北京は昨日までかなり靄がかかった天気だったが、今日は気持ちいい空が広がった。
仕事で大望路のあたりに行ったら、国貿の高層ビル群が青空に映えてきれいだった。
中央にそびえ立つのは「中国尊」(チャイナ・ズン)という、北京で最も高いビルだ。その高さは528メートル、北京は上海などと違って高層ビルがいくつも建っているわけではないので異様に目立つ。展望台があるなら是非行ってみたいなあ。
会社へ戻るのに長安街を走る「1路」のバスに乗ると「バスおばさん」がいた。
切符販売や車内アナウンスのほか、高齢者が乗車してくると若者に「席をあけろ~!」と叫んでくれるなど車内秩序(?)を正す業務も担っていて、私は親しみを込めて「バスおばさん」*1と呼んでいる。11年前に留学していた頃はどのバス路線にもいたが、最近は現金を使う人が減ったからか、ほとんど見なくなっていた。メインストリートを走る「1路」のバスには残っていたのかあ。相変わらず早口のまくし立てるようなアナウンスで、何だか嬉しくなってしまった。
*1 | 中国語では何と言うのだろう?普通に“售票员”(切符販売員)?けれどこれじゃちょっと寂しいから、やはり私としては“售票员阿姨”(切符販売員のおばさん)と呼びたいところだ。 |
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