仕事が終わってから、高松勤務時代の上司・先輩と食事。新型コロナウイルスの新規感染者が増えていることを受けて、当初の予定より大幅にメンバーを減らして開催した。私の壮行会という体だったのでお勘定は上司・先輩が支払ってくれた。最近、壮行会・送別会続きだが、送られる私は全然支払っていない。ここまで続くと何だか申し訳ないような。
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きのうは祖父の85歳の誕生日だったのでお祝いの連絡を「しようしよう」と覚えていたのに、バタバタしていてすっかりできなかった。
きょうになって改めて連絡をする。どうやって連絡するかと言うと、これが実はLINE。祖父母は2人とも80代だが、スマートフォン……それもiPhoneを持っている。持っているというより、最初は無理やり持たせたのだが(笑)今では2人とも普通に使っている。最初の設定さえこちらでしてあげれば今や意外と使いこなしていて、こちらが驚かされるくらいだ。
LINEで私・祖父・祖母のグループを作り、3人でのビデオ通話に挑戦してみた。1対1のビデオ通話は経験があるものの、グループでのビデオ通話は初めての試み。
最初こそ戸惑っていたが、それも5分ちょっと。画面上に3人の顔がそれぞれ映し出され*1まるでリモート会議。祖父は最近耳が遠いのでイヤホンで参加したのだが、これがまた音がよく聞こえるようで、普通に会話するよりスムーズなくらい。
祖父母にスマートフォンを持ってもらったのは、こうして離ればなれでも会話が出来ることを教えてあげたかったというのも理由の1つ。だって私が中国に行ったって顔を見ながら会話が出来るんだもの。もちろん一番は直接顔を見せてあげられればいいけど、海外に行ってもお金がかからず顔を見ながら会話できるとは、すごい世の中になったなあと思う。いや、本当に。
*1 | 祖父母は同じ部屋でそれぞれ自分のiPhoneでビデオ通話をしていて、ハウリングするため祖父と祖母は少し離れて座っていたようだ。 |
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来週には家を引き払わないといけないのに全く荷造りが進んでおらず、さすがに焦ってきた。
荷造り用の段ボールだけでも引っ越し業者から取り寄せようとするも、これがまた宅配便で送られてくるらしい。今週もずっと仕事が入っていて*1配達時間帯にはとても家にいられない。営業所で受け取るなら24時間対応可能だそうで、仕事終わりにカーシェアで営業所に向かい、段ボールを受け取ることにした。
段ボールは佐川急便の中野営業所に保管されているらしい。
私は中野区住まいなので、中野営業所ならおそらく車で10分少々だろう……なんて営業所の住所を調べたら、ところがどっこい。この中野営業所、練馬区石神井町にあるのだ。全然「中野」営業所じゃないじゃん!と1人でツッコミを入れるも*2行かないことにはしようがない。思いがけず練馬まで夜のドライブをすることになってしまった。
結局、営業所までは片道30分近くかかった。営業所のシャッターは半分ほどまで降りていたが、中からは従業員の方々が働く声が聞こえた。きっと翌朝からすぐに配達できるよう夜のうちに準備をしているのだろう。夜通し誰かが働いてくれているから私たちも営業所に行けば24時間こうして荷物を受け取ることができるのだなあ。ありがたい。
受け取った段ボールは大きさの違うものが複数そろったセットで結構大きかった。借りたのが軽乗用車だったため、サイズ的に後部座席に載せるといっぱいいっぱい。こんな大きいものを家まで運んできてくれたのに、私が不在だったために持ち帰らせてしまったのか。何だか申し訳なく思った。
家に着くとすでに午前0時を回っていて、もうクタクタ。配達員の皆さん、いつもごくろうさまです。
ついおととい訪れたばかりだけれど、再び浦和へ。学生時代に一時期学生寮で生活していたことがあるのだが、当時の後輩が「中国へ行く前にぜひ」と家に招いてくれたのだ。
彼は読書家で、映画好き。私の知らないことをいろいろと教えてくれる後輩で、当時はしょっちゅう会っていたのだけれど、私が就職後に香川へ赴任してから連絡がまばらになってしまった。と言うのが、私の新人時代は仕事が結構……いや、相当忙しかったのだ。思えば彼に限らず、この時期に疎遠になってしまった人は多い気がする。ひどいなあ、自分。
彼には特別ずっと会いたいなあと思っていたところ、去年の夏に突然連絡をくれたことで再び交流するようになった。彼は結婚して去年秋には子どもも生まれ、ぜひ出産祝をさせてー!と話していたところ、このたび家におじゃますることになったというわけ。
久しぶりにあった彼は全然変わっていなかったけど、子どもをあやす姿はすっかりパパ。お連れ合いも気持ちのいい方で、すてきな夫婦だった。そして赤ちゃんがかわいいのだ。私の顔を見て泣くんだけど(笑)泣きながら父親・母親にすがる姿がまたかわいいじゃないの。
後輩もずっと連絡を取りたいと思ってくれていたらしい。うれしいなあ、だのに私の不義理といったら。彼のような人こそ大切にしないとしないといけない。私がお祝いを持って行ったはずなのに、結局こちらが食事や手土産などいろいろもてなしてもらい、とても幸せな一日だった。
