中国の年の瀬 2025年1月13日 / ぼぼよる / 2件のコメント昼食をとろうと職場近くのショッピングモールに行くと、催事場にたくさんの出店が並んでいました。まもなく中国では春節(旧暦の正月)を迎えるので、正月用品を販売するコーナーが設けられたようです。今年の春節は1月29日です。旧暦なので毎年日付が変わるんですよね。中国で縁起が良い色とされる赤色が溢れています。正月用品のことを中国語では“年货”(年貨)と言います。食べ物に始まり、料理の素材、着るもの、飾るもの、ぜーんぶ“年货”です。この時期になると中国各地に“年货”を売る場所ができます。確か農業展覧館にも大きな市ができているんじゃないかな。中国はまさに今が「年の瀬」という感じです。
北京で九州料理 2025年1月11日 / ぼぼよる / 0件のコメント北京で九州料理がいただける居酒屋「満天」に行きました。鹿児島のさつま揚げ、宮崎のチキン南蛮、福岡のがめ煮。一品一品がとても丁寧に作ってあっておいしいです。オーナーは鹿児島出身の方だそう。こういう言っちゃなんですけど、中国人が経営している「なんちゃって居酒屋」とは大きな違いを感じます。こちらはしめ鯖。分厚くておいしかったです。締めに長崎の皿うどんを注文。これも美味でした。以前、自宅で素麺を揚げてお手製・皿うどんを作りましたが、これはどうやって作っているのかな。食べきれなかったので残った皿うどんはお持ち帰りさせてもらいました。
トイレボール 2025年1月9日 / ぼぼよる / 0件のコメントこれ何だと思いますか。漢字で「芳香球」と書いてあるので、香りがする球であることは何となく想像が付くと思います。これ、トイレボールです。男性用の小便器の中に置いてあるやつ。もしかしたら「置いてあった」と言ったほうがいいかもしれません。と言うのが、最近は全く見かけなくなったからです。最近、職場の男子トイレが「におう」ことが多いんです。おそらく排水管から漂っていて、昼間の清掃直後はマシなのですが、夜間や週末はきつくなります。TOTO製の小便器には「人がいなくても、水が流れることがあります」って書いてあることがありますよね。あれは設備保護洗浄といって、小便器の管を定期的に洗浄するために水が自動的に流れるんだそうです。うちの職場の小便器はTOTO製ですが、残念ながらそうした機能はないとのこと。そこで買ってみたのが、このトイレボールです。うわあ、懐かしい香り。小さい頃の公衆トイレには必ずトイレボールがありました。あの香りです。私の周りの日本人の同僚も口々に「懐かしい」なんて言って評判は上々。アナログの方法で汚臭問題も解決……と思われました。すると中国人の同僚が「このボールには“苯元素”がありますよ」と指摘してきました。“苯元素”って何?調べてみると日本語で「ベンゼン」と言うんだそうです。うーん、それでも分からない。で、もうちょっと調べてみると、トイレボールには「パラジクロロベンゼン」という成分が含まれていて、これが有毒性だとして排除する動きがあるんだそうです。換気しているトイレなら危険性は少ないものの、化学物質に過敏な人には影響が出ることもあるそうで、消費者団体は注意を呼びかけているのだとか。あと私や日本人の同僚にとっては懐かしい香りも人によってはただの刺激臭に感じて不快、なんてこともあるそうです。で、いろいろ検討を重ねた結果、やはり撤去することにしました。みんなが使うトイレですからね、1人でも気にする人がいたら意見は尊重しないといけないと思います。
オシャレスポットでマーラータン 2025年1月8日 / ぼぼよる / 0件のコメント今日は昼食をいただきに建外SOHOに行きました。北京には「○○SOHO」という名前の場所がいくつもあります。SOHO自体は「Small Office / Home Office」(スモールオフィス・ホームオフィス)の略で、小さなオフィスや自宅でビジネスをしている事業者のことを指すそうです。北京の「○○SOHO」もそうした事業者が集まる場所なのかな?と思ったのですが、そうではないよう。中国に「SOHO中国有限公司」というデベロッパーがいて、この会社が再開発したエリアや商業ビルを「○○SOHO」と呼んでいるそうです。この特徴的なビルが建ち並んでいるのが建外SOHOです。私が留学していた頃からあって、当時はここにある日系美容室で髪を切っていました。ほかにもカフェやレストランがあって、当時からオシャレスポットとして知られていました。デザインを設計したのは日本の建築家、山本理顕さん。もともとは「SOHO」という名前の通り、住宅だけれど住宅だけに使われるわけではないといったコンセプトで設計されたようです。当時の中国は経済成長を背景にベンチャー企業が急激に増加していたので、そうした人たちのオフィスとして使ってもらうという考えがあったわけですね。で、何を食べに来たかというとマーラータン(^^;)。オシャレエリアじゃなかったんかい!というツッコミは置いておいて。私はここ“杨国福麻辣烫”が好きなのですが、いつも通っていた店舗が改装休業してしまったため、建外SOHOの店舗に来たのです。店内にはオープン型の冷蔵庫があって、ここに食材が並んでいます。客はボウルを持って、その中に食べたい食材をポンポン放り込み、レジに持って行けばマーラータンを作ってくれます。私はいつも野菜やキノコを多めに入れてヘルシーなマーラータンをいただくことが多いです。見た目は辛そうですが、これで“微辣”(小辛)。辛いことは辛いですが、とてもクリーミーです。あと中国らしくスパイスの香りが豊か。花椒がしびれが効いているので、人によっては辛いというより痺れると感じるかもしれません。私は辛いのは平気なのですが、汗をかきやすい体質のため、ダラダラ汗をかきながら食べました。まさにデトックスです。
これから迎える新年 2025年1月6日 / ぼぼよる / 0件のコメント日本では今日が今年の仕事始めというところが多いでしょうか。年末年始もぶっ通しで働き続けていた中国はいつも通りの月曜日です。むしろ春節(旧正月)が近付いてきたので、街に新年っぽい飾りが増えたかもしれません。新しい年は「へび年」。日本ではすでにへび年ですが、旧暦の正月をもって干支が変わる中国は未だに「たつ年」です。すると今生まれた子どもは日本だとへび年ですが、中国ではたつ年……という不思議なことになります。日本ではあまり気にされないかもしれませんが、中国では大きい違いです。と言うのが、中国で龍は縁起が良いとされているので出生数が増えるくらいですから。ちなみに私はへび年なので、2025年は年男です。年男って日本ではめでたい印象がありますが、中国では運勢が下がる「厄年」なんだそう。中国人の同僚に話したら「赤い下着を履いて邪気払いしなきゃ」って言われちゃいました。
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