The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

投稿者: ぼぼよる (40ページ目 (243ページ中))

住んでみなきゃ分かりません

職場の上司の自宅にお誘いいただいて新年会。中国では今日からすでに仕事始めですが、日本では正月三が日真っ只中ということで。

私の上司の家は北京の「国貿」(こくぼう/グオマオ)というビジネスエリアのど真ん中にあります。オフィスビルなんかが多くて仕事で人と会うときくらいしか来る機会がないんですが、夜に来るとギラギラ度がすごいですねえ。

実は私も北京に来たばかりの頃、ここ国貿エリアのマンションも検討しました。家賃が高かったので断念したんですが、こうして改めて来るとオシャレですねえ。近所には高級ブランド店が建ち並び、ハイソな雰囲気がぷんぷん漂っています。

ただ上司に言わせると「もう一度選べるなら国貿には住まない」とのこと。高級ブランド店ばかりがあっても日々の生活には何の助けにもならないと言うのです。確かに、私の住むマンション近くは良くも悪くも雑多な「庶民的雰囲気」ですが飲食店は揃っていますしスーパーもあるので買い物にも困りません。いざ生活するとどんなものかは住んでからしか見えないのかもしれませんね。

2024年(令和6年)謹賀新年

2024年、令和6年になりました。あけましておめでとうございます。

去年に引き続き中国・北京で迎える元日です。とは言え、旧暦の正月を重視する中国ではあまり特別感のない新年。大晦日に引き続き、元日の今日も日中は自宅でゆっくり過ごしていたのですが、妻が「元日の北京の雰囲気を見てみたい」と言うので、夕方頃から(と言っても暗くなりかけていましたが)近所をぷらぷら散歩しました。

案の定ですがお祝いムードは皆無。近所の小区*1の入口(門)に“欢度元旦”(元旦を楽しく過ごそう)という貼り紙がしてあったくらいです。

寒いのは寒い……ですが12月に寒波が来た時を思うとマシなほう。なんせ、あのときは氷点下十数度って気温でしたから。

北京のグルメストリート「簋街」まで歩いてくると、多少新年っぽい飾り付けがありました。“红运龙龙,烟火年年”と掲げてあります。いずれも辰年にかけてめでたい言葉を並べたものです。壁の前にある“吉祥物*2と写真を撮る人たちもいて、ここでは新年らしい雰囲気が味わえました。

夕食はキムチ鍋とポテトサラダをいただきました。どういう組み合わせ?とお感じになるかもしれませんが、私にとって元日はこれが定番。いつも1月1日の元日には祖父母宅にみんなで集まり、おせち、がめ煮*3、刺身、キムチ鍋、ポテトサラダをつつくのが恒例なんです。おせちやがめ煮は良いとしてキムチ鍋とポテトサラダが浮いているように見えるかもしれませんが、これがメニューに入っている理由は単に「私の好物だから」です(^^;)。

キムチ鍋やポテトサラダの具材は昨日イトーヨーカドーで購入していました。写真で分かるかと思いますが、豚肉が「焼肉かっ!」と突っ込みたくなるような厚さ。中国って日本のしゃぶしゃぶ肉みたいな薄切りが売っていないんですよね。

ポテトサラダは私のお手製、レシピは祖母直伝です。今年も日本では弟も帰省して祖父母宅で賑やかにやったみたいですが、中国にいる私は去年に引き続き不参加。けれど今年は妻、そしてお腹の娘と一緒に中国でキムチ鍋、ポテトサラダを食べられるので寂しくありませんね。

改めまして、皆様今年もどうぞよろしくお願い致します。

References
*1日本でいう団地みたいな住宅が集まっている場所のことです。
*2中国語で「マスコットキャラクター」とか「ゆるキャラ」を指す言葉。
*3筑前煮のことです。祖父母は九州出身で、祖母が正月にいつも出してくれます。

おおつごもり

今日で2023年も終わり。日中はゆっくり過ごし、夕方から買い出しで亜運村にあるイトーヨーカドーに行きました。

入り口を入ると“喜运兴龍”と書かれた大きな看板。来年は辰年ですね。中国語で龍は簡体字で“”と書きますが、わざわざ繁体字で“”と書いています。でも、分かります。だって“”と書いた方がかっこいいもの。今の中国で繁体字が再び簡体字に取って代わることはないと思いますが、こういうデザインを重視する看板なんかに繁体字が登場するのは興味深いです。

夜はベタですが、NHK紅白歌合戦を見ながら過ごしました。今年はジャニーズのグループが出場しない代わりに韓国のアイドルグループが多かったのかな。個人的には演歌の大御所が少ないのは寂しいです。流行りのJ-POPの合間に演歌の定番が流れてこそ、レコード大賞などと違って紅白だなあという感じがするんですけど。

紅白歌合戦が終わると「ゆく年くる年」。一瞬にしてNHKホールのガヤガヤした喧噪が消えて「ゴーン」と鐘のなる演出は、これもまた年末テレビの風物詩ですね。番組の中で日本は新年を迎えますが、中国は時差の関係でまだ31日23時です。ということで中国で2023年のうちに年越しそば。そばとかき揚げはイトーヨーカドーで買ったものです。

今年は中国で妻と一緒に住みだし、新しい命も我が家にやって来てくれた1年でした。無事に2023年を終えられるのは見守ってくれる皆様のおかげです。今年もお世話になりました、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

仕事納め

今日は12月30日、日本ではすでに多くの人が年末年始の休みに入っているようです。

中国は旧暦の正月を祝う文化が残っているので新暦の年末年始はあっさり過ごしますが、それでも一応3連休ということで12月30日、31日、元日の1月1日はお休みになります。すると30日の今日は中国でも休み……なはずなんですけど、私は休日当番だったので出勤。オフィスで悠々とたまっている仕事を片付けようと思っていると、上司や先輩が続々出勤してきます(^^;)。確かに年末年始と言ったって中国では「ただの3連休」。1月2日から社会は通常通り動きますから休んでばかりもいられない、というところです。

とは言え、私も今日で(一応)仕事納め。大晦日と元日は家でゆっくりするとして、仕事を終えてから今年最後の外食に行きました。

麦子店の渋谷横丁にある「三文亭」という和食店。中国語で“三文鱼”とはサーモンのことですが、果たしてサーモンを使った料理をメインに提供する店でした。それ以外にも海鮮の料理が充実していて、これは北京では珍しい。カウンターの中の板さんは日本人のようでしたが、出てくる料理はどれもきちんとした和食でした(よく中国にありがちな『なんちゃって和食』ではなく)。

中国では1月2日から通常通りなので明日(12月31日)と明後日(1月1日)の短い年末年始ですが、ゆっくり過ごしたいと思います。

長沙日帰り出張

出張で湖南省長沙に行きました。いろいろ事情があって日帰りです。

長沙に来たからには本場の湖南料理をいただきたかったのですが、日帰りなこともあってゆっくり食事をする時間もありませんでした。結局、道ばたにあった食堂。けれど一応、湖南名物の「鹵粉」がいただける店です。

湖南料理といえば辛いのが特徴ですが、食事の後に仕事を控えていたので汗ダラダラになるわけにはいかず辛くないものをチョイスしました。あっさりとした味でおいしかったです。

長距離の日帰り出張は体にこたえます。北京と長沙の距離は日本でいうと東京と沖縄くらい。まだ空が暗い早朝に北京の空港を出発し、帰宅したのは午後11時前でした。日本は昨日で仕事納めなんですか?こういうときに中国で働いているとちょっぴり悲しい気持ちになります(^^;)。

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