The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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春節のライトアップ

今日は土曜日ですが休日出勤。仕事を終えて会社から帰宅していると道路沿いの街路樹がライトアップされていました。

提灯までぶら下がり、すっかり春節ムードですね。先月、昼間におっちゃんたちがせっせとLEDを街路樹に巻き付けている作業を見ていましたもんね。

春節に向けた準備
今日、昼食を食べに外に出ると街路樹に登ってゴソゴソ作業をしている人たちを見かけました。よく見てみるとLEDライトを街路樹にくるくると巻き付けていました。なるほど、夜になるとライトアップさせるんですね。春節(旧正月)に向けて着々と準備が進んでいます。

この通りは「建国門外大街」といって、少し向こうに行くと「長安街」という天安門の前を通る道に繋がります。北京のメインストリートだけあって飾り付けにも気合いが入っていますね。

 

帰省の旅路こそ年越し

昨日、街なかで春節に向けた飾り付けが進んでいるという記事を書いたばかりですが、今日「滴滴」(ディーディー)*1に乗ると、窓ガラスにメッセージが貼られているのに気付きました。

回到小时候的秘诀,就是多见老朋友”(幼い頃に戻る秘訣は古い友人たちにたくさん会うことだ)。で、その下に“回家的路上,就是年”との文字。直訳すると「家に帰る道こそ『年』だ」となりますが、つまり「帰省の旅路、それこそ年越し」という意味ですね。

私の職場にいる中国人の同僚も帰省する予定の人が多いようです。こういうメッセージが街なかにぽつぽつ出てきて、年の瀬モードかな。みんなソワソワし始める時期かもしれません。

References
*1スマートフォンアプリで車を呼ぶ配車サービス。中国では流しのタクシーに乗るより、こちらのサービスのほうが頻繁に利用されています。

春節に向けた準備

今日、昼食を食べに外に出ると街路樹に登ってゴソゴソ作業をしている人たちを見かけました。

よく見てみるとLEDライトを街路樹にくるくると巻き付けていました。なるほど、夜になるとライトアップさせるんですね。春節(旧正月)に向けて着々と準備が進んでいます。

懐かしの場所

今日は旧暦の正月、春節。皆様、あけましておめでとうございます。

昼過ぎまで自宅でゆっくり過ごし、ふと思い立って大望路にある“华贸购物商场”(華貿ショッピングセンター)に行った。ここは留学時代によく来た場所だ。高級ブティックばかり並び、とても学生の身分で買い物できるような場所じゃないんだけど、大学の周辺があまりにもゴチャゴチャした場所だったので、たまにオシャレな高級感漂う雰囲気を味わいたいときに来ていたのだ。来たところで、スターバックスで安い飲み物をいただくくらいだったんだけど(笑)。

2010年に留学していたので、もう10年以上来ていないわけだが……いざ、来ると「ああ、こんな感じだった」と記憶がドッと蘇ってきた。

入っている店舗は変わっているのだろうが、建物のつくりなどは変わっていなかった。「ここを右に行けば……ああ、やはり!フードコートがある」みたいな、ここ10年引き出しに入れっぱなしだった記憶がスラスラと思い出せる。人間って不思議だ。

フードコートは少々おしゃれになった印象。前は味千ラーメンなど、もっと庶民的なチェーンの飲食店が入っていた記憶があるなあ。

結構な賑わいだった。日本がそうだったように、中国も正月はどこの店も閉まるので食事は基本的に家で……というのも「今は昔」の話なのだろう。多くの家族連れなどが外食を楽しんでいた。

外食ができるということは、その分、正月返上で働いてくれている人がいるというわけだ。中国の人たちが何よりも春節を大事にし、実家に帰省することを楽しみにしているのを知っているだけに、ホント感謝感謝です。

