The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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中国の週末のショッピングモール

今日は夕方から朝陽区は青年路にあるショッピングモール「朝陽ジョイシティ」(“朝阳大悦城”)に行きました。以前はイオンが入っていたので、北京に赴任したばかりの頃はよく来ました。撤退しちゃってからは足が遠のいていました。

モールに到着し、のどが乾いていたのでお茶でもしよう……とスターバックスに行くと大混雑。週末に中国のモールに行き、カフェでのんびり過ごせるなんて思った私が間違いでした(^^;)。

しかし座る人のテーブルをよーく見てみると、飲み物も食べ物もないと思わしき方がチラホラ。注文をしていないのに席に座っているのです。商品を片手に席が無くて困っている客をよそに、席を「占有」している人たちは涼しげな顔でスマートフォンをいじっています。

これ、中国でよく見かける景色です。注文もせずにくつろぐ客の何と多いことか……なのに店員さんは何も言わないんですよね。あとはデスクトップパソコンかっ!と突っ込みたくなるほど大きなパソコンをテーブルに広げてオンラインゲームを楽しんでいる人たち。日本でもスタバでMacBookを開いて作業をする人はいます。けれど中国ではテーブル一杯にキーボードやマウスを広げ、飲み物が空っぽになった後も自分のオフィスと言わんばかりに延々とゲームを楽しんでいます。

こういう場面に出くわす度、飲み終えたならそこの席が無くて困っている親子連れに譲ってあげなさいよ……なんて思っちゃいます。

バイク便でスープを配送

今日は土曜日ですが休日出勤。お昼になり、久しぶりに日本のラーメンが食べたくなって「一風堂」のデリバリーを注文しました。北京にも「一風堂」があるのです。

麺がのびないようスープは別に梱包されていて、手元に届いてから自分で麺と具材の入った容器にスープを注ぎます。で、発熱材が一緒に梱包されているので、これを使って温めます。以前も何度か注文したことがあり、スープを入れようとすると……スープが入っていない~~!!お腹がぺこぺこだったので、このまま食べてしまおうかという考えが頭をよぎりましたが……いや、ラーメンはさすがにスープがないと食べられません。

こんなこと中国でデリバリーを利用するようになって初めてです。店に電話をすると丁重に謝罪があり、スープを届けてくれるとのこと。店員さんにデリバリーの受付番号、私の携帯電話の番号と会社の住所を伝えました。

しかし、どうやって届けてくれるんでしょう?このスープの入っていないラーメンを届けてくれたのは日本で言うウーバーみたいな出前サービスのお兄ちゃんです。彼がもう一度店舗に戻るんでしょうか。それとも「一風堂」の店員さんがバイクや自転車に乗って届けに来てくれるんでしょうか。

しばらくすると私のスマートフォンにSMSが届き、“闪送”が私宛にお届け物を配送していると通知が来ました。“闪送”というのはバイク便みたいなサービスで、同じ都市であれば60分以内に荷物を配送してくれるサービスです。

届いたSMSのリンクをクリックするとこうした画面が立ち上がり、配達員がどのあたりを走っているか見ることができます。フードデリバリーではおなじみのサービスですが、バイク便でもこうして見られると便利ですね。

20分くらいで届きました。袋の中にはスープと発熱材、そしてコカコーラの缶。コーラは注文していないですけど、おそらく店舗からのお詫びの品ということなんでしょうね。

しかし日本でこれだけのことをしたら、一体どのくらいの料金がかかってしまうでしょう。そもそも日本のウーバーイーツは料金がお高いですもんね。で、スープを入れるのを忘れたから、バイク便を使って追加で届ける。一体合計でいくらかかっているラーメンなのか!と思っちゃいます。どれもこれも人件費の安い中国だからこそできる技ですね。

