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The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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PLAY 25年分のラストシーン

新型コロナウイルスに感染して自宅療養中の身。熱は出るし、のどは痛いし、相変わらずの状態なんだけれど、解熱剤を飲んだら少し楽になったので、せっかくの時間だし映画を1本鑑賞。父親から勧められていた『PLAY 25年分のラストシーン』。

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新コロ・自宅療養2日目

明け方、ひどい悪寒で目を覚ます。

エアコンを消して布団にくるまるも寒くて寒くてたまらない。おそらく高熱が出ているのだろうけど、あろうことか体温計を中国への引っ越し荷物に入れてしまったため手元にない。自分は何度の熱が出ているのか……そんなことを考え出すと眠れなくなってしまった。中国渡航にあたってスーツケースに解熱剤を忍ばせていたことを思い出し、これを服用したら一気に楽になった。

朝になって妻が食料や日用品を持ってきてくれた。玄関前に置いて帰るだけのつもりだったかもしれないが、それだけは何だかさみしくて、玄関を開けて数メートルの距離を取り、もちろんマスクを着用して少しだけ会話。

物資を見てみるとお願いしていたもの以外にもいろいろ買い込んでくれていた。ありがたい。

食料、水、スポーツドリンク、のどあめ、熱さまシートなどなど。なかでもウイダーinゼリーは助かった。と言うのが食欲が湧かないのだ。特にのどの痛みによるところが大きく、唾を飲み込むたびに激痛が走って固形物を食す気分にならない。その点、ウイダーinゼリーは飲み込みやすく、病床での栄養補給にうってつけ。

会社からも体調を心配する連絡があった。気持ちは焦るだろうが、今は療養せよとのお達し。

気持ちが焦っているのはその通り。だって本来ならあすにも中国へ出発だったのに、今やそれがベッドに寝転がってるんだもの。情けないったらありゃしない。しかし治らないことには始まらないので、きょうはおとなしく一日中布団に入っていた。

ニュースでは「きょうも東京は暑い1日」と言っていたが、悪寒でとてもエアコンどころではなかった。その代わり窓を開けたところ、入ってくる風がちょうどいいくらいに気持ちよかった。

 

新型コロナウイルスに感染しました

新型コロナウイルスに感染してしまった。それも2日後の中国渡航を前に。

中国への渡航者は飛行機に乗る前日・前々日に必ずPCR検査を受けることを求められていて、このうち前々日の検査を受けたら陽性判定となってしまったわけ。

検査を受けたのは港区のクリニック。中国大使館の指定検査機関で、当日のうちに陰性証明書を発行してくれる「お墨付き」。それだけあって検査料は何と3万5000円!無料のPCR検査場だって街なかに増えてきているというのに、何とも足元を見た商売だ。

しかし受けないことには渡航できないのだからしようがない。午前中に検査を受けて*1、午後は役所へ行って転出届を出したり、会社へ行って仕事をしたり……そんなことをしていると夕方近くに非通知でずっと鳴り続ける電話があったので、出てみるとまさかの陽性判定の連絡だった。

コロナ禍になって2年余り。ここまで感染せずに来たのに、出国の前々日に感染するとは……自分の不甲斐なさに落ち込む。もちろんフライトはキャンセルだし、それどころか中国渡航は1か月近く延期ということになる*2。会社に大迷惑をかけ、直近で接触した人たちを感染リスクにさらしてしまった。その責任と申し訳なさで潰れそう。

とりあえず自宅(というか、ウィークリーマンション)に帰ってから、会社や直近で接触のあった人たちに連絡した。みんな「ここまで感染者が増えれば、かかるもかからないも運だから気にしないで」と慰めてくれる。かえって申し訳なさが増して泣けてくる。中国駐在にあたって再開したブログなのだから中国での「隔離生活」から幕を開けるだったはずが、まさかの日本での「療養生活」から始まるとは……情けない限り。

方々に連絡を済ませて時計を見ると午後9時前だった。いざ自分が陽性だと思うと一気にだるさを感じだし、とりあえず早めに布団に入って寝ることにした。

References
*1少し長めの綿棒のようなものを鼻にぐいぐい突っ込まれる、インフルエンザ検査なんかのときにやるタイプだった。結構痛くて鼻血が出るんじゃないかと思った。
*2日本政府の求める自宅療養10日間に加え、完治後も中国政府から14日間の健康観察を求められて、これが終わってようやく今回受けた渡航前PCR検査にたどりつける。