ここひと月ほど、さまざまな仕事が立て込んでいてものすごく忙しい。
中国への赴任準備も進めないといけないのに次々に仕事が入ってくるのだ。みんな決まって「これが出国前、最後の仕事だから」なんて頼んでくるのだからたまったもんじゃない。こっちはほかにも仕事を抱えているのだから、勝手に最後の仕事にしないでほしい。
断らない(断れない)自分も悪いのだが、いざ家に帰るといまだ全く荷造りが進んでいない部屋の中を見回して少し焦る。仕事も大事だがそんなことを言っている場合じゃない、とにかく早く引っ越し業者に連絡して荷物を詰める用の段ボールだけでももらわねば。
うちの会社はありがたいことに赴任先に持って行かないものは日本国内のトランクルームにしまっておけることになっている。何を持って行き、何を置いていくかも考えないといけない。中国でも簡単に手に入るものは持って行く必要はない。炊飯器は?中国でも米は食べるが、日本旅行に来た中国の方々がみんな日本の炊飯器を爆買していくくらいだから、やはり日本製を持って行くべきだろうか。しかし日本の炊飯器は基本的に100V*1なので変圧器が必要だ。それも炊飯器ほど電力を消費する場合、大容量の変圧器でないと間に合わない。きっと値が張るだろうなあ。
そんなことを考え出したら片づけも進みやしない。
*1 | 日本の電圧が100Vなのに対し、中国は240V。日本の2倍以上の電圧が流れている中国で対応していない日本の電化製品を使用すると「ポンッ!」と煙が出て壊れてしまう。 |
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長いあいだ放置してしまっていたブログ。
熱しやすく冷めやすいタイプなもので、いざ再開しても三日坊主。まあ、もともと単なる日記帳というか雑記帳という感覚で始めたブログなので誰も困りやしないのだけど……今回は「やはりブログに書いておこうか」と思って投稿する。
中国に赴任することになった
このブログは私と直接面識のある方ない方、面識があっても友人や仕事関係の方など、いろんな方にご覧いただいている。お伝えできていない方もたくさんいて大変申し訳ないけれど……実はこのたび、仕事で中国・北京に赴任することになった。
中国語を中学時代から学び、中国語を使って仕事ができたらなあと今の会社に入り、まさに今、中国と関係ある部署で仕事をしている。次の目標は中国赴任だ!と思いながら働いていたので、自分にとってうれしい辞令だ。ただ、もし異動するとしたら来年だと思っていたこともあり、突然の異動宣告は寝耳に水だった。
内示前に上司が耳打ちしてくれたが、さぞ喜ぶだろうと思ったら私が一瞬困惑した顔をしたので、上司こそ困惑したと思う。というのが来年の異動までにしておけばいいやと思っていた「TO DOリスト」が走馬灯のように頭の中を駆け巡ったのだった(笑)。
今つきあっているパートナーには何と伝えよう。今続けている習い事はキャンセル?賃貸の自宅の更新日はもうすぐだったのでは?祖父母が元気なうちに岡山に帰って顔を見せておかないと。新聞やケーブルテレビの解約は早いうちに済ませておかないと忘れそうだなあ。
北京はかつて学生時代に留学していた街で、なじみはある。とは言え留学期間はたったの1年(厳密には11か月)。赴任となれば話は別で、おそらく3、4年は中国にいることになるか。通常であれば日本にも日帰りできそうな距離だけど、なんせ今はコロナ禍の非常事態。もちろん一時帰国をするタイミングはあるだろうけど、それだけ日本を留守にするには心の準備も必要。
仕事はもちろんだけど、プライベート面でも考えなければいけないことが多く、自分自身の今の気持ちを書き記しておくのは大切かなあ~と思い、ブログの投稿画面を数年ぶりに開いたという次第。
カレンダーを見て驚いたのですが、気づくともう6月になっていたんですね(笑)。
職場からの帰り、バスに乗ると席が空いていませんでした。これまでだと席が空いているどころかガラガラだったのに……世の中が元に戻ってきているんだなあと実感しました。必ず座れた「ステイ・ホーム」の期間中を思い出すと、ちょっぴりさみしい?いや、もちろん、こうした状況下で苦労なさっている業界の方々のことを思うとそんなこと言っていられません。
とはいえ、きょう東京都で新たに感染が確認されたのは34人……1日の感染の確認が30人以上となるのは先月14日以来、19日ぶりだそうです。感染状況の悪化の兆候が見られるとして「東京アラート」なるものが出され、レインボーブリッジも真っ赤に。でも元に戻り始めている流れはそう簡単に止まらないと思います。緊急事態宣言の解除がちらつきだした頃から相当な緩みもあったように感じるので……この先がどうなるか。推移を見守りたいところです。
きょうは6月2日……家の中のいくつかのカレンダーがまだめくれていなかったので、6月にしました。
ついこの前2020年になったような気がするんですが、今月が終わると2020年も折り返したことになるんですか……うーん、ちょっと衝撃的。特に新型コロナウイルスの騒動で3月頃からの時の流れが止まったような気がします。最近気温が高くなってきましたが、まだ暑い!と思ったことはありません。6月って……もう夏ということでいいんですよね?
