The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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出張Wi-Fiルーター110番

私と同じように北京で働いている同業他社の日本人の先輩から頼まれ事があって、ご自宅におじゃましました。細かいことは書きませんが、ご自宅のWi-Fiルーターの設定を依頼されたのです。我ながらまるで業者さん、さしずめ「出張Wi-Fiルーター110番」といったところでしょうか。

別に自分が人一倍デジタルに詳しいと思ったことはありませんが、多少「好き」なこともあって昔からパソコンを始めとするデジタル家電の初期設定や不具合があった際の対応を依頼されることが多いです。そうそう、北京の今の上司もパソコンで分からないことがあると決まって私を呼びます(^^;)。まあ、私でお役に立つなら、と思ってお助けしていますが。今日、依頼のあった先輩はいつもよくしてくれる方なので快く引き受けました。

少々手こずったこともあって2時間ほどかかってしまいましたが、無事に設定完了。するとお礼だと言って、お酒をごちそうしてくれました。冷蔵庫から取りだしたのは冷酒、年末年始に一時帰国した際に購入してきたものだそうです。先輩は辰年生まれの年男だということで、龍の名前が付く日本酒でした(が、詳しい銘柄は忘れてしまいました)。

ちょうど午後4時頃の黄昏時でしたが、ちょっと早めの晩酌タイム。貴重なお酒をいただいちゃって、私がお手伝いしに来たはずなのに、結局私が「してもらった側」になっちゃいました。

後輩と羊肉串

久しく会っていない大学時代の後輩から連絡があり、北京に来たので一緒に食事でもしませんかと誘ってもらいました。卒業して以来なので実に10年ぶりです。うれしいなあ。私自身はどちらかというと後輩っぽいポジションのほうが得意だったので(笑)年上の先輩には可愛がってもらったほうですが、こうして10年が経っているのに声を掛けてくれる後輩がいるというのは、なんかこう、ありがたいなあとしみじみ思います。固い言い方ですけど、大学時代の財産ですね。

中国に来てから食べた羊肉の串焼き(“羊肉串”)がずいぶんおいしかったと気に入っているようだったので、串焼きの食べられる店をチョイス。地下鉄5号線の北新橋駅で待ち合わせすることにしました。彼のほうが早く着いたようなので私から「どこにいる?」と聞くと「噴水の見える場所にいます」とのこと。噴水……?北新橋駅に噴水なんて無かったはずだけど。

いざ地上に出ると……あら、確かに噴水が見える(笑)。

いえ、噴水ではなく道路上のマンホールから勢いよく水が噴出しているのでした。水道管が破裂したのかしらん。公安も出動していましたが道路の規制は特に行われておらず、道行く車がまるでカーウォッシャーの要領で水を浴びてゆきます。思いがけない目印のおかげで後輩とはすぐ会うことができました(^^)。10年ぶりくらいの再会だというのに、最初のひと言は「北京っていつもこんな感じなんですか」。いや、私も見たのは初めてだけど(^^;)。

向かったのは北京のグルメストリート、簋街にある“很久以前羊肉串*1という店。中国国内に何店舗も展開するチェーン店なんですけど、味はしっかりしています。以前に妻と来たときは席に案内されるまで2時間近く待ちましたが、今日は平日ということもあってすぐでした。

ノービザの時代ならいざ知らず、自分でビザを取得し、天津から山東省を経由して北京まで1人でやって来るなんて、いやあ、さすがです。だって後輩は中国語を専門に勉強していたわけではないんだもの。北京での宿は什剎海の胡同にあるホテルなんだそうで、これまた北京の楽しみ方がよく分かっているなあ。最後はお互い酔っ払ってハグをしてお別れ。今回の旅行で中国をずいぶん気に入ってくれたようで、北京在住の身としてはとても嬉しいです。日本と中国の間にはいろいろありますが、こうして等身大の姿を見に来ることは(日本人であれ中国人であれ)大切だなあと思います。

References
*1店名を日本語にすると「ずっと昔の羊肉串」。

新しい加湿器の相棒

壊れかけの(すでに壊れてる?)パナソニック製の加湿器のその後の話。

先日来使っていたパナソニック製の加湿器がまたおかしくなりました。え、この前、新品に変えてもらうって言っていなかった?という話ですが、その新品がまたおかしくなっちゃったのです。新品が届いたのは1週間ほど前、いやあ本当に助かりました。北京の乾燥は本当に半端ではないので、加湿器なしで夜に布団に入っていると肌がかゆくてしようがないのです。加湿器のない環境では心なしか妻の喉も調子が悪いようで、ビショビショに湿らせたバスタオルを枕元に掛けるなどして対策していました((それでも翌日の朝にはすっかり乾いちゃって...

