The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

月: 2023年7月 (4ページ目 (6ページ中))

2日連続で壮行会

同じマンションに住んでいる日本人の方が離任されることになり、壮行会を開きました。2日連続の壮行会です。離任といっても北京から台北に異動されるので、帰国するわけではないようですが。

集まったのは同じマンションに住む日本人同士。ちょうど先月も同じメンバーで飲み会を開催したばかりです。相変わらず今回離任される方を始め、私以外は皆さん日系企業の中国支社長といった立派な方々ばかり。本当に恐縮ですが、せっかく呼んでいただいたので参加させていただきました。

今日いただいたのは火鍋。火鍋といっても真っ赤なマーラースープと白いスープがハーフになった、よく見るアレとは違います。香港式の火鍋だそうで、店名も「表格香港海鮮火鍋」です。

肝心な火鍋の写真を撮り忘れてしまったのですが、鶏出汁を使ったスープでした。ご一緒した方が「(ラーメンの)『天下一品』みたいな味です」と言うのでどんなものかといただいたのですが、確かに「天下一品」でした。鶏肉ベースの出汁の濃厚スープがとてもおいしいです。それであって「天下一品」ほどドロドロした感じはなく、むしろアッサリしています。

プルプルした食材も入っていたのですが、これは「花膠」というものだそう。魚の浮き袋を乾物にして戻した珍味で、コラーゲンたっぷりとのことでした。

参加者のお一人が白酒を持ってきてくれました。安徽省で作られた「古井貢酒」というもので、とても飲みやすいのだそうです。いただいてみると、うーん、確かに飲みやすい。白酒というとアルコール度数が50近くあってキツいですが、これは喉を通りやすいです。

5人で白酒を飲み干すと、結構いいくらいの酔い具合に。「持ってきてくれたのが1本だけで助かりました」とみんなで笑いました(^^;)。

リーズナブルな壮行会

今日はまもなく異動される方々のために職場で壮行会を開きました。

コロナ禍の前はレストランなり居酒屋なりで大々的にやっていたようですが、ここ数年は職場の事務所で細々とした開催だったそう。今年は以前のように戻るのかな?とも思ったのですが、最近になって“二阳*1になる人がちょこちょこ出ていることを上司が心配し、今年も職場の事務所で「手作り」壮行会をすることになりました。

で、一番年齢の若い私が幹事を務めることに(^^)。

去年はビールといったアルコール飲料を各々が持ち寄り、スナック菓子やケーキといった甘いスイーツを用意したそうです。でもそれだけじゃ寂しいので、今年はピザやチキンといった「料理」も用意することにしました。いや、実はさすがに今年は店で壮行会をやっていいんじゃないかという声もあったんですよね。一部の方からは「今年も事務所でやるのかあ」なんて反応も聞かれ、だったらせめて去年より「気持ちばかり」華やかにしようという考えです。

リクエストは女性に聞いておくに限る……ということで、事前に職場の女性スタッフたちにどこのピザが食べたい?飲み物は何がいい?なんて調べておきました。さすが女性スタッフたちで「ピザは何だかんだで大手チェーンがおいしい」「甘くない飲み物も用意しておいたほうがいい」なんてアドバイスをくれました。結果、ピザは「ドミノピザ」(“达美乐比萨”)、チキンは「ケンタッキー」(“肯德基”)に。いやあ、さすが。確かにハズレがありません。

とてもリーズナブルな壮行会になりましたが、皆さん、それなりに楽しんでくれたようです。ちなみに日本だとこういうときに「ケータリング」なんてありますよね。あれ、中国にもあるのかなあ。日本より安そうだし、もしあるなら今後の機会に調べてみてもいいなあと思いました。

References
*1新型コロナウイルスに2度目の感染をすること。

「少年探偵団」シリーズ

今、誰もが文章を書きたがっています。ブログこそSNSの勢いに押されて最近は下火になっていますが、noteといったサービスの台頭で一般の人が気軽に文章を発表し、金銭さえも得ることができるようになりました。

