The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

カテゴリー: たべもの (23ページ目 (55ページ中))

提灯街

仕事で付き合いのある韓国人の方と食事。私の方が席を設ける側だったので、日本っぽい雰囲気、けれど庶民的なものを……と考え、日本式の居酒屋にお連れすることにした。

職場の先輩に教えてもらって選んだのは焼鳥屋。私だけ早めに到着すると、辺りは真っ暗。本当にこんなところに焼鳥屋があるのだろうか?と思っていると、「提灯街」と書かれた地下に通じる入り口があり、いざ入ると日本式の居酒屋が建ち並んでいた。日本でもヒットした「深夜食堂」をテーマに、数年前にできたらしい。

ボックスで区切られた半個室など、まさに日本の居酒屋だ。生ビールを注文すると、キンキンに冷えたジョッキに入れて持ってきてくれた。料理の味もまあまあ。店員のお兄ちゃんは大学生くらいだろうか、けどハキハキ動くし丁寧だし、気持ちよかった。

お連れした韓国の方も、とても日本っぽい雰囲気で気に入ったと喜んでくれたようだ。あまりお酒を飲む方ではなかったので、私としては少なめの酒量で終わり。

仕事終わりの外食

今日は土曜日だけど出勤し、仕事終わりに無性に外で飲みたくなって妻を呼び出して、前にも訪問したお好み焼きの食べられる「百合亭」に行った。私は職場から直接向かったので妻とは現地集合。果たして1人で来られるだろうか?と少々心配したが、スムーズに来られたよう。

土曜日なこともあって店内は客で賑わっていたが、座れないほどではなかった。店内のテレビモニターで「世界ふしぎ発見!」を放送していて「ああ、土曜日の夜って感じだなあ」としみじみ。思わず「土曜日の夜はパラダイス」*1を歌いたくなる。

ボリューミーで具材がたっぷり詰まったお好み焼きを相変わらずおいしかった。

ここはお好み焼き以外にも居酒屋メニューが充実していて、いろいろと楽しんだ。こうして外食すると「自分が普段作れないようなものを注文しよう」と思うが、結局「食べたいもの」を頼んでしまう。ゴーヤチャンプルーなんて私の定番料理だが、それでも店で食べるのはおいしかった。

References
*11982年にリリースされたEPOの4枚目のシングル。古い?

コスパのいい蘭州牛肉麺

今日も今日とて昼食を食べに会社近くの蘭州牛肉麺屋に行った。

ここの蘭州牛肉麺は15元(約300円)だが、1つ上の上質版だという“优质拉面”でも20元(約400円)。目玉焼きが載っているのと牛肉が気持ち多い以外は何が上質なのかよく分からないが、たった5元で贅沢な気持ちになれるなら……と思って、いつもこちらを注文している。

そして麺の奥に見えるのが“凉菜”。“凉菜”は辞書で引くと「前菜」と説明していることが多いけど、うーん、前菜じゃないんだよなあ。むしろサラダとか漬物といった呼び方の方が合っているかもしれない。ここの“凉菜”は皿からこぼれんばかりに盛られ大変ボリューミー。上に見えるのは“凉拌土豆丝”だけど、その下には“凉拌黄瓜木耳”も入っている。これでたったの5元(約100円)。

大変コスパがいいので、毎日満員御礼だ。今や中国もモノによっては日本と変わらない物価になっているし、こんなに安くてお店の皆さんは食べていけるのだろうかと心配になってしまう。いや、余計なお世話だね。いつもおいしいごはんをありがとうございます。

すしだすし!

