The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

月: 2022年7月 (4ページ目 (4ページ中))

あふれそう

私の会社は今がちょうど異動の端境期なこともあって人不足だ。そんな私も中国赴任を控えているが、出国はまだ先。そんなわけでどんどん仕事が降ってくる。

きょうは大きな仕事を4つ、それも同時進行だった。

だからといって言い訳をするわけではないが、仕事で1つミスをしてしまった。かなり自分でもへこむミスだったが、忙しさは理由にならない。

仕事がこんな状態なので、中国赴任に当たっての荷造りが進まない*1。一方、みんなが連日送別会を企画してくれるのでスケジュール帳はビッシリだ。いや、それはうれしいのだ、本当に。

けれど正直、最近ちょっとオーバーフロー気味だ。

References
*1と言うより、始めてもいない。

12年ぶりの再訪

中国渡航にあたっては「外国人体格検査記録」というものが必要だ。

おどろおどろしい名前だが何てことはなく、日本でいうところの健康診断書。ただし中国側に提出するものなので中国語や英語である必要があり、通常の病院では出してもらえない。ということで代々木にある「日中友好医院」に行ってきた。実はここ、12年前の中国留学の際にも利用した。うーむ、感慨深い。

当時どんな検査をしたかとか、院内がどんな雰囲気だったかは全く覚えていなかった。しかし待ち時間にボーッと座りながら「当時は留学前にどんな思いだったのだろう」と考えると、いろいろ思い出すから不思議だ。大学や学生寮の友人・後輩が私の壮行会を連日催してくれていたこと、荷造りをしないといけないのに全然進んでいなかったこと、中国に留学できる期待と日本を離れるちょっとしたさみしさ……何だ、今とほとんど同じじゃないか。

しかし次から次へと健診者が訪れる。様子から見るにほとんどの人が「外国人体格検査記録」のために来ているようだった。コロナ禍にあっても中国へ渡航する人は多いのだなあ。留学ビザはまだ出ないようだから、みんな仕事ということか。

最後に検診結果を医師から聞いて終わり。エコーの写真などを見ながら「健康ですねー、問題ないですねー」と説明してくれる。実は数週間前に人生初の人間ドックを受けたばかりで問題がないことは分かっていた。

すると最後に「12年前にも検査を受けているんですねー」と言って、当時のレントゲン写真を見せてくれた。へええ、なんで当時検査を受けたって分かるのだろう。名前と生年月日で登録されているのかな*1。当時と今回のレントゲン写真を見比べて「肺もきれいなままだし、全く問題ありませんね」とご講評。

「ただ体重は増えちゃいましたね」……そこまで思い出させてくれなくて結構です、先生(^^;)。

References
*1だとしたら、たまたま偶然同姓同名で同じ誕生日に生まれた人間が訪れたら?誤ってひも付けられちゃうのかな?

ケンケンガクガク?

ふと見たウェブ記事で知ったのだが……

Q:「喧喧囂囂(けんけんごうごう)」と 「侃侃諤諤(かんかんがくがく)」A:先日のテレビ番組で、「(この問題をめぐって)ケンケンガクガクの議論になりました」という言い方を耳にしましたが、これは間違った言い方ではないでしょうか。解説:「喧喧囂囂(けんけんごうごう)」の「喧」と「囂」には、ともに「かまびすしい」「やかましい」「さわがしい」という意味があります。この文字を重ねたは、「口やかましく騒ぎたてるさま」「たくさんの人がやかましくしゃべる様子」を表すことばです。一方、「侃侃諤諤(かんかんがくがく)」...

「ケンケンガクガク」と普通に使ってしまっていたが「喧喧囂囂」(けんけんごうごう)と「侃侃諤諤」(かんかんがくがく)が混じって生まれた誤用らしい。

とは言え、ケンケンガクガクのほうがよく耳にする気がする。辞書にもすでに載っているようで、手元にある電子辞書の「デジタル大辞泉」(小学館)には次のようにある。

《「けんけんごうごう(喧喧囂囂)」と「かんかんがくがく(侃侃諤諤)」とが混同されてできた語》大勢の人がくちぐちに意見を言って騒がしいさま。

混交表現であることは認めつつも、1つの日本語として認める立場を取っている。一方、明鏡国語辞典(大修館書店)はバツ印と共に「誤用」と一刀両断だ。

そういえば先日、女友達と話していたときのこと。彼女には弟が1人いたため、私が「一姫二太郎だね」と言うと「弟は1人だよ?」と答えるので、2人して「?」という顔になってしまった。

