The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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都市の美容師

中国に住んでいるとごみ箱が多いことに気付きます。日本の街なかってごみ箱を見かけることはほぼないですよね。駅のような建物の中に入るとありますけど。中国は路上にも数十メートルおきにごみ箱が設置してあります。で、設置されているからにはごみを回収する人がいます。

ごみを回収して回る職業は“环卫工人”(環衛工人)と言います。訳すと「清掃作業員」といったところでしょうか。大体オレンジ色の服を着ていて、ごみの回収以外に路上の清掃もします。街をきれいにしてくれるので「都市の美容師」とか「道路の天使」という呼び方もあるんだとか。

華々しい呼称に比べて、その労働環境は過酷です。中国版Wikipediaの「百度百科」によると1日の労働時間は10時間以上。朝は午前4時に始まり、午後5時まで働くんだそうです。想像つくかと思いますが給料も決して高くありません。北京や上海のような大都市なら3000元から4000元(約6万6000円~約9万円)ですが、地方の小さな都市になると1000元から2000元(約2万2000円~約4万4000円)になるそうです。こうした清掃作業員が中国全国に200万人余りいるんだとか。

北京みたいな物価の高い都市でどうやって暮らしているんだろうと思っちゃいます。あとは熱中症。ここ最近、北京も猛暑が続いています。日本みたいに国民皆保険ではない中国、彼らにとって治療費だって安くないはず。いや、本当全くの余計なお世話なんですけどね。

単身の海外駐在員

今日、娘の夢を見ました。

娘は桜の木の下に立っていました。現実の娘はやっと首が据わったところですが、夢の中の娘は立っていました。今も持っている赤色のボーダーの服をワンピースのように着ていて、白い帽子をかぶっていました。そうだなあ、2歳くらいだったかもしれません。私は娘を見て「お父さんと離れ離れの間に立てるようにまでなっちゃったの」と思っていたら、娘は「この人は誰だろう」という顔で私をじーっと見つめ、そのまま走って行ってしまいました。

そこで私は目が覚め、アア自分は単身で中国にいるんだったと気付きました。時間は朝の6時前くらいだったかなあ、もう窓の外は明るくなっていました。たかが夢なんですが、今日は朝から娘の「この人は誰だろう」という見つめる顔が忘れられませんでした。

今、私は妻と娘と離れて単身で中国にいます。その理由は先日ブログにも書いたとおりです。

今年上半期に起きた出来事
すっかりブログがご無沙汰になっていました。この数か月の間、本当にいろいろ相次いでバタバタ。ざっくり言うと、3つの大きな出来事がありました。ひとつめは言わずもがな、娘の誕生。娘が生まれてからの生活はまさに「180度変わった」という表現がぴったしでした。家の中が以前とまるで変わり、娘が生まれる前を思い出すと他人の家のようです。自分に使える時間はほぼ皆無になってしまいましたが、それでも娘が日々大きくなっていく様子を近くで見ていられるのは親になった醍醐味だと思います。ふたつめは妻の病気。妻がガンになって...

最後に会ったのは5月下旬ですから、まだ離れ離れになって1か月ちょっと。ですが娘の成長は早いですね。首も据わり、もうすぐ寝返りもしちゃうそうとのこと(7月4日追記:ついに寝返りもしたそうです)。できることがどんどん増えてうれしいと思うと同時に、そんなに早く大きくならなくてもいいのに……と思ってしまう自分もいます。離れ離れだとなおさら。

妻が娘の写真をよく送ってくれます。ありがたいですねえ、海を隔てたところにいながらリアルタイムに娘の姿が見られるんだもの。技術の進歩には感謝です。ひと昔前に単身で海外に駐在していた人たちはどうしていたんでしょう。高額な国際電話で日本の家族と電話していたんでしょうか。でも声しか伝わらない。ビデオカメラで撮影した映像をテープなんかにして郵送していたんでしょうか。

妻が教えてくれたんですが、ケツメイシが今年1月に海外駐在員のことを歌った歌をリリースしたんですよね。曲名はずばり「海外駐在員への唄」。

海外で働く駐在員たちを応援する歌詞で、ミュージックビデオではお笑いコンビ「ザ・マミィ」の2人がサバ缶を売る日本企業の駐在員に扮し、フィリピンで前向きに頑張る姿を演じています。

