昼食をとりに外に出ると、おや、暖かいです。暖かいといっても気温8度くらいですが。それでも日本に一時帰国する直前は最高気温も氷点下なんて日が続いていましたから、特別暖かく感じます。
暖かくなったからか、心なしか街中に人が増えたような気がします。寒いと外出も億劫になりますもんね。今日は手袋をしなくても手がかじかみません。昼食をとりおわった後、何だか歩き続けたくてしばらく散歩しちゃいました。
そういえば今回の一時帰国で強く感じたのですが、日本の家は本当に寒いですね。脱衣所なんて凍えるような寒さで、毎日「ひゃー」と叫びながら風呂に入りました。その点、北京の家は快適です。それを実現してくれているのは中国語で“暖气”(ヌアンチー)と呼ばれるスチーム暖房の存在です。
スチーム暖房の中には集中暖房室のボイラーから送られてきた高温の蒸気が流れています。
北京の冬はかなり厳しく、川や池にスケートができるくらいの氷が張ることもあります。でも部屋の中はスチームが効いていて、Tシャツ一枚で過ごせるくらい暖かい。大陸の乾燥した気候と相まって、洗濯物もスチームのそばにかけておけばすぐに乾きます。
ただ温度の調整が難しいです。特に外が暖かくなってくると、スチームの効いた部屋は暑くてたまりません。今日の職場では暑さに耐えられなくなって窓を全開にしちゃいました(^^;)。
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