私が言った「一姫二太郎」は「子を持つには一番目は女の子で、二番目は男の子がよい」という意味だった。一方、彼女が知っている「一姫二太郎」は「子を持つには女1人、男2人が理想だ」という意味らしい。うーむ、私は初めて聞いた。

文化庁のホームページによると、本来の意味は私が使ったほうだ。しかし平成12年度の「国語に関する世論調査」では、彼女が使った意味で理解している人が3割あまりいたそう。おそらく平成12年度の調査でこれだから、今調査すればもっと割合は高くなっているのではないか。彼女がそう誤用しているというよりは、すでにおそらく相当数の人が後者の意味で使うようになっているのだろう。

ケンケンガクガクだなんて言っていた私に、それをあれこれ言える権利はない。誤用も広く使われれば市民権を得ていくのかもしれないが、ことばが「その形」であるにはきちんとした理由があるのだ。自分への戒めとして、ここに記録を残しておこうと思う。

荷造りもままならない

ここひと月ほど、さまざまな仕事が立て込んでいてものすごく忙しい。

中国への赴任準備も進めないといけないのに次々に仕事が入ってくるのだ。みんな決まって「これが出国前、最後の仕事だから」なんて頼んでくるのだからたまったもんじゃない。こっちはほかにも仕事を抱えているのだから、勝手に最後の仕事にしないでほしい。

断らない(断れない)自分も悪いのだが、いざ家に帰るといまだ全く荷造りが進んでいない部屋の中を見回して少し焦る。仕事も大事だがそんなことを言っている場合じゃない、とにかく早く引っ越し業者に連絡して荷物を詰める用の段ボールだけでももらわねば。

うちの会社はありがたいことに赴任先に持って行かないものは日本国内のトランクルームにしまっておけることになっている。何を持って行き、何を置いていくかも考えないといけない。中国でも簡単に手に入るものは持って行く必要はない。炊飯器は?中国でも米は食べるが、日本旅行に来た中国の方々がみんな日本の炊飯器を爆買していくくらいだから、やはり日本製を持って行くべきだろうか。しかし日本の炊飯器は基本的に100V*1なので変圧器が必要だ。それも炊飯器ほど電力を消費する場合、大容量の変圧器でないと間に合わない。きっと値が張るだろうなあ。

そんなことを考え出したら片づけも進みやしない。

References
*1日本の電圧が100Vなのに対し、中国は240V。日本の2倍以上の電圧が流れている中国で対応していない日本の電化製品を使用すると「ポンッ!」と煙が出て壊れてしまう。

中国に赴任することになった

長いあいだ放置してしまっていたブログ。

熱しやすく冷めやすいタイプなもので、いざ再開しても三日坊主。まあ、もともと単なる日記帳というか雑記帳という感覚で始めたブログなので誰も困りやしないのだけど……今回は「やはりブログに書いておこうか」と思って投稿する。

中国に赴任することになった

このブログは私と直接面識のある方ない方、面識があっても友人や仕事関係の方など、いろんな方にご覧いただいている。お伝えできていない方もたくさんいて大変申し訳ないけれど……実はこのたび、仕事で中国・北京に赴任することになった。

中国語を中学時代から学び、中国語を使って仕事ができたらなあと今の会社に入り、まさに今、中国と関係ある部署で仕事をしている。次の目標は中国赴任だ!と思いながら働いていたので、自分にとってうれしい辞令だ。ただ、もし異動するとしたら来年だと思っていたこともあり、突然の異動宣告は寝耳に水だった。

内示前に上司が耳打ちしてくれたが、さぞ喜ぶだろうと思ったら私が一瞬困惑した顔をしたので、上司こそ困惑したと思う。というのが来年の異動までにしておけばいいやと思っていた「TO DOリスト」が走馬灯のように頭の中を駆け巡ったのだった(笑)。

今つきあっているパートナーには何と伝えよう。今続けている習い事はキャンセル?賃貸の自宅の更新日はもうすぐだったのでは?祖父母が元気なうちに岡山に帰って顔を見せておかないと。新聞やケーブルテレビの解約は早いうちに済ませておかないと忘れそうだなあ。

北京はかつて学生時代に留学していた街で、なじみはある。とは言え留学期間はたったの1年(厳密には11か月)。赴任となれば話は別で、おそらく3、4年は中国にいることになるか。通常であれば日本にも日帰りできそうな距離だけど、なんせ今はコロナ禍の非常事態。もちろん一時帰国をするタイミングはあるだろうけど、それだけ日本を留守にするには心の準備も必要。

仕事はもちろんだけど、プライベート面でも考えなければいけないことが多く、自分自身の今の気持ちを書き記しておくのは大切かなあ~と思い、ブログの投稿画面を数年ぶりに開いたという次第。

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