The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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798芸術区

今日は「798芸術区」に行ってきました。北京の北東部に位置する中国最大と言われているアートエリアです。主に現代アートを扱っているのですが、私はもともと芸術に疎い上に現代アートは特に不勉強ということもあって、あまり興味を持っていませんでした。分かりづらいんですよね、現代アート。奇妙というか、奇抜なものが多くて敬遠していたのです。

今日ちょっとした用事で近くまで来たところ、最近「798芸術区」に行った妻が「アートというよりお店がたくさんあって楽しそうだったよ」と言うので、行ってみることにしました。

実は十数年前の留学時代にも来たことがあります。この煙突とか、廃工場の跡地みたいな感じ……よく覚えています。1950年代に軍事機器や半導体を作っていた工場の跡地を活用し、アーティストたちがアトリエとして使い出したのが「798芸術区」の始まりなんだそうです。

壁一面に麻雀牌がはめ込まれています。「798芸術区」内の公衆トイレの壁です。ところどころ外れちゃっているところもありましたから、本物なのでしょうか。そうすると裏(青い面)を見せている牌も、実は表に全て絵柄があるのかもしれませんね。

妻が話していたように、雑貨屋みたいなお店がたくさん増えていました。

私が留学していた頃はもっと至る所に(奇抜で、正直ちょっとよく分からない)現代アートの作品が並んでいて、濃い「アートエリア」という感じでした。当時に比べると商業化が進んだというか、悪く言えばやや俗っぽくなった印象があります。アート好きな人からすれば、少し物足りなくなったかもしれませんね。

韓国の大手自動車メーカー「ヒュンダイ」の展示施設「ヒュンダイモータースタジオ北京」がありました。施設の壁には一面の壁画、タイトルは“漫游北京”、よく見ると北京伝統の「フートン」や、北京オリンピックのメイン会場となった「鳥の巣」など、たくさんの名所が描かれています。

商業施設が増えて賑わっている一方で、稼働しているのか分からない工場群もたくさん残っていました。私が留学時代に来た際は、いくつかの工場はまだ動いていました(冬に行きましたが、パイプからプシューッと蒸気が漏れていたのを覚えています)。今はどうなんでしょうね。

木々の向こう側に見えるSFチックな建物は立体駐車場です。日本だとビル内に収まっていますが、こうやってむき出しなのもオシャレですね。「798芸術区」の雰囲気に合っていると思います。

こちらはインテリア雑貨を扱うお店「ダルトン」。私は知らなかったのですが、自由が丘や代官山にある日本発祥の雑貨屋なんだそうです。

雑貨・家具・インテリアの通販サイト | ダルトン公式オンラインショップ
インテリア雑貨メーカー、ダルトンの公式オンラインショップ。オリジナルの家具や、キッチンアイテム、ガーデンツール、ハードウェアなど数多く販売しています。

妻から「たぶん好きだと思う」と言われて中に入ると、アメリカンなデザインの商品がたくさん置いてありました。トラッシュカン、キッチン用具、スチールウェア。うーん、良いですねえ。どれも私の好みばかりです。

かわいい目覚まし時計があったので、ベッドのサイドテーブル用に買っちゃいました。見た目はレトロで秒針がカチコチと鳴りそうですが、静音タイプのもの。「ダルトン」は北京だとまだ「798芸術区」にしかないそうです。もっと増えたら通っちゃいそう。いろいろ揃えたくなりますね。

北京一文無し

最近、毎朝職場近くのセブンイレブンに寄ってアイスコーヒーを買っています。ここで働く店員のおばちゃんが気持ちの良い方で、とても愛想が良いのです。

セブンイレブンのおばちゃん
今日、職場近くのセブンイレブンでアイスコーヒーを注文すると、淹れてくれた店員のおばちゃんから突然「あなた、地下鉄で出勤しているの?」と聞かれました。このおばちゃん店員はセブンイレブンの(おそらく)リーダーのようなポジションの方で、以前も何度かブログに「セブンイレブンのおばちゃん店員」として紹介しました。ちょくちょく会話することはありましたが、不意に「地下鉄で出勤?」なんて言われたので面食らってしまいました。私が「そうです、2号線で通っていますよ」と答えると、今度は「1号線じゃないの?」と聞いて...

今朝も寄って、おにぎり1個とアイスコーヒーを買おうとしました。支払いにはQRコード決済を利用します。日本の「Paypay」と同じですね。私の場合、中国国内の銀行口座と紐付いているので、スマートフォン上に表示させたQRコードをレジでかざせば支払うことができます。さあ、レジで会計……というところで支払いができないのです。

こ、口座の中がスッカラカンだ~!!

