今日は妻の実家がある埼玉に安産祈願に行ってきました。
埼玉は浦和にある「調神社」です。これで「つきじんじゃ」と読み、地元では「つきのみや」という愛称で呼ばれていて、妻が小さい頃から親しんできた神社です。
写真は神社の入口ですが、鳥居がないことで有名だそう。すぐ脇の看板で説明してあった縁起によると、その昔、伊勢神宮に武蔵野の穀物を奉納するとき、鳥居が運搬の邪魔になったので取り外されたと伝えられているそうです。
もうひとつの特徴は、狛犬ならぬ「狛うさぎ」が出迎えてくれること。神社の名前「調」(つき)が「月」と音が同じため月待信仰と結びつき、月神の使いとされるうさぎ境内に置かれるようになったそうです。
手水舎の吐水口もうさぎの姿で、口からチョロチョロと水が出ています。
安産祈願は当日の申し込みで大丈夫とのことでしたが、私は不安だったので帰国前に何度か中国から電話をかけて予約の可否を確認していました。そのため申し込みの際に北京の住所を記入すると*1男巫さんが「あ、ご主人は何度かお電話をくださいましたね」と覚えていてくれました。
安産祈願は15分ほど。若い女性の神主さんでしたがとても落ち着いていて、祈祷の段取りもハキハキ説明してくれるので分かりやすかったです。祈祷しながら名前と住所を読み上げるわけですが、当然ですけど私たちの場合は「中国は北京市、○○区~」でした。日本の神様が中国在住の私たちのことも見守ってくれるのか、なんて考えちゃいました。
安産祈願の後は妻のご両親と食事。北京での生活、これからの出産などにあたり、いろいろと励ましてもらいました。妻も妊娠5か月、日本では昔から「十月十日」と言いますから*2もう折り返し地点なんですね。私もしっかりサポートして、元気な赤ちゃんを迎えたいと思います。