The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

カテゴリー: ひとり言 (35ページ目 (105ページ中))

春困秋乏夏打盹,睡不醒的冬三月

昨夜(というか、日付は今日だったんですが)の帰宅が午前2時過ぎだったこともあり、朝はずいぶんゆっくりさせてもらいました。とは言え、明日の週明けに向けて大理出張のまとめもしなければならず、昼から自宅のデスクに向かってお仕事。

たっぷり寝たはずですが、それでもウトウトしてしまいます。

中国語に“春困秋乏夏打盹,睡不醒的冬三月”という言葉があります。訳すと「春は眠く、秋は疲れやすく、夏はウトウト、そして冬のみつきは目が覚めない」。おお、つまり夏はウトウトするものなのか……と言いたいところですが、よく読むと言っているのはつまり「年中眠い」ってことですな。

大理2日目

大理出張2日目。今日は朝から頭が痛かったです……高山病でしょうか。

いつもならこうした頭痛も時間が経てば収まってくるのですが、今日は夕方を過ぎても続きました。ガンガンした痛みで、こんなのは久しぶりです。

頭の痛みを堪えて日中に仕事をこなし、夕方に「大理古城」に来ました。

名前だけ見ると古い町並みが残っていそうですが、その実、今や立派な観光地です。土産物店や飲食店が建ち並び、すっかりテーマパーク化しているように感じます。こういうところを見ると大理が「観光業に依存している」というのがよく分かりますが、新型コロナウイルスの感染が拡大していた間はどうしていたんでしょうね。

ただ、そんな心配も過去の話でしょう。だってコロナ禍の明けた今はこんな感じ。大理はもともと中国屈指の観光地ですが、子どもたちが夏休みに入っていることもあって親子連れの姿が特に目立ちました。いやあ、この人の多さでは、頭痛が治るどころか余計に痛くなりそうです(^^;)。

大理出張、最後の夜にいただいたのは“石板烧”(石板焼)。その名の通り、石の板の上で肉や野菜を焼いて食べる料理です。石の上で食材を焼いて食べるのはどうやら地元の「ペー族」(白族)という少数民族の文化のようで、大理の至る所に店がありました。

肉や野菜があらかじめ決まっているセットを注文。あと雲南省といえばキノコも有名ですから、単品で注文しました。なんとマツタケが68元(約1400円)。とても日本ではいただけない値段です。

ワクワクしながら食材を焼き始めましたが……肝心な石が温まっておらず、全然焼けません。ジュージュー音を立てて焼けるようになるまで15分近くかかったでしょうか……お腹はぺこぺこなのに、これじゃあ生殺しです。薄い肉はあっという間に食べきり、あとは野菜で腹を満たすような感じでした。マツタケも香りを感じず?これは本当にマツタケだったのかしらん(笑)。

結局この店も観光客向けだったんでしょうか。ちょっと残念な夜でした。

流浪狗

帰宅途中、いつも利用する地下鉄の駅の入り口に犬がいるのを見つけました。

おそらくこのワンちゃんは“流浪狗”(野良犬)かと思います。結構な人の行き来がある場所ですが、動じることなくジーッと伏せています。私が近付くとこちらを見て来ますが、何をねだるわけでもありません。このどっしりと構えた感じ、なんてたくましいのでしょう。

ちなみに中国語の“流浪狗”は日本語だと「野良犬」と訳されますが、私からするとちょーっと違います。中国語の“流浪”は「さすらう」といった意味があります。そう言えば日本語でも「流浪」(るろう)って言うじゃないですか。人気漫画「るろうに剣心」なんてタイトルもありますよね。

だから日本語の「野良犬」は単に野生の犬……という意味に取れますが、中国語で“流浪狗”と聞くと「さすらいながら誰にも飼われず立派に生きている」なーんてニュアンスを感じてしまうのです。このワンちゃんも、日本語の「野良犬」よりも中国語の“流浪狗”のほうが絶対に似合うと思います。ま、私の考えすぎですけど。

腕マスク

あれだけ厳しい新型コロナウイルスの感染対策をとっていた中国ですが、最近ではマスクをしている人がめっきり減りました。北京にいるとちょこちょこ見かけることはあるものの、出張に行った同僚に話を聞くと地方は「マスクほぼゼロ」とも言える状況のようです。

私は従来からマスクが好きではありません。息苦しいのもさることながら、ゴムが痛いんですよね。あの耳に掛けている部分のことです。中国で徹底的に感染を抑える「ゼロコロナ」政策が終わってからというもの、私は基本的にマスクを着けていません。けれどここは中国、いつどこで着用を求められるか分からないので、念のためにカバンの中にはマスクを忍ばせています。

すると、今日の出勤途中にこんな方を見かけました。

右腕にマスクを引っかけています。顎マスクならぬ、腕マスクといったところでしょうか。

これは必要となったときにサッと着用できるよう、腕に引っかけているのでしょうか。私ならカバンに閉まってしまうところですが、確かにこちらのほうが機動性はあるかも知れません。

ふと気になり、インターネットで「マスクを腕に引っかける」(“把口罩挂在胳膊上”)と検索してみました。すると次のようなネット記事がヒット。

医护人员表示,戴上口罩出行一段时间后,口罩外层会粘附空气中的灰尘、细菌,而将临时摘下的口罩挂在手臂上,同样会沾染细菌或微生物,因此不建议这样做。

医療関係者によると、マスクを着用して一定の時間が経過するとマスクの外側には空気中のほこりや細菌が粘着します。一方、一時的に外したマスクを腕に引っかけると細菌や微生物で汚れる場合があり、しないことをおすすめします。

うーむ、腕に引っかけるとはなるほどと思いましたが、やらないほうが良いとのことです(^^;)。

今日も今日とて日曜出勤

今日は日曜日ですが出勤。いつも週末は休みですが、たまにこうして当番の日があるのです。ついこの前も日曜日に出勤したような気が?と思うと、ちょうど2週間前も当番でした。

うちの会社は今が人事異動の時期で、すでに1人が帰国しています。なのに肝心な後任がまだ来ていないんですね。実質、人員が1人少ない状態。というのが、中国政府からビザがまだ発給されていないのです。去年の私もまさにそんな感じでしたが、いつビザが手に入るのか皆目見当がつかない。本人も予定が立たなくて困っているでしょうし、北京の私たちも仕事が増えて負担です。

2週間前の当番の日は退勤してから職場近くのショッピングモールまで散歩しましたが、今日は何だか疲れちゃってそんな気力もなく、そそくさと地下鉄で帰りました。

帰宅すると、こんなニュースが。

中国政府は23日、シンガポールとブルネイに対するビザ免除措置を再開することを明らかにした。両国と日本の3カ国のパスポートを持つ人についてビザなしでの渡航を認める措置が、新型コロナウイルスの拡大を機に止まっていたが、日本だけを残して元の運用に戻ることになる。

朝日新聞デジタル(2023年7月23日)

以前ノービザについて書いたところですが、中国へ入国する際のノービザは日本以外にシンガポール、ブルネイについても認められてきました。これが日本だけを除いてノービザが再開するんですね。何だか、日本に対する当てこすりみたいにも感じてしまいます。

はぁ……日本人に対するノービザは当面復活しなさそうですね。これも早く復活させてほしいですが、とりあえず後任のビザ、早く出してください。

«過去の 投稿 新しい 投稿 »

© 2025 BOBOYORU.NET

Theme by Anders Noren上へ ↑