The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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ドイツビールで誕生日祝い

今日は私の誕生日祝いということで、妻と2人でドイツ料理のレストランに行きました。レストランというより、ビアホールと言ったほうがいいかもしれません。

私がビール好きなこともあって、妻が選んでくれた店です。店名は“申德勒加油站餐厅”、日本語にすると「シンドラーのガソリンスタンド・レストラン」というところでしょうか。入り口にはドイツ語で”Schindlers Tankstelle”と書いてあり、”Tankstelle”はやはりガソリンスタンドという意味のようです。どういう由来があるんでしょうね。

一瞬、中国にいることを忘れるほどおしゃれな店でした。多くの客で賑わっていて、店内はギターの生演奏も。私が最初にいただいたのは確か“施纳德经典小麦原味扎啤”(シュナイダーヴァイセ・オリジナル)。ホワイトビールの独特の甘い麦の香が特徴的でした。

料理もおいしかったです。こちらは“纽伦堡香肠配土豆泥、酸椰菜”(ニュルンベルガーソーセージとマッシュポテト・ザワークラウト)。料理名にもある“纽伦堡”(ニュルンベルク)とはドイツ南部の街で、ここのソーセージはとても有名なのだそうです。付け合わせのザワークラウトもシャキシャキして、んんー、おいしい。ビールが進みます。

写真手前の卵料理は“农家蛋饼”、これを日本語に直訳すると「農家のオムレツ」。調べてみると、ドイツ語では”Bauernfrühstück”(農夫の朝食)と言って、ドイツでは「おふくろの味」として当たり前のように食べられる家庭料理なんだそうです。

卵の中にはベーコンとジャガイモが。そうそう、ジャーマンポテトを卵で包んだ……といった感じの料理でした。あと、付け合わせのピクルスがポイントなんだそうです。

こちらは“德式烩猪肉配面包丸子”(ドイツ式豚肉のとろ煮、パン団子付き)。調べてみると、こちらも「セゲド風グーラッシュ」というハンガリー起源の料理なんだそうです。シチューのような感じで、豚肉のほかにサワークラフトも入っていました。んんー、これもビールが進みます。

パン団子っていうのも何だ?と思ったのですが(皿に並んでいるものです)ドイツでは「ゼンメルクネーデル」(”Semmelknödel”)と言って、古くて乾燥したパンに牛乳や卵を加えて作るものだそうです。残り物の再利用というか、食材を大事にするという知恵のもと生まれた料理なんですね。

私たちは店内奥に案内されましたが、外にはテラス席もありました。今日は雨が降っていましたけど、晴れていたら良い雰囲気だろうなあと思います。この店、とても気に入りました。店を探してくれ、ごちそうしてくれた妻に感謝!そして34歳となった新しい1年も、良い年にしたいと思います。

クラフトビールでザリガニ

夜、仕事で付き合いのある方と食事に行きました。

行ったのはクラフトビールがいただける店。クラフトビールは中国語で“精酿啤酒”と言い、今こちらでは大人気です。至る所に「クラフトビール」が楽しめるビールバーが生まれています。

ただこちらの店、メインのクラフトビールはおいしいんですけど、中には「うっす~い」ものも。例えば、この写真はビール8種を飲み比べられるセットですが、赤色や緑色のビールを飲むと味もへったくれもないほど薄いんです。炭酸水に着色しただけじゃないかと思うほど。中国のクラフトビール市場はまだ成長中ですから「なんちゃってクラフトビール」もたくさんあるのかもしれません。

クラフトビールのお供に注文したのがザリガニ。ビニールの手袋を渡され、自分で殻をむきます。よく食べる海のエビに比べると殻は厚く、固めです。そして可食部分は少なめ。あと泥臭さを抑えるためか、スパイスは多めです。なので、からい!!しかしビニールの手袋をつけているので汗を拭うことができません。ダラダラ滝のような汗を流しながらいただきました。

海鮮丼で日本料理店を応援

私の昼食はいつも会社近くの「蘭州牛肉麺」の店で済ませることが多いですが、今日は日本人の同僚と和食を食べに行きました。一部の報道では福島第一原子力発電所の処理水放出が始まってから中国国内の日本料理店の客入りに影響が出ているよし。今日で放出が始まって2週間ですから、どんなものか見に行ってみようという話になったのです。

結論から言うと、大変賑わっていました。この店には処理水放出前にも来たことがありますが、客入りに変化は感じません。何を食べているのか見てみると、刺身や寿司といった水産物もたくさん。こういうことなんですよね、実際のところは。

私も海鮮丼を注文。現在中国は日本から水産物の輸入を全面停止しているので、使っている魚は日本産ではないはず。けれど逆風にさらされる日本料理店を少しでも応援できれば、という思いです……と言っても、実は贅沢なランチにありつくための言い訳かもしれませんが(笑)。

北京の集合住宅

中国と一概に言っても日本の約25倍の面積を有していて、それぞれの街がそれぞれの風景を持っています。私が今住んでいるのは北京ですが、北京には北京の風景があるんですよね。

例えば“胡同”(フートン)なんかは典型的な北京の風景だと思います。日本語でいうと「横丁」といったところでしょうか、細い路地のことを指します。それに「天安門広場」といった規模の大きい施設があるのも首都・北京ならではの景色。あとは東西南北に道路が碁盤の目のように走っているのも都ならではだと思います。

もうひとつ、集合住宅にも北京っぽさがあると思います。何と言うんでしょう、共産主義っぽいというか社会主義国家っぽいというか、その独特な雰囲気が特徴です。先日、上海から出張に来た同僚も集合住宅を見て「北京っぽい」と話していました。ロシアに駐在したことのある上司も「モスクワにもこうした団地がたくさんあった」と話していましたから、やはり東側の国に多かった様式なのかもしれません。

昼間に見ていると時代遅れで古めかしい雰囲気を感じるのですが、夜になるとそこは中国。ギラギラとライトアップが始まります。これ、どこまでコンセンサスが得られているんでしょう。だって自分の家が知らない間にピカピカ光っていたら、ねえ(^^;)。

なんだこの指数は

昨日、帰っているとスマートフォンに何やら通知が届きました。

届いたのは“北京地区蚊虫叮咬指数”(北京地区“蚊刺され”指数)。

9月4日北京地区平均蚊虫叮咬指数为四级,叮咬风险较高,在室外久留或长时间活动时,为避免蚊虫叮咬尽量选择穿长袖长裤,也可选用驱蚊剂涂抹于裸露的皮肤;可每隔3天检查一次居家周边环境,翻盆倒罐清除积水。

9月4日の北京地区平均“蚊刺され”指数はレベル4で、“蚊刺され”リスクが比較的高めです。屋外に長くとどまったり長時間の活動をしたりする際は蚊に刺されないようなるべく長袖・長ズボンを着用してください。虫除けスプレーを肌にするのも良いでしょう。3日おきに住宅近くの状況を確認し、バケツや缶を倒して水たまりをなくすようにしてください。

なんですか、この指数は。蚊に刺されるなんて同じ北京でも環境によって全然違うでしょう。それに日によって変わるものなんでしょうか。中国には不思議な指数がたくさんありますね。

ちなみに蚊には「刺される」「咬まれる」「食われる」、皆さんはどれを使われますか。私は先ほど「刺される」と書きましたが、口語では「かまれる」と言うことが多いです。ちなみに標準的な中国語では“”(刺す)、“”(咬む)が使われるようです。先ほどの指数では両方を使って“叮咬”(刺す)が使われていました。おそらく中国でも地方によっていろんな言い方があると思います。

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