The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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新しいパスポートをゲット

先日手続きしたパスポートの更新が完了し、朝から日本大使館に受け取りに行ってきました。

パスポートの顔写真面に「発行官庁」という項目があります。古いパスポートは”MINISTRY OF FOREIGN AFFAIRS”(外務省)でしたが、新しいものは”EMBASSY OF JAPAN IN THE PEOPLE’S REPUBLIC OF CHINA”(在中華人民共和国日本国大使館)となっていました。何だか、ちょっぴりレア感がありますね。これから10年間、どうぞよろしくお願いします。

さて、パスポートの更新が完了したこれからが大変です。なぜなら中国国内の居留許可*1や銀行口座などさまざまな登録情報がパスポートと紐付いているので、今回そうした情報も合わせて更新しないといけないのです。パスポート番号が変わっちゃっていますからね。

クレジットカードの番号が更新後も変わらないようにパスポート番号も変わらないようにしてくれたらありがたいんですけどね。そうできない事情があるのでしょうか。ここ数週間は手続きなどに忙しくなりそうです。

References
*1中国国内に外国人が住んでも良いことを示す、現地の公安局が出している許可のことです。

パスポート更新

私のパスポートが来年1月に切れることもあり、日本大使館に更新に行ってきました。

現在のパスポートは2014年に作ったものです。当時は就職1年目で、香川県で働いている頃でした。高松市のパスポートセンターに行って申請したなあ。確か台湾旅行を控えていたんです。あれから10年が経つんですねえ、感慨深い。厳密には来年1月で10年ですけど。

いざ大使館に行くと……だ~れもいません。窓口に行ってチャイムを押すと中国人スタッフの方が出てきて必要書類をササッと確認し「あさっての午前9時にはできあがります」と言われて終了。ええ~、こんなに早いの?日本国内だとずいぶん待たされる印象がありますが。

中国ではコロナ禍の間に禁止されていた日本への団体旅行も解禁され、大使館はビザの取得希望者でごった返しているかと思いましたが、よくよく考えると日本ビザの取得は旅行会社が一括申請するんですよね。ましてや私が訪れたのは日本人向けのサービスを提供するところ。だったら普段からこのくらい静かなのかもしれません。

しかし日本大使館は完全に「日本」ですねえ。治外法権とかそういうことが言いたいわけではなく、建物の「雰囲気」が日本なのです。あと建物に入った途端に香る「におい」も日本。日本のどこか地方の役所か公民館にいるような気分になります。逆に東京の中国大使館でも同じことを感じたことを覚えています。いざ入ると「建物」の「雰囲気」やにおいが中国なんですよね。

おそらく部屋の備品も日本から直接持ってきているものだと思います。加えて「令和5年」とか日本語のポスターが貼ってあるので、すっかり日本に帰ってきた気分です。

中国の建物って(大変失礼ながら)詰めの甘い作りが多いんですよね。表は立派な作りなのに、中に入ると壁が剥がれていたり、工事中かと思っちゃう箇所が至る所にあったり。その点、日本大使館は「一歩足を踏み入れた瞬間」に、ああ!ここは日本だ!と感じます。

あと、これ。単なる消火栓ですけど、よくよく見たら日本語が書いてあります。この消火栓1つにしたって、日本から持って来たということですよね。エレベーターも日本製でした。非常ボタンのところに書いてある説明書きが日本語でしたし*1、アナウンスが「……2階です」と日本語だったんだもの(^^;)。あとはトイレ。いやあ、中国のトイレはひどいですけど(おっと、失礼)さすが日本大使館のトイレはきれいでした。

日本だと何でもない景色ですが、中国にいながらして「日本」を見つけると新鮮な気分になりますね。日本大使館は来る度に「日本に帰国した気分」を味わえるので楽しいです。

References
*1「非常時押しつづけると外部に連絡できます」って書いてある、アレです。

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