修理サポート窓口から替えの部品が入荷したら連絡すると聞いていたのに一向に音沙汰ないので、私のほうから「部品はいつ届くのか、届いたとして私の手元にある加湿器はどうすればいいのか、修理完了までトータルでどのくらいかかるのか、時間がかかるなら加湿器をもう一台買いたいが何の音沙汰もなくて対応のしようがない」と(半ば怒り気味で)連絡を入れました。すると返ってきたのは「先ほど工場から部品が入荷したと工場から連絡が来ました」とメッセージ。蕎麦屋の出前かっ!

そもそも日本ならまず「この度はご迷惑をおかけしております」のひと言くらいありそうなところ。向こうからのメッセージにはニヤニヤした絵文字なんか使っちゃっていて、こちとら笑ってる場合じゃねえんだよ!なんてところです。乾燥で体調を崩さないようわざわざ数万円する加湿器を買ったのに、肝心なときに動かないからわたしゃ最近のどをやられてしまったよ(ぜいぜい)。

で、もう1台買っちゃいました、フィリップス製の加湿器。湿度が色で分かるランプが付いていてスタイリッシュです。仕様によると値段、性能は壊れちゃったパナソニック製と同等なんですが、構造は見た感じずいぶん単純。バケツ状の入れ物に水を入れ、そこに扇風機のような羽根のついたフタをするだけ。水を入れる部分にはフィルターが入っているので、おそらく水を吸わせたフィルターに風を当てて蒸発させているんでしょうけど……こんな簡単な作りでいいのかしらん。

まあ、パナソニック製には2度の故障で困らされたのだから無理は言いますまい。就寝時に使った際、枕元に置いた湿度計は50%を超していましたから(いつもなら20%台です)頑張ってはくれているみたいです。新しいパートナーとして一緒に冬を乗り切りたいと思います。

住んでみなきゃ分かりません

職場の上司の自宅にお誘いいただいて新年会。中国では今日からすでに仕事始めですが、日本では正月三が日真っ只中ということで。

私の上司の家は北京の「国貿」(こくぼう/グオマオ)というビジネスエリアのど真ん中にあります。オフィスビルなんかが多くて仕事で人と会うときくらいしか来る機会がないんですが、夜に来るとギラギラ度がすごいですねえ。

実は私も北京に来たばかりの頃、ここ国貿エリアのマンションも検討しました。家賃が高かったので断念したんですが、こうして改めて来るとオシャレですねえ。近所には高級ブランド店が建ち並び、ハイソな雰囲気がぷんぷん漂っています。

ただ上司に言わせると「もう一度選べるなら国貿には住まない」とのこと。高級ブランド店ばかりがあっても日々の生活には何の助けにもならないと言うのです。確かに、私の住むマンション近くは良くも悪くも雑多な「庶民的雰囲気」ですが飲食店は揃っていますしスーパーもあるので買い物にも困りません。いざ生活するとどんなものかは住んでからしか見えないのかもしれませんね。

突然消えた日本料理店

今日のお昼は日本料理を食べたいと思い立ち、会社近くにある日本料理店に足を運びました。店舗はマンション(かな?)の敷地内にあるため、まずはマンションの門をくぐらないといけません。ただ今日は門が閉まっているのです。おかしいなあ、今まで閉まっていたことなんてなかったのに……と門の外から日本料理店をのぞいてみると……

な、なんと!!めちゃくちゃに解体されてしまっています。この店いつも賑わっていました。閉店するような状況ではなかったはずで、一体どうしてこんなことになってしまったんでしょう。

よく利用していた身としてはリニューアルだと信じたいところですが、敷地の再開発で強制立ち退きという可能性も否めません。いずれにせよ何の前触れもなく解体するのがこの国らしい。仮にリニューアルだったとしても「工事はいつまで、リニューアルオープンは何月何日」くらい案内がないと、客が離れていくように感じます。ま、店主はそうしたかったのに「何らかの力で」解体工事がそれだけ急だったのかもしれません。本当のところは分かりませんけどね。

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