The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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一年の計

新年快乐!兔年大吉!

あけましておめでとうございます。せっかくだしと雍和宮*1に初詣に行こうかと思ったけど、SNSで検索するとすごい人出のようだったので諦めた。

おとなしく家で過ごすことにして「がめ煮」を作った。

福岡出身の祖母が毎年正月に作ってくれる福岡の郷土料理。全国的には「筑前煮」と言ったほうが通じるかもしれない。福岡では正月料理に欠かせないもので、いつも鍋一杯に作って出してくれるのだ。祖母の味にはかなわないが、まあまあかな。

夕方頃になって岡山とビデオ通話。毎年元日は家族みんな祖父母宅に集まることになっていて、私も北京から遠隔で少し参加した。祖父母宅に行けなかった最後の正月は、まさに12年前の北京留学以来だ。あのときもビデオ通話で岡山とつないだが、インターネット回線の質が今ほど良くなく、ほとんど映像が見えなかったのを覚えている。それに比べれば、今回はテーブルに並んだおいしそうな「がめ煮」もちゃんと見える。みんな楽しそうで羨ましい。

夜は上司が自宅に招いてくれた。料理好きな別の上司がいろいろと用意してくれたほか、先輩の奥さんがおせち料理もお裾分けしてくれ、みんなで日本酒で乾杯した。

References
*1北京最大のチベット仏教の寺。

久しぶりのビックマック

今日は日曜日だけど、週末当番で仕事。

昼飯時になり、食事をどうしようかと考える。今はみんな「ステイホーム」なので、出前だと配達までえらく時間がかかってしまう可能性も。どうしようかなあと、ふと会社近くのマクドナルドをのぞくと店頭での注文は受け付けているようだった。ということでビックマックのバリューセットを注文。いつぶりのハンバーガーだろう、ちょっぴりワクワク。

ビックマックは中国語で“巨无霸”、かつて中国に存在したとされる身長2メートルを超す大男の名前に由来する*1。ビックマックはあの酸味のあるソースが好き。なんでだろう、年を取るにつれ「妊娠しているのかっ!」というくらい、すっぱいものが好きになっている。

ちなみに単品のビックマックは24元(約470円)だった。日本のビックマックは410円なので、中国のほうが少し高い。そう言えば少し前に東洋経済に「日本人はビッグマック410円の貧しさを知らない」という記事があったのを思い出した。

日本人はビッグマック410円の貧しさを知らない
アップルは9月7日、新機種iPhone14シリーズを発表した。日本での価格は、最も安いタイプで11万9800円。 Pro Maxは約20万円だ。昨年9月にリリースされたiPhone13シリーズでは、最も安いタイプが9万9800円だったから…

ざっくり説明すると、各国のビックマックの価格を比べるとどの国も日本より高く、それだけ日本が貧しくなったことを表している……というものだった。

ただ私の率直な印象を言うなら、そう簡単に比較できるかなあと疑問だ。

例えば東京でランチを食べようとしたら、410円(ビックマックの日本での価格)ではちょっと難しいだろう。一方、中国のビックマックは24元だが、これだけあれば北京のそこらの食堂で立派な定食が食べられる。つまり日本人は「おトク」だと思ってビックマックを食べるかもしれないが、中国人は「ちょっぴり高めの外食」と思っているかもしれない。人によって感覚は違うだろうから一概には言えないけど。

ちなみにビックマックをセットで注文したら35.50元(約700円)だった。いつも昼食を20数元で食べている私からすれば、まさに「ちょっぴり高い昼食」をいただいた気分。日本で食べていたビックマックと味は同じだったけどね。

References
*1ちなみに台湾のマクドナルドではビックマックを“大麥克”と呼ぶ。直訳すると「大マック」。

我が家のコックさん

日本から持ってきて便利なのがシャープの「ホットクック」。材料を入れてボタンをポチッと押すだけで料理を作ってくれるという優れものだ。

見た目は炊飯器みたいな感じで、ちょっと大きいかな?くらい。実際に米も炊けるようだが、最も大きな違いは調理中に鍋の中の食材を自動でかき混ぜる「まぜ技ユニット」なるものが備わっている点。それによって、より多くのメニューが作れるらしい。

最大15時間の予約調理の設定が可能で、予約の待機時間も中の温度を調整して食材が腐らないようにしてくれる。朝に仕込んでおけば帰宅時にはアツアツの料理が完成しているわけだ。さらにWi-Fiにも接続できるので、外出先から予約時間を変更することも可能。例えば「帰宅が遅くなりそうだから、完成する時間を1時間遅らせよう」みたいなこともできちゃう。

今日作ったのは厚切り大根と鶏手羽元のさっぱり煮。ポン酢を使ったのだが、大根によーくしみていた。自分で作るよりもおいしいからちょっぴり悔しい。ポテトサラダはいもをふかすのに「ホットクック」を使った。ちなみに右上の筑前煮も昨日「ホットクック」で作ったもの。火を使うとずっと見ていないといけないが「ホットクック」ならボタンさえ押しておけば後は手が離れるのが楽ちんだ。

