The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

月: 2024年6月 (2ページ目 (2ページ中))

無印良品「紅焼牛肉麺」

今日は夕食に中国の無印良品で買った「紅焼牛肉麺」(“红烧牛肉面”)を作ってみました。

最近の無印良品は食品系の商品も充実していますよね。中国の無印良品にも日本では売っていないオリジナルの商品が売っていて、特に中国ならではの麺料理がたくさん用意されています。この「紅焼牛肉麺」も気になっていたので購入してみました。400グラムで25元(約550円)、乾麺とレトルトの具材・スープが入っていました。

麺はそうめんくらいの太さで、レトルトの具材には牛肉のブロックやにんじん、だいこんが入っていました。緑が足りないかなと思ったので、チンゲンサイとパクチーを自分で追加。

思ったより肉が多くて食べ応えがありました。八角の香りは人によって好き嫌いが分かれるところかもしれませんが、私は好きですねえ。口にした途端に台湾で初めて「紅焼牛肉麺」を食べたときのことを思い出しました。台湾の料理って何にでも八角を使っていて、コンビニなんかに入店しても八角の香りがするんですよね。

本当に簡単に作れて、カップラーメンよりは本格的な味が楽しめます。日本に売っていないようなので、お土産なんかに買って帰ってもいいかもしれないと思いました。

「感動パンツ」に感動

日本に一時帰国した際に購入したユニクロの「感動パンツ」が本当に感動するくらい快適です。

ユニクロ公式 | 感動パンツ(メンズ)
ユニクロのメンズ感動パンツの商品一覧です。軽量、伸縮性、速乾性のある素材を使用した、高機能パンツをご用意しています。

センタープレスも入って見た目は普通のスラックス。なのに履くとまるでジャージのような履き心地です。薄くて軽く、生地がよく伸びるので動きやすい。正直、衝撃的な快適さでした。

就職したばかりの頃を思い出すと、背伸びをして高いスーツばかりを着ていました。襟が正され、気持ちがピリッとする思いがするんですよね。けれど私の場合は歩き回ることが多い仕事なので、毎日着ていると生地が傷んできちゃうんです。せっかくの高いスーツなのにダメにしちゃったものもあります。洗濯はできないのでクリーニングに出していると、これも頻度によっては高くつきます。

だったら夏くらいユニクロでいいんじゃないか……と思い始めたのです。夏ならワイシャツみたいなビジネスシャツにスラックスという組み合わせでしょう?そのくらいならユニクロで揃っちゃいます。ひと昔前はどの商品も「ユニクロっぽさ」の主張が強かったですが、最近はそうでもなくなっています。そして何より安い。材質や縫製に違いがあるのかもしれませんし、ファストファッションの製品の多くが開発途上国の低賃金労働に支えられている現実もあるので手放しにユニクロを押すのは気が引けるのですが、それにしても安いです。

私がもうひとつ気に入っているのはプラスアルファで加わっている「機能」です。例えばエアリズムみたいな通気性の高さやノンアイロンシャツのようなシワにならない工夫。私は元来、綿や麻といった天然素材が好きでしたが、こうした「機能」は化学繊維ならではの強みです。化学繊維ってテカテカした感じがあまり好きじゃなかったんですが、今じゃ天然素材みたいな見た目のものがたくさんあるんですよね。ユニクロの「感動パンツ」にも「コットンライク」「ウールライク」なんてあって、その企業努力たるやあっぱれです。

安く買えて見た目はまるで天然素材。家の洗濯機でジャバジャバ洗えて、なのにアイロンをかけなくてもシワがよらない。まるで私のためにあるんじゃないか、と思ってしまいます。

ということで最近、内勤の日だとユニクロばっかり(^^;)。人と会うときは今もそれなりのスーツを着ますが、やはり着心地はユニクロのほうが良いように思います。けれど、そこはこだわり。人はもちろん中身で勝負だけど外見もけっこう大事だから……って、ファッションセンスが全くないくせに、こうやってあれこれ服に頭を悩ませている私はよほど見栄っ張りなんでしょうね。

ユニクロだろうが、どこのブランドだろうが、誰もアンタのファッションなんか興味持ってないよと言われそうです。

40度超は時間の問題?