回らないすし

夕飯時、妻と街をプラプラ歩きながら「何食べる?日本で食べておきたいものない?」と聞かれる。2人であれこれ考えたあげく、すしでも食べるか!ということに。

とは言っても別にぜいたくをするわけではなく、向かったのはチェーンの回転ずし。しかし、これが大混雑だった。とても待つ気になれないほどだったので別の店舗へ向かうも、そこも待ち時間40分。一応番号札を持って並ぶも、まるで進む気配がない。

結局、御徒町の吉池食堂に向かうことにした。

吉池食堂 | プロも通う御徒町駅前の魚介専門店 吉池(よしいけ)
上野、御徒町エリアで他にはないショップとフードの組み合わせ。これからも御徒町のランドマークは吉池です。

吉池食堂はメニューが豊富なので、毎回何を食べるか本当に迷ってしまう。いろいろ目移りするも、きょうはすしを目当てに来たのだから、やはりすし。握り大盛りをいただいた。このボリュームで1400円、この質、量を思えばコスパがいい。ついつい生ビールも頼んでぜいたくしてしまった。

当初は回転ずしのつもりだったのに、思いがけず「回らないすし」。けれどさすが吉池食堂、この値段でぜいたくできるなら御の字というお会計だった。ごちそうさまでした。

吉池食堂

〒110-0005
東京都台東区上野3丁目27-12
TEL:03-3836-0445

安房探訪

親戚家族に誘われて、千葉は館山を訪れた。

結婚したことだし、いとこたちに妻を紹介したいと思っていたところ、ちょうど向こうの家族が一堂に集まる機会があったので、そこにまぜてもらう形になった。

向かったのは館山市にある「晴れパークたてやま」。バーベキューを楽しめる施設があるほか、アジの釣堀があって、釣った魚をその場でいただくこともできる。

晴れパークたてやま公式サイト
晴れパークたてやまは館山市に新しくオープンする釣り堀&BBQ場付きの直売所です。昔は「健人館」という名前のお店でした。富浦I.Cからすぐそこで、スーパーマーケットの代わりにも使えます!

ただアジ釣りはさっぱり。

アジはみんなほぼ浮いているだけといった状態で、釣り餌を目の前でチラチラさせても見向きもしない。暑い日だったので水温が高く元気がなかったのか、あるいは釣られ食べられる運命を察しているのか……釣れなければ釣れないでアジはいただけるので、みんな早々と切り上げました(^^;)。

たくさんの肉に山盛りの魚介類、大満足なバーベキューだった。

きょう集まったのは気心知れたいとこたちだったので、再会は数年ぶりだったにもかかわらずそれを感じさせない盛り上がりようで、あっという間に時間が過ぎた。

結婚祝いをいただいたにもかかわらず、ごちそうにまでなってしまった。ありがたいやら申し訳ないやら。

最近、結婚の報告やらで久しぶりに友人や親戚と連絡・再会する機会が多いが、そのたびに自分はご縁に恵まれているなあと感じる。していただいた分、きちんと恩返ししていかなければ。皆さん、きょうはどうもありがとうございました。

チェーンの努力

花金ということもあって弟が飲みに誘ってくれた。これがもう出国前最後かなあ。

出国前に新型コロナに感染してはならぬ……ということで選んだのが都内某所にある魚民。ここには個室があるのを知っていたのだ。

実は最近、魚民にはちょくちょくお世話になっている。就職したての頃は稼ぎ出したおごり?からか「チェーンなんて!」「隠れた居酒屋を発掘してナンボ!」みたいなエラソなことを考えていたが、この年になってチェーンにはチェーンのよさがあると感じるようになった。

メニューは豊富だし、価格も安い。私の知っている魚民はどこも土足厳禁で、店内もきれいにしてある。正直、値段の割に提供されるサービスは上質だと思う。日本全国このクオリティーで統一してやっているのだから、そこにはそれなりの企業努力があるのだ。

……とまあ、それはそれでエラソなことを語りつつ、おいしくいただきました。

ビザの申請

中国行きの見通しが立ってきた。ようやくインビテーションレター(招聘状)が出たのだ。と言うことで、さっそく中国ビザ申請サービスセンターへ行ってきた。

中国のビザセンターは有明にあって、最寄り駅はゆりかもめの東京ビッグサイト。

学生時代の留学ビザ申請はまだ六本木の中国大使館だった。あそこは確かに小さかった気がする。その後、2016年に虎ノ門にビザセンターを開設し、数年前の中国へ出張した際にはここを利用した。今の有明に移転したのは2020年らしい。海が近いので、ゆりかもめから降りると潮の香りがした。