きょうは日曜日ですが会社に行かなくてはならない出勤日でした。
帰宅時に通った渋谷センター街はこんな感じ。外出自粛のため週末の渋谷がどんなことになっているのか知りませんでしたが、確かに人が全然いないですね。
渋谷駅前のスクランブル交差点もこんな感じです。
人がいないなあと思いますが、逆に「いる人」もすごく目立ちます。中にはマスクも着けずに遊びに来たと思わしき人も……いや、本当に遊びに来ているのかは分かりませんが、「密」であることには変わりないわけです。
きのうの読売新聞朝刊の編集手帳(コラム)でこんなことが書いてありました。
自宅から駅に向かう途中の歩道に、カラスが時々えさをあさりに来るゴミ置き場がある。人や自転車は散らばった生ゴミをよけるため、危うくも道路側にはみ出して行く◆だが今年初め頃、近所の高齢の女性がほうきで片付けているところに行き合った。安心して歩道を進むことができた。収集車が来るまでの数時間のこととはいえ、女性のおかげで事故に遭わずに済んだ通行者がいたのではないかと思った◆見知らぬ人にそれとは気づかないまま助けられている――そんなことが今、じつは至る所で起こっていそうである◆感染を広げないため我慢して家を出ない人、苦渋の決断で店を休んだ人…息を吸い込んで苦しさを感じないでいられるのは、100%自分の心がけによると言える人はいまい。何とか医療崩壊の寸前で踏みとどまれているのは、医療従事者の命がけの戦いはもちろん、市井の人が誠意を束ね続けているからでもあろう◆ところが、である。パチンコ店の開店に合わせ、朝から密な行列を作る人たちもいる。誰かに助けられていることに気づいているのか、いないのか。軍艦マーチ、鳴りやむべし。
自分が今、健康で過ごせているのは、ウイルスの感染拡大を防ごうと外出したくても我慢して自粛している人や苦渋の決断で店の臨時休業を決めた人のおかげなんです。みんなで協力し合うということは、誰かに助けられていることだし、だから自分も行動で示して誰かを助けなければいけない。
街なかで友人と笑い声を上げている人たちも、まあ気持ちは分からないでもないですけど、その行動が感染を広げて誰かの命を奪うことになりかねない自覚を持ってもらわないことには外出自粛は功を奏しません。
最近、いいアフリカのことわざを知ったのでご紹介します。
For tomorrow belongs to the people who prepare for it today.
明日という日は今日それに備えている者のためにある。
アフリカでは新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されていますが、日本はどうなるのか。数週間後、日本がどうなっているのかは、今の私たちの行動にかかっています。
きょうはどうしても会社に上がらないといけない用事があったので、久しぶりに会社へ。
会社に行くと、結構人がいてびっくり。でも、部署を見ると皆さん出勤せざるを得ない人たちなんですよね。僕の部署は在宅勤務ができるなら在宅勤務をしなさいと強く指示が出ているのですが、仕事内容によっては在宅ではできないものもたくさん。僕もきょうはどうしても会社に上がらないといけない用事があったわけですが、感染したらどうしようという気持ちがある一方で、こういう状況になっても仕事があることだけでも感謝しないといけないのかもしれませんね。
用事を済ませて会社を後に。帰宅時のバスはいつもなら座れませんが、きょうはガラガラでした。ありがたいと思いつつ、いつまでこんな状況が続くんだろうと思わず考えてしまいました。