今日は昼に人と食事をする約束があったので外に出たのですが、いやあ~暑い。

スマートフォンの天気予報アプリに表示された気温を見ると38度でした。北京は日本ほど湿気はないのでカラッとしていて、不快指数はそこまで高くありません。ただ日差しに出ると肌がジリジリ焼けている感じが分かります。

まさに1年前の去年6月、北京は40度超を記録して大騒ぎになりましたが、これじゃあ今年も40度は時間の問題かも。

 

今年上半期に起きた出来事

すっかりブログがご無沙汰になっていました。この数か月の間、本当にいろいろ相次いでバタバタ。ざっくり言うと、3つの大きな出来事がありました。

ひとつめは言わずもがな、娘の誕生。
娘が生まれてからの生活はまさに「180度変わった」という表現がぴったしでした。家の中が以前とまるで変わり、娘が生まれる前を思い出すと他人の家のようです。自分に使える時間はほぼ皆無になってしまいましたが、それでも娘が日々大きくなっていく様子を近くで見ていられるのは親になった醍醐味だと思います。

ふたつめは妻の病気。
妻がガンになってしまいました。このときばかりはあらゆる事態を想定しましたが、幸い早期に発見できたので出産直後に手術を受けられ、腫瘍は完全に切除することができました。まさか自分の家族が異国の地でガンの手術を受けることになるとは……けれど不思議と不安はありませんでした。中国の病院もしっかりしていたし、何より娘が生まれた直後だったので「やるっきゃない」なんて気合いが入っていたのもあるかもしれません。この点、娘には感謝です。

みっつめは家族での一時帰国。
妻の腫瘍は完全に切除できたのですが、再発や転移の可能性を考えると速やかに追加検査をする必要がありました。しかし中国で検査を受け続けるとなると今後は保険でカバーしてもらえず、結構な費用が発生します。ましてや生まれたばかりの娘がいるのに、その面倒はどうするのか。いろいろ考えた挙げ句、続きの検査・治療は日本の病院で受けることにしました。なので家族3人で急遽一時帰国。娘は当時まだ生後1か月で、パスポートさえも作れていませんでした。日本大使館に行ってパスポートの代わりになる書類を発行してもらい*1、現地の公安局に行ってビザを発給してもらい、もう、それはそれは忙しかったです。

妻はその後、日本の病院で追加検査を受け、ガンの転移はしていないことが分かりました。ただし念には念を、ということで再手術を実施。腫瘍があった部位をさらに大きく切除しましたが、そこからもガン細胞の残留は認められませんでした。つまり(現時点では)全身からガンがなくなったわけです。手術の影響で動きづらさは多少あるようですが、ぱっと見、以前と変わらない生活を送っています。ガンに苦しむ方がたくさんいらっしゃることを考えると、奇跡的ともいえる回復です。

私は仕事があるので、妻が日本で手術を受けた後ほどなく北京に戻りました。一方妻と娘はまだ日本にいて、今は北京に戻って生活をすべく準備を進めているところです。娘はパスポートもないまま帰国したので、中国に入国するにはビザを取得することから始めないといけません。

それにしても怒濤の数か月でした。人によっては人生で一度も経験しないまま終えるかもしれないようなイベントがこうも連続して起きるとは。私って「重なるときには重なる」んですよねえ。もうちょっと分散してイベントが起きてほしいと思います、本当に。でもまだ6月、2024年はようやく折り返し地点に至ったところです。この調子だと下半期、一体何が起きるのやら(^^;)。

もう少し若かった頃は「ダイナミック」なことが好きでしたが、この年齢になってくるとあんまり波瀾万丈な人生ではなく、平穏無事に「小確幸」をかみしめることができればそれで十分……なんて思ってしまいます。

References
*1「帰国のための渡航書」という書類です。
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