かつて単身で駐在していた人は家族と頻繁に連絡も取れない中、慣れない異国で頑張っていたんでしょうね。私にとって中国は留学していた国で多少慣れていますし、オンラインで妻や娘といつでもやりとりできます。まだ幸せかもしれません。このケツメイシの曲を聴いていると自分が応援されているというよりも、同じように駐在で頑張っている人たちに届けたいと感じました。

アフリカンジョーク

今日、職場近くのセブンイレブンにアイスコーヒーを買いに行きました。レジに並ぶと私の前に3人ほど外国人*1の女性がいらっしゃいました。黒人の方で、言葉は分からないですが服装から見るにアフリカかな。飲み物や菓子など大量買いしていました。

私の順番になってアイスコーヒーを注文し、レジの方に作ってもらう間に待っていると、外国人の方のうち1人が私に”Do you speak English?”(英語は話せますか)と聞いて来ました。なので”a little bit”(少しだけなら)と答えると、案の定、びっくりするようなスピードで英語を話されてしまいました。ただ意味は何となく聞き取れ、100元を現金で私に渡すので、代わりにスマートフォンの決済アプリで100元を送金してくれないかと言っているのでした。

中国では「Alipay」(“支付宝”)と「WeChat Pay」(“微信支付”)というスマートフォンの決済アプリが使われています。どちらも日本の「Paypay」みたいにQRコードを使って支払いをする仕組みです。今はクレジットカードに紐付けられるようですが、残高にチャージをするには基本的に中国国内の銀行口座が必要です。日本の「Paypay」も同じですよね*2。だから中国に短期滞在しているような外国人は口座を持っておらず、チャージができないのです。だから私に現金を渡して送金してもらおうということですね。

一昔前の中国なら「こやつ、100元の偽札を掴まそうとしているのでは」と思っちゃうところです。けれど中国はここ最近のキャッシュレス決済の普及で、そもそも偽札が圧倒的に減りました。加えて、私がアイスコーヒーを買おうとしたセブンイレブンは外国の大使館が建ち並ぶエリア。おそらく私に助けを求めてきた外国人の方も、どこかの国の外交官(か、その配偶者の方)でしょう。気持ち良く送金してさしあげることにしました。

すると大変喜ばれて「ありがとう、あなたのおかげで助かったわ。あなたの今日がよい1日になりますように」なんて、ずいぶんなメッセージをいただきました。気恥ずかしくなっちゃって「いえいえ」なんて立ち去ろうとすると、もう2人いた別の外国人の女性が「じゃあさ、私にも100元を送金してよ。渡せる現金はないけど」と言ってきます。私が「?」という顔をすると、その方たちは「冗談よ、ありがとうね」とガハハと笑いました。うーん、これはアフリカンジョークってやつ?うまく反応できなかった私はおもしろくないアジア人だと思われちゃったかもしれません(^^;)。

References
*1……という日本人の私も中国では外国人なんですけど。
*2Paypayカードなら残高にチャージできるようですが。

海鮮を求めて京深海鮮市場へ

今日は北京最大の海鮮市場「京深海鮮市場」に行きました。

北京に暮らしていて残念なのは海鮮が手軽に手に入らないことです。日本はさすが島国で、大体のスーパーに海鮮は並んでいますよね。北京のスーパーに行くと、まあ無いことはないんですが、種類は少ないし何より値段が高い。私は肉より魚のほうが好きなので結構寂しいです。日本にいた頃はスーパーの商品が半額になる時間を見計らって、よく晩酌のあてに刺身を買っていたなあ。

妻が北京在住の日本人の方が書いているブログでこの海鮮市場を書いている記事を見つけ「魚好きなんだし行ってみたら」と進めてくれました。この市場、中心部から見るとやや南寄りで結構遠い……のですが、聞くと北京の日本料理店もここで仕入れをするくらいの規模だそう。物見遊山だと思い、行ってみることにしました。