普段、私の給料は日本国内の口座に振り込まれています。ただしそれでは中国で生活できないので、会社に給料の一部を中国国内の口座に送金してもらっているのです。この送金の額は自由に設定でき、私の場合、毎月日本円にして10万円を送金してもらっています。妻と2人で生活していると10万円だとギリギリかな……というところです。特に今月は四川旅行に行くなどしたので入り用が多く、口座がカツカツでした。そんなこともあって今月から中国への送金額を増やしてもらうようお願いしていたところ。

口座に金が足りない!というときは、海外キャッシングサービスを利用しています。クレジットカードを使って現金を入手できるサービスです。日本国内のキャッシングサービスは利息が高いイメージがありますが、海外キャッシングサービスは両替の手数料よりお得な場合があるのです。

ではなぜ今回は海外キャッシングをしなかったかというと、今日が給料日だったんですね。今日になれば口座には給料が振り込まれますから、わざわざ手数料を払って海外キャッシングをする必要はないわけです。ただ間が悪いことに、海外からの送金は口座に反映されるのに時間がかかることがあり……朝イチの時点では口座がスッカラカンのままだったのです。

ただ、アイスコーヒーを受け取るのは問題ありませんでした。というのがコーヒー20杯分のプリペイドカードを事前に購入していたので、支払い無しに受け取れるのです。問題はおにぎり。1個たった5元(約100円)……それが払えないなんて、かなり間抜けです。

いつものおばちゃん店員に「ちょっと問題があって、今朝はアイスコーヒーだけいただきます」と言って、おにぎりを棚まで返しに行こうとしました。するとおばちゃんが「いいわよ、いいわよ。立て替えるから持ってきなさい」と言うのです。おばちゃんはおにぎりのバーコードをスキャンすると自分のスマートフォンで支払いをし「いつでもいいから、時間のあるときに支払ってくれたらいいわ」と言ってくれました。

おばちゃん……!!ありがとうございます……いやあ、ありがたい……というより反省しきりです。申し訳ないやら、恥ずかしいやら。おばちゃんに頭が上がりません。とりあえず送金が確認できたらすぐに返しに行きます。今月からは送金額を増やしたので、今後こんなことは無いかと思いますが……いえ、決してこんなことが無いように心がけたいと思います。

追記)

お昼になって、すぐにおばちゃんに借りたお金を返しに行きました。個人間のお金のやりとりも中国ではスマホ決済が一般的なので、おばちゃんとWeChat……中国版のLINEですね、お友達になって(笑)5元をお返ししました。おばちゃんは「おごるわよ」なんて言うのですが、それは固辞。逆にここのセブンイレブンに来にくくなります。

ということで、ついにおばちゃんとWeChat友達になってしまいました(笑)。お金と一緒に「とても助かりました、ありがとうございました」とメッセージを送ったら“不用客气哦朋友”(どういたしまして、お友達でしょ)との返事。ますますおばちゃんのファンになってしまいました(^^)。

だんだん長くなる日

ここ最近、日が長くなってきました。

北京の午後7時半の空です。スマートフォンのカメラで撮影しました。明るく写るように自動で調整しているので実際はもうちょっと暗いですが、それでも午後7時半の空にしては明るく感じます。

1年で最も日が長いのは「夏至」ですね。今年は6月21日が「夏至」ですから、もう来月です。そして「夏至」を過ぎると、どんどん日が短くなるんですよね。夏の盛りは8月というイメージがありますから、ちょっと意外にも感じます。

新装開店した「蘭州牛肉麺」

私は「蘭州牛肉麺」が好きです。

日本にいた頃からしょっちゅう食べていましたが、中国に来てからは行きつけの店を見つけ、よく通っています。ただ、この店が現在クローズしていて(どうやら閉店したのではなく改装しているようです)ここ最近は食べられていません。インターネットで検索してみると、職場から少し歩いたところに別の「蘭州牛肉麺」の店があったので、行ってみました。

东方宫”(東方宮)という名前の店舗でした。店の前に(くたびれちゃっていますが)大麦が並んでいるので、新しくオープンしたようです。「大麦」を中国語で発音すると「ターマイ」、これが“大卖”(大売)=「よく売れる」と同じ発音なので、中国では新装開店の際によく並べられるんです。

