The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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非ネイティブ同士の会話

今日、仕事で韓国の方とお会いしました。以前にも会ったことのある方で、基本的に中国語を使ってやり取りをしています。

前にも書いたことがありますが、非ネイティブ同士が中国語で会話するのって何だか「伝わらなさ」を感じるんですよね、隔靴掻痒と言うか。でも日本人と韓国人が母語でもない中国語を使って会話をするんですから当たり前です。

途中、日本アニメの話になりました。

中国で大ヒットしている新海誠監督の「すずめの戸締まり」。中国や韓国の方にそのまま伝えても理解してもらえません。それぞれの言語で違うタイトル名が付いているからです。中国では“铃芽之旅”(鈴芽の旅)と言います。しかし韓国はまた違うタイトル名なので、いくら中国語を使って会話しているとは言え、これを韓国の方に伝えても「?」になっちゃいます。

実は韓国語でのタイトル名は知っていました。“스즈메의 문단속”(スジュメエムンタンソク)、直訳すると「スジュメの戸締まり」です。「スズメ」が「スジュメ」になってしまうのは、韓国語に「ズ」という音がないのでしようがありません。“문단속”(ムンタンソク)は漢字で書くと「門團束」。これは「戸締まり」という意味なのだそうです。

その後「スラムダンク」の話になりました。「スラムダンク」は中国で“灌篮高手”と言います。しかし韓国の方には「スラムダンク」と、そのまま言った方が通じます。韓国でも“슬램덩크”(スレムドンク)というタイトルだからですね。

このほか、人名に言及するときも少し面倒なことが起きます。例えば「岸田総理大臣」のことを中国語では「アンティエン」と言います。中国語で日本人の名前に言及する際は、名前の漢字を中国語で発音するというルールになっているからです。なので中国語で「岸田」という名前は「キシダ」ではなく「アンティエン」と言います。

一方、韓国語のルールでは日本人の名前は日本語発音そのまま読むということになっています。佐藤は「サト」だし、山田は「ヤマダ」です。このため韓国の人と会話で「岸田総理大臣」について言及する場合は“기시다”(キシダ)と言った方が分かりやすいのです。

とまあ、日本人と韓国人が中国語で会話するとこういうことが起きます。

中国語非ネイティブの方と中国語で会話すると、普段は意識しないことまで考えながら話をするので疲れてしまいますね。ま、同じ非ネイティブである自分を高度十万八千メートルの上空に棚上げして言うんですけど(^^;)。

英語のほうが非ネイティブ同士で会話する機会が多いと思うのですが、同じようなことは起きないんでしょうか。今度、英語を使う人たちに聞いてみたいと思います。

青島出張

今日から1泊2日で山東省は青島に出張。言わずと知れた“啤酒之都”(ビールの都)です。

北京から高速鉄道で向かったのですが、到着間際に海が見えました。厳密に言えば湾で、膠州湾(こうしゅう・わん)と言うそうです。流入する土の影響か水の色は濁っているようでしたが、久しぶりに海を見るとワクワクした気持ちになります。やはり日本人だからかしらん(^^)。

さすが青島、街中の至る所に「青島ビール」の店舗がありました。

店の入り口に掲げられた“鲜啤”というのは、文字通り「新鮮なビール」(=生ビール)という意味です。道路に面してビールサーバーが設置されていました。テイクアウトできるようになっているんですね。私は見かけませんでしたが、青島ではビニール袋に入れてビールを持ち帰るようです。これができるのも新鮮なビールをすぐに飲める環境ならでは、です。

昼食をいただいてから、午後は仕事。ご一緒した青島の方々は中国語の訛りが強く、年齢が高い方はいざ知らず、若い方でも結構な訛りがあったので聞き取りに少々苦労しました。北京から同行した中国人の同僚に聞いても「聞き取りづらい」と話していたので、外国人の私はなおさらです。

ひと仕事を終え、夕食は青島ビールをいただける飲食店に行きました。

店名は“土豪餐厅”。日本語にすると「成金レストラン」というところでしょうか。一緒にいた中国人の同僚が「みんな“一夜暴富*1を夢みているんですよ」と笑いながら話していました。店名とは裏腹に中身は何てことない、青島ビールと共に海鮮料理などが食べられる普通のレストランです。

さすが海沿いの街だけあって、海鮮が豊富です。

実は青島に到着後、タクシーに乗った際に地元出身だという運転手さんから夕食に何を食べるべきか尋ねたところ「青島に来たら“鲅鱼”を食べるべきだ」と教えてもらっていたのです。“鲅鱼”って何だろうと思っていたのですが、いざ見てみると日本でもよく食べられるサワラでした。

日本語でサワラは漢字で「鰆」と書くように、春が旬の魚です。特に私の地元の岡山では「瀬戸内に春を告げる魚」と言われ、刺身をはじめ、塩焼き、たたきなど様々な方法で食べられます。思わず青島と地元が繋がったような気がして、うれしくなってしまいました。青島でも今が旬だとされているそうで、是非ともいただくことにしました。

入店したら、まずこうして食材があるエリアに行き、店員さんにアレとコレと……と注文します。その際に調理方法も「蒸して」とか「揚げて」などとお願いすると、そのように調理してくれます。牡蠣やイカといった日本でも定番の海鮮から、どう見てもイモムシではないか?と思うものやザリガニなどもあって、いろんな食材が楽しめるのは中国ならではです。