私は文章を書くのが好きです。ブログを書くのも苦ではありません。このブログは趣味なので、これで稼ごうとは毛頭も思っていないですけど。ただ、どれだけ書いても自分の文章には自信が持てないですね。ブログにしても書いては消してを繰り返し、いざ公開してからも幾度と修正しています。

そんな私も小さい頃「小説家」になりたいと思っている時期がありました。小学3、4年生の頃だったでしょうか。というのが当時、江戸川乱歩の小説「少年探偵団」シリーズに夢中だったのです。シリーズ全巻を読みふけり、「江戸川乱歩」もどきの小説を創作しちゃうような小学生でした。

https://www.poplar.co.jp/pr/shonentanteidan/

江戸川乱歩といえば言わずとしれた推理小説の大家。「少年探偵団」シリーズは乱歩が少年・少女向けに書いた作品です。名探偵・明智小五郎と、その弟子・小林少年、そして小林少年を団長とする「少年探偵団」が様々な事件を解決していく活躍ぶりを描いています。作品の多くには怪人二十面相という大怪盗が登場し、探偵たちと繰り広げる推理対決が特に印象に残っています。

この「少年探偵団」シリーズが初めて世に出たのは1936年発表の「怪人二十面相」、もう今から90年近く前なんですね。小学生の頃に読みましたが、数年前にどうしても読み返したくなり、新装版を買って読みました。

改めて読むと、驚くほど「時代を感じる文体」です。さらに最近の小説ではあまり見かけない「です・ます調」。この独特の文体こそが「少年探偵団」の魅力であり、ページをめくる毎に昭和初期にタイムスリップさせてくれます。

それにしても、待たれるのは、長男壮一君の帰宅でした。徒手空拳、南洋の島へおしわたって、今日の成功をおさめたほどの快男児ですから、この人さえ帰ってくれたら、家内のものは、どんなに心じょうぶだかしれません。

読者諸君はよもやおわすれではありますまい。この少年こそ、いつか自宅の庭園にわなをしかけて、二十面相を手ひどい目にあわせた、あの大実業家羽柴壮太郎氏のむすこさんです。

急に読者に話を振ってくるような書き方も「少年探偵団」シリーズの特徴でした。あとは少年・少女向けとはいえ、難しい言葉をたくさん使っているのも印象的です。「神変不可思議」とか「徒手空拳」みたいな漢字ばかりの言葉を始め、「鵜の毛ほどの油断」といった慣用句も出てきました。

大学生の頃に友人から「おまえの書いたり話したりする日本語はどうしてこうも『古めかしい』んだ」と言われたことを覚えています。今思うと乱歩の影響だったんじゃないかしらん。いずれにせよ私の言語形成に大きな影響を与えてくれたことは事実です。

「少年探偵団」シリーズのもうひとつの特徴は装丁です。この表紙の昭和感溢れる絵が好きでねえ……マニアックですが、私は「大金塊」の表紙が好きでした。作中の挿絵もおそらく同じ方が手がけていたと思います。そうだ、確か挿絵には「Shigeru」とサインがありました。これを手がかりに調べてみると、果たして柳瀬茂さんとおっしゃる方が描いたそうです。小学生の頃の私は、江戸川乱歩風の文章をまねるだけでなく挿絵もまねていましたね。それほど好きだったんです(^^;)。

ああ、ここまで書いていたら再び読みたくなってしまいました。中国では手に入らないですが、電子書籍(Kindle)にもあるとのこと!……けど、やはり「少年探偵団」シリーズは、この装丁で読みたいなあ。小学生の頃、もらったばかりの小遣いを握りしめて買っていた乱歩の書籍はまだ実家にあるのかしら。日本に帰国した折には是非大人買いをしたいですね。

どうぞご参考ください

今日は朝から雨が降っていました。

私の住むマンションから地下鉄の最寄り駅までは繋がっているため、濡れずに行くことができます。ただ職場近くの駅に着いたら、そこからは屋根のない場所を歩いて向かわなければなりません。一体、いつぶりでしょう……北京で傘を差したのは。

