The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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帰京

上海・南京の出張を終え、北京に戻る。帰りは高速鉄道。

相変わらず中国の高速鉄道の駅はでかくて、まるで空港並み。しかし画一的というか、個性がないというか、どの駅も同じような見た目だなあ。

「南京南」駅から「北京南」駅まで、約3時間半だった。

長いかなあと思ったけど、座っていれば着くので意外と楽。飛行機はチェックインやら保安検査やら、やることが多いもんね。天気が良くて、窓から田園風景を眺めるのも楽しかった。お昼過ぎには北京に到着。職場に戻り、午後もみっちり働かせていただきましたよ、はい。

皮肚麺

南京出張の2日目。

例によって朝から夜まで大忙しだった。せっかく南京に来たのに、南京らしいものは何も見ていない。せめて、と昼食は南京名物の「皮肚麺」をいただいた。

やってきたのは“张府园大碗皮肚面”。ひっきりなしに客が訪れ、人気店なのがすぐに分かった。

注文したのは“特色皮肚三鲜面”。皮肚というのは、豚の皮を煮た後、乾燥させて油で揚げたもの。見た目は油揚げや麩のようだが、実際に食べるとサクサク、パリパリらしい。「らしい」というのは、麺の上に乗ってくるとスープを吸って柔らかくなっているからだ。とてもおいしかった。ただ少々脂っこいので、食べ終わる頃には少々胸がむかむかしてしまった。

南京の街角で

今日から上海・南京に出張。

最初の目的地、上海へは飛行機で。空港は朝から大混雑だった。この国は国内線でも保安検査がえらく細かく、ビジネスバッグなんて3回もX線に通された。もうひとつあったボストンバッグは中身ほぼ全てを取りだして確認されたくらいで、せっかく整理していた荷物がグチャグチャだ。

それからは移動の連続。まず上海の虹橋空港に到着し、そこから1時間半かけて用件のある別の空港、浦東空港に大移動。仕事を済ませたら虹橋空港に1時間半かけて戻るという強行軍。

虹橋空港まで戻って来たら、今度は高速鉄道に乗って約2時間かけ南京に移動。

食事をする時間もろくになく、夕食は上海から南京へ移動する際に高速鉄道の駅で上海名物の焼きショーロンポー(“生煎”)をササッといただいた。上海に到着してから空港間の移動しかしていなかったので、せめてもの「上海気分」。南京に到着したときには午後11時前だった。私もクタクタだったが、同行した中国人スタッフにも体力を使わせてしまって申し訳ない。

ようやくホテルに到着してから、コンビニにビールでも買いに行こうと外に出る。北京から見ればずいぶん南に来たはずだが、気温はそこまで変わらない。ただ空気に若干湿り気を感じるところに北京との違いを感じた。南に来たって感じだ。

ホテルの近くには屋台が。歩道にはテーブルやイスが並び、月曜日だというのに賑わっていた。いいなあ、私が留学していた頃は北京も至る所にこうした屋台があったけど、今はなくなってしまった。

確かに、衛生面で課題が残る。私が留学していた頃でさえ、その羊肉はネズミなんじゃないか、竹串は使い回しなんじゃないか、食材が賞味期限切れなんじゃないか云々言われたものだ。中国の現地メディアでさえ“地沟油*1を使っているんじゃないかと報道していた。けれど現地の庶民生活を垣間見る醍醐味は屋台でしか味わえない。南京はまだ残っているんだなあ。ぜひとも一杯やって帰りたかったとこだけど、明日も早いので今日はホテルの部屋でビール飲んで早く寝るっす。

 

References
*1下水油、ドブ油。

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