飲み込まれたキャッシュカード

中国では現金を使う機会がほとんどありません。と言うのが、日々の支払いなどがスマートフォン決済にほぼ置き換わっているからです。

一方、私の会社では立て替えた経費を請求すると現金で支給されます。中国の場合、最高額の紙幣が100元札(約2000円)ですから、少しお高めの経費精算なんてしようものなら束のような現金を渡されます。金持ちになったような気分がする一方、こんな札束を大量に持ち歩くのはおっかないので、早めに銀行口座に入れてしまいます。

で、今日も仕事帰りに銀行のATMに行って札束を預け入れしようとしました。

キャッシュカードを入れると“操作正在进行,请稍等”(操作を行っております、少々お待ちください)と表示され、じーっと待っていると……いくら待っても画面が切り替わりません。2分くらい待ったかしら?と思ったあたりで“设备故障”(設備故障)と表示されるではありませんか。

ええー!!ちょっと、壊れる前に私のキャッシュカードを返してよ!!

どうしようかとドキドキしていると、ATMからニョキッとカードが吐き出されました。ああ、良かった。中国での全財産が入ったキャッシュカードをそのままに立ち去ることなんてできませんから。中国は昔に比べて著しく経済が発展したし、様々な面で技術力も上がりましたが、こういうことはまだよく起こるんですよねえ。どこのメーカーのATM?と思ってみてみると……日立でした(^^;)。

大雨に対する対策

北京は昨日に引き続き大雨に見舞われています。亡くなった方もいるとのこと。

日本にいる色んな方から「大丈夫か」とお声がけいただきますが、私は大丈夫です。昨日も書きましたが、一番被害がひどいのは北京西部の郊外ですね。

インターネット上に出回るウワサでは、北京中心部に被害を及ばさないために「濁流の流れる川を郊外でわざと氾濫させている」という情報を目にしました。つまり中心部まで濁流が流れて氾濫しないように、わざと離れた郊外で堤防に穴をあけて氾濫させているというのです。この情報が本当かどうかは分かりません。けれど「もし本当だった場合」、政治の中枢が集まる中心部を守るために郊外の方々が犠牲になっているならひどい話です。

帰宅する頃に雨は降っておらず、紫色の夕焼けが見えました。

北京は滅多に雨が降らないこともあって、確かに排水機能は脆弱です。そもそも歩道もボコボコなので、そこら中に水たまりができています。こうした事態を見るに付け、思い出すのが日本の「首都外郭放水路」です。

首都外郭放水路の公式ホームページより

https://gaikaku.jp/

一見するとパルテノン神殿みたいですが、埼玉県の地下にある巨大な空間です。大雨で首都圏を流れる川が氾濫しそうになった場合、ここを通って巨大な江戸川に流れ込む仕組みになっています。雨の多い日本ならでは、ですね。1993年に着工し、2002年に完成したとのこと。普段、見学会も実施しているということで日本に帰ったら見に行ってみたいなあと思う場所の1つです。

北京にもこんなものがあったなら……と思いますが、雨の少ない北京では雨のために地下に巨大な空間を作ろうなんて夢にも思わないかもしれません。だからといって、中心部の被害を防ぐために郊外で氾濫させるってもし本当だったらあらえない対策法です。

北京は今日も雨だった

今日で7月も終わりですね。北京は2日前から大雨が続いています。

朝の出勤時に、ちょうど地下鉄の駅から出る場所で撮影した写真です。あまりにも雨が強いので、出ようか出まいか様子を見ている人たちが何人かいらっしゃいました。

思えば去年9月に赴任してから、北京で傘を使ったのは片手で数えられるほどしかありません。2回とか、そんなもんじゃないかしらん。北京に梅雨はありませんから、5月頃から気温がぐんと上がって「いきなり夏」になるのが定番です。こんなにも雨が続くなんて異常に感じます。

北京西部の郊外にある門頭溝区という場所では土砂災害や洪水も発生しているよし。日本も雨で大変なことになっている地域があるようですが、改めて考えると異常気象ですよね。地球が私たちに警告してくれているんじゃないかと感じてしまいます。

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