ずいぶん多くの申請者がいた。コロナ禍でも訪中する人はいるんだなあ。留学ビザはまだ発給されていないと聞くから、みんな仕事かな。

ちなみに中国のビザ申請書は複雑で少々分かりづらい。窓口も杓子定規な人が多く、書類に少しでも不備があるとけんもほろろに却下してしまうと言う*1。自分が留学したときはすべて1人でやった気がするが、われながらよくやったなあと思う。

その点、今回は会社が契約している旅行代理店が書類をすべて作成してくれたので大変助かった。もちろん書類に不備もないので手続きそのものはあっという間。写真撮影し、両手の指紋採取をして、ハイ終わりだった。

ゆりかもめで東京ビッグサイトから新橋まで戻ってくる。お昼の時間になっていたので、新橋にある岡山県・鳥取県のアンテナショップにあるレストラン「ももてなし家」を訪れて昼食。

頼んだのは岡山名物デミカツ丼*2。岡山の味も食べ納めか。ペロリと平らげました。

ビストロカフェ ももてなし家

〒105-0004
東京都港区新橋一丁目11番7号 新橋センタープレイス2階
TEL:03-6280-6475

References
*1添付する証明写真も細かいルールが決められていて、これがまた頗る厳しい。
*2デミグラスソースをかけたごはんの上にトンカツとキャベツを載せたもの。岡山市内の喫茶店や居酒屋、ラーメン店でも提供されるご当地グルメとして知られている

マイパソコンのありがたさ

先日、修理に出したVAIO(ノートパソコン)が返ってきた。厳密にはきのう返ってきたのだが、やはり使い慣れたパソコンが一番いい。まるで数週間旅行をしていて、落ち着ける自分の家にやっと帰ってきた気分だ。

修理中も会社から貸与されているパソコンがあったので仕事には困らなかったが、ふだんプライベートの用事はすべて自分のパソコンで作業をするので落ち着かなかった。そもそも会社から貸与されているパソコンをプライベートに使うわけにはいくまい。趣味の動画編集ならこのソフト、画像編集ならこのソフト、全部プライベートのパソコンのほうに入っているのだ。

今の若い人は(……って自分も青二才だが)スマートフォンさえあれば、パソコンが無くてもいいという人が増えているようだが、いやいや、私は。パソコンが無いと困ってしまうよ。とりあえず中国に赴任するまでに愛用のVAIOが返ってきて助かったあ。

ウイグル料理

大学時代の北京留学で知り合い、爾来仲よくしているウイグル族の友人と新宿にあるウイグル料理店で食事をした。

行ったのは西新宿、というより初台に近い「シルクロード・タリム」という店。

何度か行ったことがあるが、異国情緒あふれる店内の雰囲気*1と日本ではそう食べられないウイグル料理が楽しめるとあって、まるでアトラクションのような店。

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References
*1中国出身のウイグル族の方がほとんどで、若干ウズベキスタンといった近隣出身の従業員もいるよう。客にもそうした地域の方が多いので、日本であるにもかかわらず、たまに日本人のほうがアウェーな感じになってしまうほど。

結婚指輪

先日来、妻と購入を考えていた結婚指輪。この週末にも妻は1人で何軒か店舗を見て回ったらしい。結局、数日前に見たアメリカ発祥ブランドのT社がいいという結論に至り、本日再訪問。

前回の訪問時に商品の案内をしてくれた従業員の方は本来きょうお休みだったにもかかわらず、私たちが再来店することになり急きょ出勤して下さることになった。ありがたい……いや、何だかむしろ申し訳ない(^^;)。

ずっと目を付けていた指輪を購入。裏側には手彫りで互いのイニシャルを彫ってもらうことに。

手彫りに時間がかかるため、受け取れるのはしばらく先。手ぶらで帰ろうかと思ったら、従業員の方が「せっかくだから指輪を着けて写真を撮りませんか」と言う。ちょっと気恥ずかしかったのでどうしようかと思ったが、記念だと思ってお願いした。店内のソファーで指輪を着けてパシャリ、店舗の外でもパシャリ。私たちが撮影している間、通行人の方が気遣って立ち止まってくれていたのだけれど、うれし恥ずかし、いや、かなり恥ずかしかった。だけど、まあ、一生に一度のいい思い出ができたのでよしとする。

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