北京は亮馬橋にある「魚清」に行く。北京在住の日本人には有名な鮮魚店だ。

日本にいた頃はスーパーの食料品が半額になるころを見計らって刺身を買いに行き、それで1杯(……いや、1杯では済まないが)やるのが好きだった。もともと日本ほど海鮮を食す文化がない北京では、そこらのスーパーに刺身は売っていない。日本料理店や日系のスーパーに行けば売っているが、私が日本で気軽に食べていた「半額」の感覚で購入するのは難しいだろう。

とは言え、たまーにどうしても食べたくなるのは自分も日本人だから?職場の上司が「魚清」ならおいしい海鮮を売っていると教えてくれたため、行ってみた。

イートインエリアもあって食事をすることもできる。ちょうどお昼だったので食事をいただいた。後日上司に聞くと、週末はずいぶん待つこともあるようで、すんなり座ることができた私たちはどうやらラッキーだったらしい。確かに客が引っ切りなしに訪れていた。

隣は日本人、それもサラリーマン駐在員というよりご自身で経営していらっしゃるのかな?と思わしき、中年の男性2人が酒盛りをしていた。どうやら居酒屋のように利用することもできるようだ。卓上にはおいしそうな小鉢料理やミニカセットコンロで作る鍋が並び、日本酒を飲みながら盛り上がっていた。いいなあ、昼から飲んで楽しそうだ。

サーモンの握りに鉄火巻。

マグロとたこの握り。のっほほほほ*1、どれもうまいっす。北京に来て数か月、こんなおいしい魚を食べたのは初めて。それに職人が手で握ったふんわりしたシャリがまたうまい。こういう「本物の寿司」ってご飯が少なめで、いつも底なしの食欲におそわれる。

このほか鉄火丼をいただいた。とにかくマグロが食べたくてしようがなかったのだ。

中国人はサーモンがほんっっとに好き。もともと刺身を売るスーパーが少ない北京だが、もし売っているとすれば、まずサーモンの刺身だろう。家の近所のショッピングモールにある寿司屋も、店頭に並ぶのはほぼ「サーモンオンリー」。中国人の口に合うのかなあ。いや、私もサーモンは好きだね。けど、ここまでサーモンを推されるとマグロだって食べたくなるものだ。いやー、おいしい。マグロって冷凍・解凍を繰り返すとパッサパサになるけど、これはプリプリで新鮮。幸せ~。

鉄火丼を食していると、店員が立派な刺し盛りを運んでいた。そういえばメニューに刺身の項目は無かった気がするけど?その刺身盛りがあまりに立派だったので、思わず私が「わあ」と言ったら「刺身はあっちから取ってきてください」と言う。

店員が「あっち」というのは、店内にある物販エリアのことだ。食事後にのぞきに行くと冷蔵庫の中にたくさんの魚介類が並んでいた。もちろん自宅用に買って帰られるし、イートインエリアに持って行くと調理してくれるそう。例えば複数の刺身を持って行けば、板前さんがきれいにさばいて刺し盛りにして出してくれる。

物販エリアにはほかにも日本から輸入した調味料や米、冷凍食品、カップラーメンなどさまざまな商品が並んでいた。日本酒や焼酎など、日本の酒類も豊富。やはり値は少々張るけど、必要なときにすぐ手に入るのは助かりそう。

芋焼酎のさつま白波を購入。鹿児島県での勤務経験がある妻から焼酎がほしいとせっつかれていたのだ。さて、喜んでもらえただろうか。

References
*1おいしいと、つい笑ってしまう癖が。

中国のサイゼリヤ

妻と暮らし始めたので、いろいろ日用品を買い足そうと北京は豊台区のイオンにやって来た。ここにはニトリや無印良品が揃っているので、よくお世話になっている。到着して少し遅めの昼食。イオン4階のレストラン街にあるサイゼリヤに入った。

日本ではその安さで知られているサイゼリヤだが、中国のサイゼリヤも負けず劣らず安い。

妻とそれぞれメインディッシュとライスを注文。加えてSサイズのピザを注文しても、全部で65元(約1200円)だった。入店したのは午後2時過ぎだったが、店内は客でいっぱい。中国はまだ日本ほど洋食文化が浸透していないが、この値段でイタリア料理が食べられるなら確かにオトクだ。

«過去の 投稿 新しい 投稿 »

© 2025 BOBOYORU.NET

Theme by Anders Noren上へ ↑