さて、ちなみに今日の昼休み、職場で中国人の同僚と日本語で会話をしていると、その方が「どうぞご参考ください」と言いました。私は「ご参考『にして』ください、ですよ」と伝えると「なぜダメなのですか」と聞かれました。そう聞かれると……なぜダメなんでしょう。

日本語では漢字の名詞に「する」をつけて動詞化することができます。

  • 指摘+する=指摘する
  • 返事+する=返事する
  • 遠慮+する=遠慮する

しかし何故か「参考」という言葉について、日本語は動詞として使いません。

  • 参考+する=(誤)参考する

この場合「参考する」ではなく「参考にする」のように、必ず「に」を入れて名詞として使います。不思議ですね、ちなみに「参照」の場合は「参照する」と言えて「参照にする」は不自然です。あくまで「参考」に限った場合のようです。

では「ご~ください」の話に戻ります。なぜ「ご参考ください」と言えないのか……これは「参考する」と言えないのが原因と言えそうです。というのが「ご~ください」と言えるのは「名詞+する」の動詞化が成り立つものに限るからです。

  • ご指摘ください
  • ご返事ください
  • ご遠慮ください

だから同じ理由で「参照」という言葉の場合、「参照+する」が成り立つので「ご参照ください」と言えるわけです。「参考」は名詞として使えませんから「ご参考にしてください」とか「ご参考になさってください」と言う必要があるわけですね。

しかし、なぜ「参考」は動詞化して使えないのでしょう。日本語と文法が近い韓国語の場合はどうか、調べてみました。

  • 참고(チャムゴ=参考)+하다(ハダ=する)

韓国語は「参考+する」で「参考する」というように言えるようです。なぜ日本語はダメなのか……うーん、私は日本語ネイティブなのに、意外と日本語のことが分かっていないのかもしれません。

餃子を食べましょう

先日「三伏天」について書きましたが、今日がまさに「入伏」です。1年のうちで最も暑い時期に「入る」ということですね。

「三伏天」はその名の通り3段階あって、「初伏」「中伏」「末伏」と分かれています。これは「頭伏」「二伏」「終伏」とも呼ばれ、中国では古くから「頭伏餃子、二伏麺」という言い方があります。つまり「『三伏天』に入ったら(=『頭伏』)まずは餃子を食べ、『二伏』になったら麺を食べましょう」という意味です。さっそく昼過ぎ、中国人の同僚から“你吃饺子了吗?”(餃子は食べましたか)と聞かれました。私はすっかり忘れていましたが(笑)この同僚はきちんと食べたようです。

ちなみになぜ「三伏天」に入ったら餃子を食べるんでしょう。同僚もそれは分からないようです。しかし思えば、中国の方々……特に北方の人たちですけど、立冬、冬至、年末、新年、何かにつけ餃子を食べます。私が“中国人动不动就吃饺子”(中国人はともすれば餃子を食べますね)と言うと、同僚は笑っていましたけど(^^;)。

なぜ餃子なのか調べたところ、昔の人々の生活習慣と関係があるようです。「三伏天」に入る頃はちょうど小麦の収穫が終わった時期。どの農家にも小麦粉が大量にあるんですね。そこで小麦粉を使った餃子を作り、それを食べて体調を整えるという意味があったようです。餃子は豊富なビタミン、ミネラルを有する野菜や、たんぱく質を含む肉を使っていて栄養たっぷり。「三伏天」は暑くて食欲も減退する時期ですから、餃子を食べて健康になりましょう、ということなんですね。

ちょうど職場を出る頃、ふと「雨が降りそう」な風を感じました。「入伏」したものの、そこまで暑いと感じません。すると案の定、夜になって豪雨。雷も鳴るほどの激しい荒れ模様でした。

ちなみに「三伏天」に入ると湿度が高くなり、蒸し暑くなるそうです。すると、この雨が降ったというのも昔の人が指摘した通り……なのかもしれません。

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