まあ、可もなく不可もなく……といったところでしょうか。麺はそれなりにおいしかったですが、牛肉は「入れ忘れたのかな」と思うほど少なかったです(笑)。

オープンしたばかりだからか、店内はとても明るく清潔な印象でした。ほかにもいろいろメニューがあったので、今後また来てみたいと思います。

海鮮を“烧烤”でいただく

今夜の夕食は何にしようと妻と話していたところ、お互い久しぶりに海鮮が食べたいという話になりました。日本料理店に行けば話は早いですけど、自宅近所に海鮮を扱った“烧烤店*1があるので、そちらに行ってみることにしました。

この店、何度かデリバリーを頼んだことがあるので食べたことはあるのですが、実店舗を訪れるのは初めてです。スマートフォンの地図アプリのナビゲーションを頼りに向かってみました。しかし地図上に示されている場所に着いても該当する店がないのです。もしや閉店したのかしらん?と思い、いつもデリバリーに使用しているアプリを開いて店名を検索すると……「営業中」と表示されているではありませんか。

しばらく周囲をウロウロするも見つからず、近所の人に聞くと「そこだよ」とのこと。けれど「そこ」には名前の違う店しかありません。不思議に思って入店すると、店主曰く「名前を変えたんだよ」とのこと。デリバリーサービスのアプリを見せると「そのアプリの店名もそろそろ変えなきゃと思っていたんだ(呵々)」と笑っていました。何とも中国らしいです(^^;)。

初めて訪れた店舗なので前と比べられませんが、中国の80、90年代の街なかを模したような内装でした。中国は最近こういうノスタルジックな感じの店舗が流行っていますね。先日、四川省成都に旅行に行ったときもそれぞれの観光スポットに1つはこういう「懐かしい雰囲気」を再現した店舗がありました。売っているのは駄菓子みたいなものでしたけど。

牡蠣やホタテ、それにイカといった海鮮のあぶり焼きをいただきました。あとタチウオの唐揚げも。もちろん定番の羊肉・牛肉の串焼きも注文しました。北京で食べる海鮮はどれも高いですが、こういうローカルの店で食べる牡蠣やホタテは意外と安いから不思議です。日本だとどれも結構な値段がするような気がします。

References
*1肉や野菜をあぶり焼きにした串焼きを提供する店。中国式バーベキューといったところでしょうか。

中国茶をめぐって

妻に数日前から毎日のように「週末にはお茶屋さんに行きたい」と言われていました。今朝も朝食を食べながら「今日はお茶屋に行くよね?」と念押しされる始末(^^;)。

確かに中国のお茶は有名です。日本だと中国茶と言われても烏龍茶(ウーロン茶)くらいしか思い浮かばないという方も多いと思いますが、中国の人は実にさまざまなお茶を飲みます。青茶・黒茶・緑茶・紅茶・白茶・黄茶……それから花茶まで。日本でもお茶は飲みますけど、どちらかというと食後に飲むものという位置づけが色濃いですよね。まあ最近は麦茶やほうじ茶なんかを食事と合わせて飲む方も多いようですが。

私は根っからのコーヒー派なので実はお茶に全然詳しくありません。十数年前に北京に留学していた頃も、中国という国にいながらわざわざ上海に新鮮なコーヒー豆を求めて買いに行ったくらいです。中国人学生たちは講義室の机の上に茶葉の入ったボトルを置いて講義を受けていましたが、私はサーモスの魔法瓶にコーヒーを入れて毎日持って行っていました。

妻の熱意におされ、中国茶の店に行ってみることにしました。やって来たのは王府井、言わずと知れた北京有数の繁華街です。天気が良い週末なこともあり、地方から観光に来たと思わしき人たちがたくさんいました。

まずやって来たのは「天福茗茶」。中国のお茶どころ、福建省発祥の中国茶販売の巨大チェーンです。王府井の店舗は観光地ということもあってか、とても広かったです。中に入るとすかさず店員が近寄ってきて「試飲をどうぞ」と、小さな紙コップに入ったお茶を差し出してくれました。

お茶屋さんなんて普段意識していなかったのですが、よくよく見ると街なかの至るところに「天福茗茶」があるのに気付きました。中国大陸の全土で1300店舗以上を有し、北京でも「歩けば天福茗茶」と言われるほどなんだそうです。

男性の店員が付きっきりで茶葉の説明をしてくれました。普段飲めるお茶をとリクエストすると最初は緑茶を出してくれ、もう少し中国らしい味のものはあるかと聞くと今度は「龍井茶」を出してくれました。「龍井茶」は中国東部の浙江省・杭州特産の緑茶なんだそうです。

