労働節の連休で香川県に旅行に行ったという中国人の同僚がお土産を買ってきてくれました。私が就職して最初の勤務地が香川県だったのを知っていて、私だけにわざわざ買ってきてくれたのです。紙袋に入ったお土産をサッと渡してきて「早くしまって!」と(笑)。わあ、うれしい(^^)。
袋を開けると醤油と骨付鶏の素が入っていました。醤油は「やまひら醤油」という小豆島の醤油蔵が作ったものです。骨付鶏は名前の通り、骨が付いた鶏のもも肉で、香川県丸亀市の名物。どちらも香川で慣れ親しんだものです。懐かしいなあ。
私はありがたいことに「人生第2の故郷」と呼べる場所がたくさんあります。本来の故郷は岡山ですが、中学3年間を過ごした東京、大学時代に留学して今も暮らしている中国北京。そして就職したての頃に5年勤めた香川。醤油蔵がたくさんある小豆島は何度も通いました。私の担当する自治体だったんです。そして骨付鶏、丸亀の一鶴(いっかく)で食べた味は忘れられません。あのときにご一緒した方はみんな元気かなあ。
お土産をくれた中国人の同僚は瀬戸内国際芸術祭2025に行ったんだそうです。この芸術祭は瀬戸内海の島々を舞台に3年に1度開かれていて、現代アートの祭典と呼ばれています。私が香川に住んでいた頃からやっていましたが、現代アートはさっぱり分からない人間なので「何が良いのやら」と思っていました(失礼、けれど正直今も思っています)。当時も世界各地から観光客が訪れていましたが、こうして身近なところでも中国からも行く人がいるのを見るにつけ、そんなに魅力があるんだなあと改めて感じさせられます。
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