地下鉄10号線の石榴荘駅から徒歩10分くらいで着きました。中に入ると結構広くて、10万平方メートルあるんだそうです。かつての築地市場が23万平方メートルだそうで、その半分くらいの規模ということでしょうか。

いわゆる市場です。業者向け?みたいな感じで、私みたいな個人がのこのこやってきて相手をしてもらえるのかしらん……

建物の中に入ると、こうして水槽がたくさん並んでいます。

魚、エビ、カニ、貝、何でもあって確かに種類は豊富です。このあたりの海鮮は量り売りなので、中国語がある程度できないと店員とのやり取りは難しいかもしれません。それぞれ単価が決まっていて、次に重さを量ってもらい、何グラムだからいくら……と売買されます。中国では日本と違う重さの単位が使われることがあり、加えてこういう市場で働く方は中国語が訛っていることも多く、難易度が高いんですよね。

帰宅してから知ったのですが、ここ「京深海鮮市場」は客をだまそうとする店もあるとのこと。素人は秤の読み方が分からないのをいいことに細工を仕掛けたり、重さを量るときに氷を入れてかさ増ししたりといった話があるそうです。

それでも値札を見ると、良心的な値段だと思います。大量買いしたいところですが家まで持って帰る手間を考えると、ちょっと尻込みしちゃいますね。

もっとすごい賑わいかと思ったら結構静かです。私が午後に行ったからかな。午前中、それも早い時間だともっと賑わっているのかもしれません。気だるい雰囲気が漂い、店員さんたちが暇そうにスマートフォンをつついていました。ちなみにこの建物の3階にはレストランがあって、ここの水槽で買った海鮮を持って行くとその場で調理してくれるんだそうです。

市場にはこうした小さい店もたくさんあって、こちらでは加工された海鮮が売られています。加工というのは、生ではなく冷凍された海鮮などです。おそらく相当な数の日本料理店がこの市場に頼っているようで「日本食材」を謳った店がたくさんありました。中に入ると冷凍マグロ、冷凍アジ、あとは明太子といった日本ではおなじみ、けれど中国料理ではあまり食べられない海鮮が売っていました。みりんや本だしといった日本の調味料がビッグサイズで売っていて、こちらは業務用なんでしょうね。

冷凍アジが1尾13元(約280円)だったので3尾買っちゃいました。市内のスーパー価格と比べれば相当安いと思います。あと納豆も3パック1つで7元(約160円)。中国産だったので味はどうか分かりませんが、これもスーパーで売っている日本産納豆に比べると安いです。

この日の晩酌です。市場で買ったサーモンの刺身はこれだけの量が入って75元(約1600円)でした。おそらく日本料理店で75元だとせいぜい6切れくらいじゃないかしらん。新鮮だし、日本の基準から言ってもお得なんじゃないかと思います。とても今日だけじゃ食べきれないので、明日はサーモン丼でも作ろうかと思います。

飲兵衛とハンバーガー

今日は土曜日ですが休日当番だったので仕事。退勤の際に職場に出て来ていた先輩から夕食に誘われたため、ご一緒しました。

こういうときに何を食べに行くか、お酒を飲む人かどうかで全然変わってきますよね。私は自他ともに認める「飲兵衛」なので、まず居酒屋になると思います(笑)。ただ今日誘ってくれた先輩はお酒を飲まない方なので職場近くのハンバーガーを食べに行くことになりました。

建国門にある“街旁”というハンバーガーショップに行きました。“街旁”は「わき道」という意味で、英語の店名は「サイドストリート」というようです。好きなアボカドがたっぷり入ったハンバーガーを注文。びっくりするような大きさのハンバーガーが出てきました。これで78元(約1700円)、まあまあの値段です。とてもかぶりつけないのでナイフで半分に切っていただきました。

ハンバーガーなんて久しぶり。パテが分厚く、ジューシーでおいしいです。しかし、夜にハンバーガーを食べるなんて飲兵衛には思いつかないことです。だってハンバーガーなんて食べちゃうとお腹いっぱいになってお酒が飲めないもの!なんて考える私は、やはり飲兵衛なんですね。

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