The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

投稿者: ぼぼよる (3ページ目 (112ページ中))

だんだん短くなる昼

今日は土曜日ですが休日出勤。

休日出勤した日の昼食はいつも出前を取るんですが、今日は「徳川家」という日本料理店の料理を選びました。しかし、すごい名前。なぜ徳川家?このネーミングだけで日本人が経営していない日本料理店であることが分かります。

麺料理を食べようと思い、ラーメンを選びました。商品名は「地獄拉麺」、これまたすごい名前です。赤いスープの見た目が辛そうでしたが、そんなものが食べたい気分だったのです。麺料理の出前を頼むと麺とスープが別々に届くのですが、いざ届くとスープの容器から汁が漏れて大変なことになっていました。こういう場合、おそらく中国の方は出前アプリで低評価をするか、低評価をしない代わりにお詫びを要求するんでしょうけど、私はそれさえも面倒だったのでそのまま食べました。もっとコクのあるスープかと思ったら赤いのは見た目だけで全然味がしませんでした。うーん、失敗。

帰宅する頃には暗くなっていました。少し前だと、この時間はまだ明るかったんですけど。1年で昼が一番長いのが夏至。今年の夏至は6月21日でしたから、今や昼は短くなっていっているんですね。夏はこれからが本番!という気分だったので、ちょっぴり寂しい気分になります。

BUILD YOUR DREAMS

中国で街なかを歩いていると日本以上に電気自動車が普及していることに気付きます。多く見かけるのがテスラとBYDです。テスラは言わずもがな、イーロン・マスク氏がCEOを務めるアメリカの電気自動車メーカー。もう一方のBYDは中国の電気自動車メーカー最大手です。その低価格が故に中国では至る所でBYDの車を見かけます。

BYDという社名は”BUILD YOUR DREAMS”(夢を築こう)という英語から来ているそうです。なのでBYDの車のリアを見ると”BUILD YOUR DREAMS”という文字があるんですけど……正直に言って、これダサくないですか。いや、社名の由来としては良いと思うんですけど、車体にプリントするにはちょっと。

中国の方々はメンツを重んじるというか、まあ、はっきり言えば「見栄っ張り」で、特に車なんて特に豪華で格好いいデザインにこだわります。日本の軽自動車は車体を軽くするために簡素な見た目のものが多いですが、中国の方々からすれば「あんなショボい車、恥ずかしくて乗れない」なんてところです。それほど見た目にこだわるのに、この”BUILD YOUR DREAMS”。何とも思わないのかなあ。BYDは車種に「唐」とか「宋」といった古代王朝の名前を付けています。だったら”BUILD YOUR DREAMS”もいっそのこと「創造你的中國夢」みたいな漢字にしちゃえばいいのに、なんて思ってしまいます。

ちょっと遅めの土用の丑の日

今日から8月。暦の上では来週には立秋を迎えるようですが、いえいえ、実際には今が夏真っ盛りという感じ。今日も北京の空はピーカンでとても暑いです。

職場のお掃除をしてくれる清掃員のおばちゃんと「今年の北京の夏は湿度が高すぎる」という話題になりました。確かに去年はもっとカラッとした夏だったように思います。今年、特にここ最近はジメジメした不快指数の高い日が続いています。同じ気温でも不快指数が高いと一気に過ごしづらくなっちゃうんですよねえ。

ランチは夏バテ防止に繋がるような滋養のつくものを食べよう!と思い立ち、そういえば先週は土用の丑の日だったということで、ウナギを食べに“食其家”(すき家)に行きました。

立派なウナギの蒲焼きがペラッと複数枚載っているうな丼もあったのですが、結構なお値段だったため断念。細かく切ってあって錦糸卵や温泉卵と一緒になっている丼を注文しました。ちなみに私が数十年前に留学していた頃、北京にすき家はありませんでした。吉野家はありましたけど。確か上海にはあったかなあ。うなぎにせよ、こうして日本の料理が手軽に食べられるのは便利ですね。

珍しい運転見合わせ

今日は仕事が遅番だったので昼前に出勤しようとすると地下鉄の改札口に向かう駅の入口が封鎖されていました。どうやら北京地下鉄2号線が一部の区間で運転見合わせしているようです。

封站”(駅の封鎖)してしまっていて、そもそも中に入ることさえできません。乗車しようとした人たちが困ってしまってウロウロしています。私もウロウロ。どうやら線路に入ってしまった乗客がいたようで、一部の区間で運転を取りやめているようです。

北京の地下鉄で運転見合わせってあまり聞いたことがないので珍しいと思っちゃいました。ただ日本だとテレビニュースやスマホアプリで運転見合わせしていることが伝えられますが、こちらの国ではシレッと見合わせるので急いでいる人は困ってしまったでしょうね。私はタクシーで出勤しました。こういうときにタクシー代の安い中国は助かります。