オマケが入っていた

日曜だけど仕事。夕方になっていろいろ仕事が発生し、帰宅できたのは22時頃。夕食を作る元気もなかったので“外卖”(出前)を取ることにした。

頼もうとしたのは“木须肉”(きくらげと豚肉の卵炒め)と“土豆丝”(ジャガイモの細切り炒め)。どちらも好きで、私がよく注文する定番の中国料理。いつも利用している店舗で注文しようとしたら、別の店舗でも同じメニューを扱っていて、しかもそちらのほうが安い*1ということが分かる。同じ料理ならと思い、今日は安いほうで注文してみた。

いざ届くと、容器が3つ入っている。あれ?私が注文したのは2品なはずだけど。取りだしてみると、もう1品入っていたのは“干豆腐丝”(千切り豆腐の和え物)だった。間違えて注文しちゃったかな?と思い、レシートを見てみると、注文しているのは確かに2品だ。容器をよくよく見てみると「無料サービスでお贈りします、ぜひ星5つの高評価をお願いします」と書いてあった。ははーん、そういうことか。

そのサービス精神、あっぱれ。ただ味はいつも注文している店舗のほうがおいしかった。ありがたいけど、次はいつもの店舗を頼んじゃうだろうなあ。

References
*1安いと行っても約250円程度だけど。

中国産の日本米

今日の夕食はごはんを炊いた。使ったのは日本を出国するときに買ったおニューの炊飯器。

自分で言うのも何だが、結構な値段のする炊飯器だ。

日本人だもの、米は大切!と奮発して購入。海外の電圧に対応した炊飯器もあるようだが、今後日本でも長く使うことを見越して100Vの日本国内モデルを選んだ。だからうん万する変圧器も一緒に購入して、どれだけお金かけてるんだか(^^;)。

せっかく良い炊飯器を買ったのだから、米も良いものを選ばなければ。インターネットで調べてみると、中国国内で栽培された日本品種の米がちょこちょこ売っているようだ。そこで“越前米”という米を買ってみた。中国東北部の遼寧省で栽培されているコシヒカリらしい。どんなものか不安だったので、とりあえず2キロだけ購入(笑)。

炊けたごはんを食べてみると……おおお!!おいしい。ふっくらもちもち、驚きの味だ。今までと全然違う。さすが高級炊飯器。米も日本品種だけあって、日本で食べているものと全く変わらない。

おかずはゴーヤチャンプルー。お肉はスパムを使用した。本当は豚肉を使いたかったが、中国ではこういうときに便利な薄切りの豚肉が売っていないのだ。あるのはサムギョプサルのように分厚い肉ばかりで少々不便。カットしてくれとお願いしたら切ってくれるのだろうか。

久しぶりの海鮮に舌鼓

北京に赴任してから毎日仕事が忙しい。今が忙しいのか、それとも海外駐在とはこんなものなのか、着任したばかりでよく分からない。

東京にいた頃は平日でも帰宅してから習い事に行く元気があったし、料理を作って晩酌もしていた。いろいろしていると午前1時を過ぎてしまい(元気だけど)慌てて寝るようなこともあった。

一方、今は毎日15時間労働がデフォルトで、さすがに疲労困憊。おそらく赴任したてで、自分でも気負っているところがあるのだろう。年の近い先輩は、私の様子を見て「少し手を抜いていいんじゃないか」と言ってくれた。でもまあ、仕事があるだけありがたい。赴任早々、あいつは北京で何をしているんだって言われたくないもんね。

今日は仕事の関係先と日本料理店でランチをご一緒した。

先方のオススメで海鮮丼を注文。マグロ、ハマチ、エビ、イクラ、すごく具だくさんだった。海のない北京は刺身がとにかく高い。こっちに来てから刺身を一度も食べていなかったので、それはそれはおいしかった。日本で食べてもそれなりのお値段がしそうだったので、きっと驚くような値段だったに違いない。ごちそうになってしまった。

そういえば今日、日本は祝日だったんだなあ。こちらは朝から通常通り働き、ちょっぴり悔しい思いだったけれど、おいしいものが食べられたので良しとする。

北京の楊国福マーラータン

今日の昼食は以前にも紹介した楊国福マーラータンを食べに向かった。

滞在しているホテルから一番近い北京駅の向かいの店舗を訪問。以前にも来たことがあるので、ここに楊国福マーラータンがあることは知っていた。

日本でもよく行っていたので慣れたものだ。唯一の違いと言えば圧倒的に安いことか。

日本は100g=400円なので、正直お手頃とは言えない値段だ。基本的に1500円は超えていたし、調子に乗ってあれこれ食材を選ぶとあっという間に2000円近くになる。けれど店はいつも中国人の客で賑わっていたので、それだけ払っても食べたい祖国の味なんだなあと思ったことを覚えている。

一方、今日のお会計は24.10元。日本円にすると約500円だ。うーむ、安い。おそらく日本の店舗で同じ量を食べれば、やはり1500円はいっただろう。

この店舗は北京駅が近いからか、スーツケースを引いて来店する客が何人もいた。

店をのぞき込んで「何の店だい?」と尋ねる、おそらく地方から出てきたとみられるおじいさんとおばあさん。店員が「マーラータンの店です」と答えると、おばあさんは「私はマーラータンはいいわ」と言って、そのままどこかへ行ってしまった。楊国福マーラータンは中国に6000店舗ほどもあるらしいけど、知らない人もいるんだなあ。

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