そんなに高い茶葉を求めて訪れたわけでもないので、良いお茶をたくさん試飲させてくれて若干申し訳ない気持ちになりましたが、素晴らしいサービスでした。まずはベーシックなものから……ということで、100元(約2000円)のジャスミン茶の茶葉を購入しました。

同じ王府井にある別の中国茶販売のチェーン「呉裕泰」に来ました。こちらも中国茶では名の知れた老舗で、創業は1887年と清の時代だそうです。

店の前には「お茶ソフトクリーム」を買い求める列ができていました。味は抹茶、ジャスミン茶の2種類から選べます。先ほど行った「天福茗茶」でもソフトクリームは買えるようですがここまでの列ができていなかったことを思うと、こちらのほうが人気のようです。私たちもいただきました。私は抹茶、妻はジャスミン茶、とても濃厚でおいしかったです。

店内に入ると茶葉を始め、立派な茶具などたくさんの品々が並んでいました。

こういう立派なものを見ていると中国茶を自宅で気軽に飲むのもいいですが、お店で楽しむのもいいなあと思っちゃいますね。以前、台湾に旅行したときには茶館で店員さんが説明をしながら一杯一杯いれてくれました。私みたいな素人にはそのくらいの説明があったほうが分かりやすいのです。北京にもあるかなあ……また探してみたいと思います。

短命のバラ?

ここ最近、北京の街なかに緑が増えたような気がします。新緑の季節ですね。

緑だけでなく色とりどりの花も目にするようになりました。今日は昼食を食べようと職場近くを歩いていたら、青々とした芝生にバラが咲いているのに気付きました。

このバラ、実はもともとここに植えられていたものではありません。このスペースには、少し前まで雑草くらいしか生えていませんでした。数週間前、真っ黒に日焼けした作業員たちがえっちらおっちらとシャベルをで土を掘り返し芝生を張り替えていましたから、バラもその際に改めて植えたものだと思います。北京では、季節ごとに旬で見頃の植物を植えているようなのです。

この話を妻に話したら「毎回植え替えているの?人件費がばかにならないんじゃない?」と言われました。いえ、この作業員たちの人件費なんて微々たるものなのです。おそらく地方出身の「農民工」なのでしょう。日本人からすれば街頭の芝生や花を毎年(というより、年に何度も)植え替えるなんて非効率に感じてしまいますが、中国では彼らの仕事を創出するきっかけになっているわけです。

もうひとつ、中国では同じように年に数回、歩道のブロックを敷き直します。今がまさにその時期で、北京では至る所の歩道が「ブロックの剥がされた未舗装状態」です。自転車なんか乗ろうものなら走りづらくてしようがありません。

中国の友人に聞くと「わざと壊れやすいブロックを使い交換が必要なようにしている。そうすれば業者には毎年仕事が入ってくるから」と教えてくれました。確かに中国の歩道は壊れやすいのか、ブロックがでこぼこで歩きにくいです。おまけに下地の砂を固めていないので、ブロックも「単に並べた」だけなんですよね。だからすぐに剥がれたり陥没したりしていて、すぐにつまづきます。

バラといい、歩道のブロックといい「仕事を作り出すため」の仕組みなんですよね。鈍化する中国の経済成長なんて言われますが、その裏にはこうした事情もあるんじゃないかと感じます。同じ場所で足踏みをし「運動しているよ」と言うけど、前には全然進んでいない……みたいな。

中国ローカル版「日本味UFO」

先日、ツイッター上で中国在住日本人の方々が日清のカップ焼きそば「UFO」の話で盛り上がっていました。

日本で販売されているカップ焼きそば「UFO」と同じ味の「UFO」が中国で発売されたそうです……と言っても、分かりづらいですよね。

カップ焼きそばって、誰でも一度は食べたことがあると思います。日清の「UFO」だけでなく「ペヤングソースやきそば」とか、明星食品の「一平ちゃん」とか。名前に「焼きそば」と付いていますが、実際には濃いめのソースや調味料で味を付けています。通常のカップ麺に比べると麺の量が多いからか、カロリーは高めです。例えば日清の公式ホームページによると「UFO」の場合、カロリーは556kcalとのこと。でも、あの味が無性に食べたくなるときがあるんですよね。