まずは“酥皮蒜香虾”と“香椿炒鸡蛋”。

酥皮蒜香虾”はエビを揚げた料理で、衣がほくほく、身もしっかり詰まっていて、とても食べ応えがありました。“香椿炒鸡蛋”はチャンチンの卵炒め。チャンチンなんて知りませんでしたが、センダン科の落葉高木で、香りが良いので炒め物なんかに合うそうです。

サワラは1匹まるまる揚げられて出てきました。この身の切り方、日本ではあまり見ないというか、中国っぽいですよね。でも味はサワラでした。中国に来てから日本料理店以外で海鮮をいただくことがあまりなかったので、とても美味しくいただきました。

写真を撮るのを忘れたのですが、食事のお供にいただいたのはもちろん青島ビール。小さめのピッチャーに新鮮なビールを注いでくれ、同僚と一緒に飲みました。新鮮なビールに新鮮な海鮮、これぞ青島の醍醐味ですね。

References
*1一夜にして金持ちになること。

電話か、メールか

仕事関係で誰かに連絡しようとしたとき、電話とメール、両方の手段が可能な場合はどちらを取りますか。私の場合、電話にしちゃいます。そちらのほうが手っ取り早いですし、メールのように文章だと説明しにくいこともあるんですよね。

それが人によっては交換した名刺に電話番号をかかず、メールアドレスのみという場合もあります。まあ、確かに電話って「受ける側」のタイミングや事情を考慮していませんから、迷惑だと考える人もいるのかもしれません。メールのほうがいつでもどこでも確認できますし。

数日前、とある会社に連絡をする機会がありました。連絡先は別の会社から教わったのですが、電話番号の記載がなかったのでメールを書いたんです。それが数日経っても返事がない。1日経ち、2日経ち、さすがに3日経ったところで私の仕事にも影響が出てくるので再度メールを書きました。その上で、連絡先を教えてくれたほうの会社にも「返事がないようなのですが」と伝えました。

すると先に返事が返ってきたのは「連絡先を教えてくれたほうの会社」の担当者。曰く、私が連絡した相手は海外出張中なのだそうです。数日後に帰国するから、それまで待ってほしいとのこと。うーん、ちょっとモヤモヤしてしまいました。海外出張なのは分かりますけど、それを他の会社の人に説明させるって、それでいいんですか。それに今日日、海外出張中だからメールの確認はできませんっていうのもねえ。ケータイの電波も入らないような南極やアマゾンの奥地に行っているなら分かりますけど。いや、休暇をもらって海外旅行に行っているとかならむしろいいですけどね、仕事をしているなら私の問い合わせにも応答してほしいと思っちゃうわけです。

だからメールは好きじゃないんだよなあ、と改めて感じてしまいました。ま、私は私で自分の仕事を理由に仕事中の相手に「応答しろ」って言っているわけですから自分勝手ですよね。すみません。でも海外出張中だったとしても私はメールの返事くらい当日中にします(しつこいって)。

帰京

上海・南京の出張を終え、北京に戻る。帰りは高速鉄道。

相変わらず中国の高速鉄道の駅はでかくて、まるで空港並み。しかし画一的というか、個性がないというか、どの駅も同じような見た目だなあ。

「南京南」駅から「北京南」駅まで、約3時間半だった。

長いかなあと思ったけど、座っていれば着くので意外と楽。飛行機はチェックインやら保安検査やら、やることが多いもんね。天気が良くて、窓から田園風景を眺めるのも楽しかった。お昼過ぎには北京に到着。職場に戻り、午後もみっちり働かせていただきましたよ、はい。

南京の街角で

今日から上海・南京に出張。

最初の目的地、上海へは飛行機で。空港は朝から大混雑だった。この国は国内線でも保安検査がえらく細かく、ビジネスバッグなんて3回もX線に通された。もうひとつあったボストンバッグは中身ほぼ全てを取りだして確認されたくらいで、せっかく整理していた荷物がグチャグチャだ。

それからは移動の連続。まず上海の虹橋空港に到着し、そこから1時間半かけて用件のある別の空港、浦東空港に大移動。仕事を済ませたら虹橋空港に1時間半かけて戻るという強行軍。

虹橋空港まで戻って来たら、今度は高速鉄道に乗って約2時間かけ南京に移動。

食事をする時間もろくになく、夕食は上海から南京へ移動する際に高速鉄道の駅で上海名物の焼きショーロンポー(“生煎”)をササッといただいた。上海に到着してから空港間の移動しかしていなかったので、せめてもの「上海気分」。南京に到着したときには午後11時前だった。私もクタクタだったが、同行した中国人スタッフにも体力を使わせてしまって申し訳ない。

ようやくホテルに到着してから、コンビニにビールでも買いに行こうと外に出る。北京から見ればずいぶん南に来たはずだが、気温はそこまで変わらない。ただ空気に若干湿り気を感じるところに北京との違いを感じた。南に来たって感じだ。

ホテルの近くには屋台が。歩道にはテーブルやイスが並び、月曜日だというのに賑わっていた。いいなあ、私が留学していた頃は北京も至る所にこうした屋台があったけど、今はなくなってしまった。

確かに、衛生面で課題が残る。私が留学していた頃でさえ、その羊肉はネズミなんじゃないか、竹串は使い回しなんじゃないか、食材が賞味期限切れなんじゃないか云々言われたものだ。中国の現地メディアでさえ“地沟油*1を使っているんじゃないかと報道していた。けれど現地の庶民生活を垣間見る醍醐味は屋台でしか味わえない。南京はまだ残っているんだなあ。ぜひとも一杯やって帰りたかったとこだけど、明日も早いので今日はホテルの部屋でビール飲んで早く寝るっす。

 

References
*1下水油、ドブ油。
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