The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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歩いて出勤

今日は遅番だったのでゆっくり出勤しました。とても良い陽気だったので、いつも降りる会社の最寄り駅「建国門」のひとつ前「朝陽門」で下車し、歩いて会社に行きました。

朝陽門と聞くと、多くの人が「朝陽門という門があるところ」と思われるでしょう。かつて存在しましたが1958年に取り壊され、今は地名に残るのみです。オフィスや商業施設が建ち並び、中国の外務省(中国語で「中国外交部」と言います)もここにあります。

中国ではどの道にも名前があります。なんとか街とか、なんとか路といった具合です。この写真の場合、中国外交部の南を走る道なので「外交部南街」と名前が付いています。

中国では片側4車線もありそうな大きな道から、住宅と住宅の間を縫うように通る細い道まで、ほぼ全ての道に名前があります。なので北京でタクシーに乗るときは「○○路と○○路の交差点」と指定することが多いです。もっとも最近は配車アプリを使ったライドシェアが普及したので運転手に直接行き先を伝える機会はめっきり減りましたけど。

日本では再び寒波が再来しているようですが、北京はマシな気温が続いています。日中の最高気温は5、6度くらいまでしか上がりませんが、もっと寒かった時期を思い出すと大分暖かくなりました。私は運動音痴な人間ですが、歩く分には全く苦を感じないタチで、暖かくなるとこうして散歩をしたくなります。

1杯2000円のコーヒー

風の強い日でしたが、家族3人で散歩。自宅から40分ほど歩いて東城区にある隆福寺に行きました。600年近く前に作られた由緒正しい寺だそうですが、今は寺そのものよりオシャレスポットとしてリニューアルされた寺周辺のエリアのほうが人気なんだそうです。確かに雰囲気の良いカフェやバーが集まっていました。

休憩しようと入った喫茶店「SIPHON HOUSE」、中国語では“虹吸*1咖啡店”です。

メニューを見ると商品名には“梵高”(ゴッホ)や“毕卡索”(ピカソ)、それに“爱因斯坦”(アインシュタイン)や“海明威”(ヘミングウェイ)といった人物名。な、なに?思わず店員さんに「どういう意味ですか」と聞いたら、世界各地の珈琲豆に歴史上の偉人の名前を付けて楽しんでもらおうという企画であるよし。分かったようで分かりませんが、とりあえず私は「アインシュタイン」のコーヒーを注文することにしました。

妻は烏龍茶を注文しました。茶葉は2煎できるとのことで、店員さんが「2煎目が飲みたくなったらお申し付けください」と言ってくれました。実質2杯楽しめるということで、私もおこぼれにあずかって少しいただきました(^^)。1つ注文した抹茶のロールケーキは半分こしていただきました。

で、結構時間がかかってやって来た「アインシュタイン」。ひと口いただくと、強い酸味がありました。あとから調べると、グアテマラとホンジュラスの豆をブレンドしたんだそうです。グアテマラは確かにフルーティーな酸味が特徴。私はあまり酸味の強いコーヒーは好きではないので、ちょっと失敗だったかもしれません。

ちなみにこのコーヒー1杯で98元、日本円にしたら約2100円です。正直、入店後にメニューを見て妻と震え上がりました。店を出ようかとも一瞬迷ったのですが、店員さんの説明を受けていると出るに出られなくなり(^^;)。

私が十数年前に北京に留学していた頃は(ここのブログには何度も書いていますが)今ほどコーヒーが飲まれていませんでした。それが今では人々が98元を払ってコーヒーを飲むようになったんですからねえ……何だか感慨深いものがあります。

References
*1虹吸”は中国語でサイフォンのことです。

前向き抱っこデビュー

週末のパパクッキング、今日は岡山のご当地グルメ「えびめし」を作りました。

先月にも「えびめし」を作りましたが、そのときの素が残っていたので。ただ私と妻の2人分を作るには足りず、ウスターソースや醤油を加えてみました。ちょうどプリプリの大きなえびがあったので、そちらも投入。錦糸卵を作って最後に載っければできあがりです。ちょっぴり甘めになってしまったかもしれませんが、まあ、良いでしょう。

午後も自宅でゆっくりしていたのですが、夕方から散歩を兼ねて娘を連れて妻と3人で出かけました。向かったのは東大橋の蔦屋書店。自宅から徒歩1時間近くかかりましたが、最近は気温も今までのように高くないので歩いていて気持ちよかったです。娘は抱っこ紐で連れて行ったんですが、今日初めて「前向き抱き」デビューしてみました。

対面抱きだと基本的に親の胸しか見えないので、娘はしばらくすると大体寝ていました。けれど前向き抱きだと視界にもいろんなものが入ってくるので興味津々のよう。本当キョロキョロするので私もうれしくなり、体をひねってはいろんなものが見せてあげました。

前向き抱きをめぐっては長時間やりすぎると子どもの股関節に影響するとか、刺激が強すぎる、親とのアイコンタクトが取れないといったデメリットも指摘されているようです。けれど時間に気をつければ、ずいぶん便利だなーと思いました。この前行った水族館とか、ああいう時に前向き抱っこなら娘にいろいろ見せてあげられただろうなあと思いました。

人生の2周目
妻と娘を連れて3人で北京市内の水族館「北京海洋館」に行きました。北京動物園の敷地内にあり、北京市内の水族館の中では最も大きいんだとか。水族館だけ行ければいいと思っていたのですが、北京動物園の一施設という位置づけのため「動物園+水族館」のセット料金でチケットを買わなければいけませんでした。娘は無料でしたが大人は1人175元(約3600円)、結構お高いです。ちなみに去年行った北京市内にある別の水族館「富国海底世界」は1人150元(約3000円)。どちらも高いですねー、北京は海に臨む港湾都市ではないので水族館の運営...

