあたりで“设备故障”(設備故障)と表示されるではありませんか。

ええー!!ちょっと、壊れる前に私のキャッシュカードを返してよ!!

どうしようかとドキドキしていると、ATMからニョキッとカードが吐き出されました。ああ、良かった。中国での全財産が入ったキャッシュカードをそのままに立ち去ることなんてできませんから。中国は昔に比べて著しく経済が発展したし、様々な面で技術力も上がりましたが、こういうことはまだよく起こるんですよねえ。どこのメーカーのATM?と思ってみてみると……日立でした(^^;)。

ヘルシーランチ

今日の昼食はあまりいつも行かないカフェでいただきました。ヘルシーな健康食をテーマにしているようで、サラダなんかのメニューも大変充実していました。私がいただいたのは“煎牛肉能量碗”。日本語にすると「炒め牛肉のエネルギーボウル」といった感じでしょうか。

牛肉はステーキみたいに分厚かったですが、赤身のためアッサリしています。アボカド、レタス、ブロッコリー、にんじん……といろんな野菜が載っていて、ちょこんとキムチも添えられています。ボウルの下には雑穀米らしきものも入っていて、ビビンバみたいに混ぜて食べました。

牛肉が目立つので「ガッツリ系」に見えますが、野菜のほうが圧倒的に量が多いので、サラダで腹を満たしたような感じ。正直、食後は満腹になったのかどうか分からない感じです(^^;)。中国は今、こうしたヘルシー系のレストランも増えていて、留学時代を思い出すと隔世の感です。

大雨に対する対策

北京は昨日に引き続き大雨に見舞われています。亡くなった方もいるとのこと。

日本にいる色んな方から「大丈夫か」とお声がけいただきますが、私は大丈夫です。昨日も書きましたが、一番被害がひどいのは北京西部の郊外ですね。

インターネット上に出回るウワサでは、北京中心部に被害を及ばさないために「濁流の流れる川を郊外でわざと氾濫させている」という情報を目にしました。つまり中心部まで濁流が流れて氾濫しないように、わざと離れた郊外で堤防に穴をあけて氾濫させているというのです。この情報が本当かどうかは分かりません。けれど「もし本当だった場合」、政治の中枢が集まる中心部を守るために郊外の方々が犠牲になっているならひどい話です。

帰宅する頃に雨は降っておらず、紫色の夕焼けが見えました。

北京は滅多に雨が降らないこともあって、確かに排水機能は脆弱です。そもそも歩道もボコボコなので、そこら中に水たまりができています。こうした事態を見るに付け、思い出すのが日本の「首都外郭放水路」です。

首都外郭放水路の公式ホームページより

https://gaikaku.jp/

一見するとパルテノン神殿みたいですが、埼玉県の地下にある巨大な空間です。大雨で首都圏を流れる川が氾濫しそうになった場合、ここを通って巨大な江戸川に流れ込む仕組みになっています。雨の多い日本ならでは、ですね。1993年に着工し、2002年に完成したとのこと。普段、見学会も実施しているということで日本に帰ったら見に行ってみたいなあと思う場所の1つです。

北京にもこんなものがあったなら……と思いますが、雨の少ない北京では雨のために地下に巨大な空間を作ろうなんて夢にも思わないかもしれません。だからといって、中心部の被害を防ぐために郊外で氾濫させるってもし本当だったらあらえない対策法です。

北京は今日も雨だった

今日で7月も終わりですね。北京は2日前から大雨が続いています。

朝の出勤時に、ちょうど地下鉄の駅から出る場所で撮影した写真です。あまりにも雨が強いので、出ようか出まいか様子を見ている人たちが何人かいらっしゃいました。

思えば去年9月に赴任してから、北京で傘を使ったのは片手で数えられるほどしかありません。2回とか、そんなもんじゃないかしらん。北京に梅雨はありませんから、5月頃から気温がぐんと上がって「いきなり夏」になるのが定番です。こんなにも雨が続くなんて異常に感じます。

北京西部の郊外にある門頭溝区という場所では土砂災害や洪水も発生しているよし。日本も雨で大変なことになっている地域があるようですが、改めて考えると異常気象ですよね。地球が私たちに警告してくれているんじゃないかと感じてしまいます。

春困秋乏夏打盹,睡不醒的冬三月

昨夜(というか、日付は今日だったんですが)の帰宅が午前2時過ぎだったこともあり、朝はずいぶんゆっくりさせてもらいました。とは言え、明日の週明けに向けて大理出張のまとめもしなければならず、昼から自宅のデスクに向かってお仕事。

たっぷり寝たはずですが、それでもウトウトしてしまいます。

中国語に“春困秋乏夏打盹,睡不醒的冬三月”という言葉があります。訳すと「春は眠く、秋は疲れやすく、夏はウトウト、そして冬のみつきは目が覚めない」。おお、つまり夏はウトウトするものなのか……と言いたいところですが、よく読むと言っているのはつまり「年中眠い」ってことですな。

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