怪我の功名

昨夜、妻と娘が北京に帰ってきました。今日は自宅の居住環境を整えるべく、会社に頼んでお休みをもらいました。妻が荷解きをしている間、娘を抱っこしたりあやしたりしていたのですが、以前と比べて表情が豊かになってにこにこ……いえ、時に「ゲラゲラ」と言わんばかりに笑ってくれます。

インターネット上では娘の顔を隠すようにしていますが、お見せできないのが残念なくらいはち切れんばかりの笑顔です。帰ってきてくれてうれしいよ……父親として冥利に尽きます。

夜、妻がふと「遅くなったけど父の日のプレゼント」と言って箱を取り出しました。中を見てみるとヌメ革のキーホルダー。英語で“Thank you for being my dad”と書かれ、小さな足形がかたどってあります。娘の足形なんだそうです、これ。かわいいなあ、汚れるのがもったいなくて持ち歩けない(笑)。けどヌメ革だから、たくさん触ってあげないと味が出ませんね。

寂しく単身生活を送っていたところに家族が戻ってきて、それも小さくてかわいい娘と一緒に暮らせるなんて。当然のことなんですけど、4か月も離れ離れだったので「え、こんなかわいい子と暮らしてもいいの!?」なんて思っちゃいます。家族みんなで暮らせる幸せに気付くことができたのは怪我の功名かもしれません。

妻と娘が帰ってきた日

今日、妻と娘が北京に戻ってきました。

なのにラオスに出張していたので娘を迎える準備があまりできていません。夜に到着する飛行機なので自宅に着くのは午後10時近くになるはず……とりあえず家に着いてすぐ寝かせられるようにベビーベッドのシーツやバスタオルは洗濯しておきました。

フライトレーダー24というサイトを見れば飛行機がどのあたりを飛んでいるのかリアルタイムに見ることができます。これをちょこちょこのぞきながら空港へ向かいました。東京の羽田空港を午後4時40分に離陸する予定でしたが、いろいろあったのか午後5時30分に遅延したよう。思いのほか空港で過ごす時間が延びたので到着ロビーにあるスターバックスのコーヒーをいただきながらまったり待つことにしました。

もはや何度来たか分からない北京首都国際空港。妻子が北京に戻ってくるにあたっては私も日本から付き添うことを提案したのですが、妻は1人で大丈夫とのこと。荷物が多いのは心配でしたが、まあ、確かに娘についてはもう心配していません(笑)。まだ生後5か月だというのに飛行機に何度乗ったかな……もう6回目くらいでしょうか。飛行機も慣れたものです。

飛行機は午後8時過ぎには着陸したのですが、入国審査などいろいろあってか、出てきたのは結局午後9時半頃。お疲れの妻と、夢にまで出てきた娘。忘れられていたらどうしようとか、私が抱いて泣かれたらどうしようと思ったのですが、意外にも全くそんなことはありませんでした。視力が発達したのか、空港に着くなり周りをキョロキョロ観察していました。

移動する車内は暗かったので私の顔がよく見えてなかったと思いますが、自宅に着くと私の顔をジーッと見つめる娘。私があやすとニターッと笑ってくれてかわいい(^^)。照れているのか顔を隠す仕草をするなど、どんどん人間らしい表情が豊かになっているのを感じます。

娘が北京を離れたのが4月下旬、実に4か月の間、別々に暮らしていました。これからまた一緒じゃな~~~、よろしくの。

ラオス出張5日目

ラオス出張5日目……と言っても、今日は中国に戻る日です。

例によって北京までの直行便がないため、復路は雲南省・昆明でトランジットします。国際線に乗ることを踏まえてビエンチャンのワットタイ国際空港には2時間前に到着したのですが、規模が日本の地方空港レベルであることを忘れていました。ちょっと到着が早すぎたかもしれません。チェックインカウンターも全く並びませんでした。

東南アジア各国から出張に来ていた同僚の中にはラオスで少しゆっくりして帰る人もいるみたい。かたや私はラオスの「ラ」の字も分からないままの帰国となってしまいました(^^;)。チェックイン手続きをしていると、周りには同じように北京から出張していた他社の人たちを発見。顔を見合わせ「北京組は真面目なんだからあ」と思わず笑っちゃいました。

空港のトイレに貼ってあった禁煙の案内です。中国語では“谢谢你不吸烟”(タバコを吸わないでくれてありがとう)……うーん、なぜ違和感があるんでしょう。中国ではこういうとき“禁止吸烟”(禁煙)とはっきり書くと思います。あと“”ではなく“”なのも変?ちなみにラオス語でも同じように書かれているようです。日本だと「きれいにご利用いただきありがとうございます」なんて感謝の言葉で婉曲的に禁止を表す手法がありますが、似た類いなのかな。

ワットタイ国際空港の搭乗口は全部で7つ。見る限り搭乗を待っていたのはほとんど中国人で、実際搭乗案内が行われていたのも中国行きばかりでした。

今回の出張ではラオスのことを何も知らないまま帰路に就くことになりましたが、中国の影響力たるや絶大なことだけはよく分かりました。街なかには中国の一地方都市であるが如く当然のように中国語が見られます。空港の案内も日本語がない一方で中国語は必ずあります。チェックインカウンターのスタッフも中国語が流暢でした。日本からの直行便がない一方でこれだけたくさんの中国人観光客が訪れるんですから、そりゃそうなりますよね。聞くとカンボジアはもっとすごいそうで、街なかに中国語が溢れているそうです。