このとき水族館では娘をずっと抱っこしていたので、途中には私も妻も腕が疲れちゃいました。あと気温も高かったので、体温の高い娘を抱いていると親も子も汗ダラダラになっちゃって。かと言ってベビーカーに乗せると娘は嫌がっちゃうし、本当に大変でした。娘もクタクタで悪いことしちゃったなあ。このときに前向き抱っこを知っていたならと思うばかりです。

蔦屋書店にはカフェも併設されているのでアイスコーヒーを飲んで休憩しました。さすがに片道1時間近い距離を娘を抱いて戻る元気は無かったので、帰りは車を使いました。

家族で近所散歩

今日は日曜日、とはいえ日中は暑いので家の中でゴソゴソしていました。

夕方になって妻が娘を連れて散歩に行くというので、私も一緒に外に出ました。生暖かい感じはあるものの、7月のジリジリ肌が焼けそうな暑さではなくなっています。あまり長くウロウロすると娘の風呂や就寝の時間にも影響してくるので家の周辺をちょこっと歩いて帰ることにしました。

0歳児の娘は歩けないので抱っこ紐を使います。最近ベビーカーだとじっとしてくれなくなりましたが、抱っこ紐だとおとなしいので助かります。東直門から亮馬河まで向かい、川沿いをのんびり散策しました。涼しげな雰囲気を味わえたらいいなと思ったのですが、歩いているとジワジワ汗が出て来ます。ところどころ水草が生い茂ったところがあり、何だか蚊が発生しそうだとも思っちゃいました。娘が肌を露出していたこともあり、気にしながら散歩しました。日本に一時帰国したときに虫除けスプレーを買わなきゃ。

それにしても北京の道はどこもデコボコしています。近所の歩道、ブロックが全部剥がされて「未舗装状態」になっていました。北京って年に数回、こうしてブロックを敷き詰めなおすんですよね。日本人からすると「そんな頻繁に!?」と思っちゃいますが、まあ、これも業者に「仕事を作り出してあげる」ため。そんなわけで、北京はどこもかしこも万年工事中です。娘を抱っこ紐で抱いていると足元が見えづらくなるので、こけないようにしないといけません。

夕方に北京散歩

今日の北京も暑かったー、おそらく35度を超えたんじゃないかな。外に出るなという意味なのだと思って昼間は家にこもり、たまっていた洗濯物などを済ませました。

ただ夕方くらいになるとソワソワしてきちゃうんですよね。外に出ていないということは一日全く歩いていないわけで、ものすごく体に悪いことをしている気分になってくるのです。今の北京は午後6時くらいならまだ明るいので、カメラを持って少し散歩することにしました。

夕方になったとはいえ、まだモワッとした蒸し暑さを感じます。そんな天気もあって自宅の近所には腹を出した「北京ビキニ」のおっちゃん、中国語では“膀爷”と言います。ほかにもオレンジ色の服を着た“环卫工人”(清掃作業員)も。みんな廃品回収みたいな作業をしていました。こんなに暑いのにお疲れさまです。

こちらのおばあちゃん、顔が真っ黒に日焼けしていました。地方から出て来た方なのかな、何かがたくさん入った袋を台車に載せて運んでいました。

あら、ここにも“膀爷”のおっちゃん。確か地下鉄5号線の「張自忠路」駅の入り口で撮った写真です。結構人の行き来が多い場所でしたが人目を憚らず上半身裸でベンチに寝転がってくつろいでいます。中国らしい風景ですね。

ちょっと散歩するつもりでしたが、北京ウォッチングをしながら歩いていると「王府井」(ワンフーチン)にまで来てしまいました。歩き始めた地点から距離にして約6キロメートル、歩数は1万歩超え。これだけ歩けば少しは運動になったかな。

こちらは王府井にある「北京市百貨大楼」というデパートです。ライトアップされてきれいでした。確か午後7時半過ぎでしたが、王府井はそれでも大勢の観光客で賑わっていました。子どもたちが夏休みに入っているので地方から観光に来た人たちが多いのかもしれません。

こちらは王府井書店。私は高校生のときに初めて北京を訪れましたが、ここで書籍をたくさん買ったことを思い出します。

さすがに自宅まで徒歩で戻る元気はなかったので、王府井から地下鉄で帰ることにしました。いざホームに入ると、いつも電車の時刻表が表示されているモニターに見慣れぬ文字が。

7月20日至21日,北京最高气温将超过35℃,请各位乘客加强防护,如您在车站或乘车时突感身体不适,可及时联系工作人员寻求帮助。

7月20日から21日にかけて、北京では最高気温が35℃を超える見込みです。乗客の皆さまには、熱中症対策をしっかり行うようお願い申し上げます。駅や車内で体調が優れないと感じた場合は速やかに係員にお知らせいただき、助けを求めてください。

やはり35度を超えていたのかもしれません。こんな案内を出して注意を呼びかけるくらいですから、ひどい暑さだったんですね。夕方まで待って出てきたのは正解だったかもしれません。

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