ついおととい訪れたばかりだけれど、再び浦和へ。学生時代に一時期学生寮で生活していたことがあるのだが、当時の後輩が「中国へ行く前にぜひ」と家に招いてくれたのだ。

彼は読書家で、映画好き。私の知らないことをいろいろと教えてくれる後輩で、当時はしょっちゅう会っていたのだけれど、私が就職後に香川へ赴任してから連絡がまばらになってしまった。と言うのが、私の新人時代は仕事が結構……いや、相当忙しかったのだ。思えば彼に限らず、この時期に疎遠になってしまった人は多い気がする。ひどいなあ、自分。

彼には特別ずっと会いたいなあと思っていたところ、去年の夏に突然連絡をくれたことで再び交流するようになった。彼は結婚して去年秋には子どもも生まれ、ぜひ出産祝をさせてー!と話していたところ、このたび家におじゃますることになったというわけ。

久しぶりにあった彼は全然変わっていなかったけど、子どもをあやす姿はすっかりパパ。お連れ合いも気持ちのいい方で、すてきな夫婦だった。そして赤ちゃんがかわいいのだ。私の顔を見て泣くんだけど(笑)泣きながら父親・母親にすがる姿がまたかわいいじゃないの。

後輩もずっと連絡を取りたいと思ってくれていたらしい。うれしいなあ、だのに私の不義理といったら。彼のような人こそ大切にしないとしないといけない。私がお祝いを持って行ったはずなのに、結局こちらが食事や手土産などいろいろもてなしてもらい、とても幸せな一日だった。