静かな大晦日

今日は旧暦の大晦日だ。

ツイッターを見ていると、多くの中国人が実家に帰省してごちそうを囲んでいる写真をツイートしている。そして中国中央テレビの“春节联欢晚会”を見るんでしょう?旧暦の大晦日に生放送され、全世界の華人が十億の単位で見るという番組で、中国版の「紅白歌合戦」と呼ぶ人もいるようだ。

私自身は特別な何かがあるわけではないが、どこかいつもと違う気分になる。新暦の年末年始に「年の瀬」っぽいことがなかっただけに、ようやく新年を迎えられる気分だ。

買い物をしにイトーヨーカドーに行くと、相変わらず真っ赤な新年の縁起物コーナーが。派手だなあと思う一方、自分の家にも少し飾ってみたい気もする。中華圏は「めでたいっ!」というのを全力で表現するので、見ていて気持ちがいい。

スターバックスでお茶でもしようかと思ったら、営業時間にもかかわらず店内が暗い。閉店まで数時間はあるのに、どうしたのだろう……と入り口を見ると“今日已结束营业,明年再见啦~”(本日の営業はすでに終了しました、また来年お会いしましょう~)という、何とも軽いメッセージ。

まあ、おそらく営業していても大晦日で客が来ないのだろう。私も食料品売り場で買い物だけして、おとなしく帰ることにした。

ちなみに11年前に留学していた頃に経験した大晦日というと北京のそこら中で花火が上がるわ、爆竹を鳴らすわで大変な騒ぎだった。冗談抜きで北京が攻撃されているのかと思ったほどだ。それほど中国の年越しに花火や爆竹は欠かせず、除夜の鐘だけが聞こえる静かな日本の年越ししか知らなかった私は衝撃を受けたのを覚えている。

それも昔の話。大量の花火や爆竹は大気汚染の原因になることを理由に、都市部では禁止されてしまった。確かに当時はPM2.5という言葉をしょっちゅう聞いた気がする(……し、北京に住んでいても空気が悪いなあとつくづく感じたものだ)。あれから中国の大気汚染は確かに改善した。けれどずいぶん静かな大晦日になったものだ。きっと味気ないと思っている中国の人は多いんだろうなあ。

旧暦の仕事納め

今日は旧暦の仕事納めだ。中国は明日から春節の大型連休に入る。

中国で新型コロナウイルスの感染が急拡大したこともあり、職場では新暦の年末年始の際、忘年会みたいなものが一切出来なかった。せめて旧暦の仕事納めくらいは……ということで、近所のコンビニでビールや乾き物を買って職場で簡単な立ち飲みをした。

昨今は「飲みニケーション」というものに否定的な意見があることも重々承知しているけど、やはり酒を飲みながら会話をすると普段の仕事づきあいでは見えない部分が見えてきて距離がグッと縮まる。コロナ禍になる前は職場の日本人と中国人で食事会や飲み会がちょくちょくあったらしい。確かに私が来てからは、日本人同士でさえも一切できなくなっちゃったからなあ。

とは言え、私は仕事を抱えていたのでノンアルコール。中国人スタッフたちも早めに仕事を切り上げて退勤したので、職場での「簡易飲み会」も1時間いかないくらいでお開きとなった。

帰宅時の北京地下鉄2号線。人が全然乗っていない。

春節が近づくと北京に住む地方出身者がみんな帰省するので、北京が一気にガランとする。ここ最近は感染状況が収まってきたので地下鉄も混むことが多かった。座席に座れるのはありがたい。

自宅近所のスーパーにあった看板。「春節まであと2日」という文字だ。

中国の人々にとって春節がいかに重要なのかをひしひしと感じる。そう言えば、韓国も旧暦の正月を祝う文化が残っている。日本だって太陽暦を採用するまでは旧暦の正月を祝っていたわけだ。そう考えると、何千年と続いてきたアジア圏で最大の年間イベントをいとも簡単に切り替えた明治政府っていうのはある意味すごいなあ。

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