けれど、中国には残念ながらカップ焼きそばが売っていないのです。

いや、売っていることは売っています。例えば日清の中国現地法人は“飞碟炒面”という名前でカップ焼きそば「UFO」を販売しています。“飞碟”は直訳すると「飛ぶ皿」=UFO、“炒面”は「炒めた麺」、つまり「UFO焼きそば」という意味ですね。

ただ、味がかなりローカライズされているのです。例えば上のリンクの商品一覧を見ても「魚香肉絲」(ユーシャンロースー)風味や「四川火鍋」風味など、日本では見たことのない味ばかり。で、これが結構「クセのある」味です。いや、それはそれとして味わえばイケるかもしれません。ただ日本の味を期待して食べると、がっくりすること請け合いです。

中国でも高級スーパーに行けば日本のカップ焼きそばが販売されていることがあります。ただ輸入品だけあって値段は30元(約600円)ほど。北京では地元の食堂に行けば30元そこそこでお腹いっぱい食べられますから、日本なら100円ちょっとのカップ焼きそばに30元は、ちょっと悔しい気もします。

でも……やっぱりたまーに食べたくなるんですよね、カップ焼きそば。そのたびに私は30元支払って買っていました。こうしたなか、日清の中国現地法人が日本オリジナル味のカップ焼きそば「UFO」を販売することになったというのです。輸入品ではなくて、です。今まで日本の倍近い金額でカップ焼きそばを購入していた身からすれば、そりゃあもう、朗報と言えます。

販売が始まったという情報に接してからいろんなコンビニを見て回ったのですが、どこにも売っていません。そこでしびれを切らして(笑)ネット通販で買っちゃいました、「日清中国ローカル版UFO濃厚ソース焼きそば」。パッケージに日本語がたくさん書いてあるところを見るに「日本オリジナルの味」というのを強調しているんでしょうね。ネット通販では4個入りで38.80元でした。日本円にして約750円。1個あたり約180円。日本で買うのと変わらない値段です。

いただいてみました。う~ん、日本と同じ味。まさに濃厚ソースです……これ、これこれ!!たまらないです。ツイッターでは味がマイルドだとか、ソースが違うというコメントもありましたが、私にとっては「日本と同じ味」です。とってもジャンキーですが「一平ちゃん」のからしマヨネーズが好きだったこともあり、今回の「UFO」にもマヨネーズをかけちゃいました。この背徳感がたまらないんですよねえ。これが約180円で楽しめるようになったのです。革命的です。

願わくば、これが近所のスーパーやコンビニで手軽に買えるようになってほしいですね。そして限定販売に終わらず、レギュラー入りしてほしいものです。

美容師のお兄ちゃん

私は去年9月に北京に赴任してから、ずっと同じ美容室に通っています。日本人スタイリストがいるからという理由で通い出したのですが、その実、一度も日本人スタイリストに切ってもらったことがありません。当初は予約に空きがないからという理由でしたが、そのうち中国人スタイリストのほうが安いし、それでいいやと思うようになりました。

今日も中国人のお兄ちゃんに切ってもらいました。

初めて見る方で、私の靴を見て「素敵な靴ですね」と話しかけてくれました。この美容室の中国人スタイリストは寡黙な方が多いので珍しいタイプだなあと思いつつ、会話が始まりました。

見た目が若い方で、私より3歳年下の30歳。彼は彼で私のほうが年下だと思っていたようです。お互い童顔なんですね、と笑い合いました。もともと10年ほど前に技能実習生として千葉県に行ったのをきっかけに日本と縁ができたそう。建築関係の会社だったそうですが、帰国してからは美容師の道に。少し前まで中国南部の深圳で働いていましたが「暑すぎる」という理由で、北京に来たそうです。今の美容室では先月から働いていて「ちょうど1か月が経ちました」と話していました。

中国では美容師になるには免許がいりませんから、誰でもなろうと思えばなれます。逆に言えば、誰でもなれちゃうだけに競争の激しい世界なのかもしれませんね。頑張ってほしいなと思いました。

やる気の出ない金曜日

今日、出勤すると職場に人が少ないことに気付きました。

中国ではおととい(水)まで労働節の連休でした。昨日(木)と今日(金)を休みにすれば週末にかけてさらに長い連休にできるので、今日は休みを取った人が多いようです。実は私も同じことを考えましたが、今日の遅番は私が担当だったためそういうわけにもいかず、通常通り出勤しました。

日本は今日、こどもの日で祝日ですね。うちは日本の会社なので、日本が祝日だと仕事量がグッと減るんです。ましてや今日は金曜日。いやあ、なんてやる気の出ない日でしょう(爆)。

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