中国の支援が吉と出るか凶と出るかは別にして、これらの国に積極的に投資しているのは事実です。日本人でラオスのことを知っている人がどれほどいるでしょうか。国際的な影響力の違いをまざまざと思い知らされたような気がします。

ラオス出張4日目

ラオス出張4日目。明日は朝から中国に戻るので、今日がラオス出張の実質的な最終日です。

今回ラオスには東南アジア各国の支社に勤める同僚が集ったので、それぞれのお国事情について話を聞けたのが大変興味深かったです。それぞれの支社で働いている現地スタッフにも会いましたが、中でもマレーシアから来ていた中国系のスタッフがすごい。マレーシアの公用語であるマレー語はもちろん、英語はペラペラだし、それに加えて北京語(普通話)、広東語、閩南語、客家語……あと何て言っていたかな?とにかくすごい数の言語を操るので衝撃的でした。

これだけ各国の同僚たちが集うので最終日くらい打ち上げでもあるかな?なんて思っていたのですが、最後の最後まで仕事が目白押しでした。日本と2時間の時差があるラオスで日付が変わるくらいまで働いていましたから、日本で言えば午前2時ですね。みんな打ち上げをする気力もなくホテルの自室へと解散しました。

私はと言えば、どうせ明日は北京に帰るだけ。せっかくのラオス最後の夜……といっても外に出る勇気は無かったので、出張期間中に幾度とお世話になったホテル脇のコンビニ「Mini Big C」でビールとつまみを買って1人打ち上げに興じました。

ラオス出張3日目

いやー、今日は忙しかった。朝の7時にはホテルを出発し、昼間は昼間でノンストップで仕事が降ってくる始末。ホテルに戻ったのは午後11時でしたが、部屋でも作業が続いてベッドに入ったのは午前2時頃でした。

夕食を食べる間も無かったので初日にお世話になったホテル脇のコンビニ「Mini Big C」に行き、日本語で「おにぎり」と書かれたおにぎりを買ったら、まあ、微妙な味。ひと口、ふた口だけ食べて諦めてしまいました。東南アジアに来たら東南アジア料理を食べるべきですね。

ラオス出張2日目

ラオス出張2日目。昨日は実質北京から移動してきただけなので今日からが本番。ホテルの朝食がとてもおいしかったです。

東南アジアっぽい料理がポツポツ並んでいました。特にうれしかったのは「ヌードルステーション」なるコーナー。ベトナムのフォーなんかが注文できるようになっていました。コックさんから「具は何にしますか」と聞かれるので、鶏肉やキノコを指差すと麺をゆでて盛り付けてくれます。最後にパクチーといった調味料を自分で振りかけたら完成。うーん、出汁がよくきいていておいしいー。

ほかにも空心菜の炒め物みたいな料理もあり、もともと東南アジア料理が好きな私としてはたまりませんでした。

東南アジアのラオスはさぞ蒸し暑いのだろうと覚悟していたのですが、意外なことに北京より涼しかったです。おそらくここ最近の北京が異常なんだと思います。

ビエンチャンの街なかは写真のような感じ。ラオス語以外ではやはり中国語が目立ちます。のどかな街にいささか不釣り合いな豪華ホテルがポツポツありますが、よく見ると中国企業の名前が書いてあるので中国資本なんでしょうね。大量に来る中国人観光客相手に稼ぐのが目的かもしれません。

昼になったので食事をどうしようかと考えていると日本人の同僚が「近くに良い店を見つけた」と言います。それならば……とワクワクしながら向かってみると……なんと日本料理!ザ・和食というより、カフェスタイルでおしゃれな店舗でした。うーん、せっかくラオスの来たのだから地元の料理を食べてみたいところでしたが、あまり時間もなかったので入ることにしました。

メニューを見ると牛丼、親子丼、ハンバーグ、生姜焼き……などと日本の家庭料理が一通りありました。どれも「なんちゃって日本料理」ではなく日本で出されてもおかしくないクオリティーです。Googleの口コミによるとオーナーは日本に留学した経験があるよし。なるほど、日本現地仕込みの腕前なわけですね。

ただ私はせっかくラオスに来たのでメニューに唯一載っていた東南アジア料理「ガパオライス」を注文しました。鶏肉、豚肉、牛肉から選べるようになっていて、私は豚肉を選択。見た目は普通ですが、食べてみると意外と辛い!トウガラシがかなり効いて汗が噴き出てきました。けれど、やっぱり現地の味はおいしいー。ナンプラーの風味がたまりません。“Kafepa’ Coffee & Cafe”というお店です、もしラオスに行って日本料理が食べたくなるという希有な方がいらっしゃったら是非。

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