The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

月: 2023年11月 (3ページ目 (3ページ中))

暖気の稼働

ここ数日、北京もだいぶ寒くなってきました。東京で言えば12月くらいの気温でしょうか、外に出るとみんな厚い上着を着るようになりました。ちなみに北京ではこの時期になると「暖気」が稼働します。「ヌワンチー」と発音し、日本で言う「セントラルヒーティング」に相当します。

この「暖気」、北京中のオフィスや集合住宅、あらゆるところに設置されています。1950年代から公共事業として整備されたもので、暖房でさえも皆平等に……という、何とも社会主義国家らしい発想です。今年は昨日から「暖気」が供給される……ということだったのですが、動いている様子が見られず。今日になって「暖気」から微かに「ピキピキ」という音が聞こえ、ああ、供給が始まったんだなというのが分かりました。

これ、中に入っているのは温水です。北京の冬は最高気温が氷点下なんてことも珍しくありませんが、この「暖気」があるおかげで部屋の中は結構暖かい。いや、むしろ熱いくらいになります。だから真冬なのに夜が「熱くて熱くて」寝られない……なんてことも。

ちなみに「暖気」に使われる温水は石炭ボイラーで作り出していることが多いようです。私が十数年前に留学していた頃は大きな施設や公共機関でも石炭が主流だったので、冬はどこでもこの匂いがしていました*1。今は環境保護の観点から石炭の利用は減ったようですが、それでも外を歩いているとたまーに石炭の燃える独特な匂いを感じることがあり、ああ、北京に冬が来たんだなあと感じさせられます。

References
*1それもあって私が留学していた頃の北京の大気汚染はひどかったです。よく報道でPM2.5なんて言われていた頃でした。

腰が痛くて眠れない

さて、昨日からの続き(尾籠な話が続き、申し訳ありません)。

食中毒らしい症状でお腹をくだし、トイレから離れられなかったのが昨日。トイレは幾分かマシになりましたが、今度は体の節々が痛くて、就寝時にどんな体勢になっても寝られないのです。

あまりに寝られないので、リビングの(ベッドに比べて少し硬めの)ソファーに横になると少し楽に。そこで見つけたのがソファーに転がっていたボール。テニスボールくらいの大きさで、妊娠している妻が体をマッサージする際に使っているものです。あ、これ使えるんじゃないかと思い、仰向けになった状態で腰の下に入れてコロコロすると、う~~ん、気持ち良いぃぃ~~。直接ボールに触れると少々痛いので、タオルにくるんで腰に入れてみるとこれまたちょうど良い。これをベッドに持って行ったところ、朝までぐっすり眠れました。

知らなかったのですが、食中毒などを始めとする胃腸炎って関節痛も伴うんですね。小さかった頃、よく年配の人たちが「腰が痛くて眠れない」なんて言うのを聞いて、腰が痛いってどういう感覚なんだろうと思ったものですが……うーん、その気持ちが分かったような気がします。今回は胃腸炎によるものですが、もう少し年齢を重ねたら慢性腰痛なんてことになっちゃうのかなあ。

食中毒?に当たってしまった。

のっけから尾籠な話題で申し訳ありませんが、昨夜からお腹の調子が悪く、ひと晩中トイレに篭もるような具合でした。寝ていても、幾度となく起きてトイレに。いやあ、しんどい。挙げ句の果てには朝方に寒気とだるさを感じ、体温を測ると微熱。幸いに今日は仕事のアポなどがなかったため、午前に半休をいただくことにして様子を見ることにしました。

日本から持ってきている正露丸などを飲んでみたものの、昼になっても状況はかわらず。午後も休ませてもらおうかと思っていたところ、東京から仕事の連絡。それも職場に出勤しなければこなせない業務です。働きなさいということですね。は~い、働くために中国に赴任させてもらっているんだもの、もちろん出勤しますとも。ただ、いざ出勤してもお腹が緩くて大変でした。

病院には行っていないんですが、おそらく症状からすると食中毒みたいな感じ。たぶん昨日食べた肉に当たってしまったんだろうなあ。一緒に食事をした妻が大丈夫なところを見るに、私の食べた肉が悪かったか、生焼きだったのかもしれません。しんどいですが、当たったのが私で良かったです。妊婦の妻が食中毒になるなんて目も当てられない……今後はより注意したいと思います。

日曜日に日本式焼き肉

今日は日曜日でしたが私が当番の日だったので出勤。日本は3連休だったんですもんね、羨ましいなあ。私は3連休のうち、2日間は働いていたよ(^^;)。

当番は私1人なので普段なら悠々と仕事をしているのですが、今日は上司や先輩が次々と職場に来ます。皆さん、仕事がたまっているからですけど……うーむ、こんな休日出勤がまかり通っていいんでしょうか。手当てが出るならまだ良いですけど、うちの会社の場合、海外勤務の休日出勤に特別手当ては出ないですからね。私はどちらかというとオン・オフをはっきりさせたいし、残っている業務があっても自宅で済ませたい(わざわざ職場に行きたくない)タイプですが、家庭環境によっては難しいのかなあ。

退勤後、日曜日に働いたんだし……という理由を付けて、妻と新源里にある日本式焼き肉「丸福」に行きました。以前行った丸福は大望路にある別の店舗でしたが、今回はより自宅に近いこちらに。念のため電話で予約をしてから行ったんですが、いざ到着するとガラガラ。お客さんが1組いるくらいで、間もなく私たちだけになりました。

お肉を一通りの種類いただき、お腹いっぱいで帰宅。私たちは満足ですけど、お店はこれで大丈夫かしらん……と思っちゃいました。

もう11月

今日は文化の日で日本は祝日です。私が中学生の頃は毎年11月3日の文化の日に学芸発表会を行っていました。そういう学校は多いんじゃないでしょうか、文化祭をやるとか。

なぜ「文化の日」なんだろうと調べたら、1946年11月3日に日本国憲法が公布された日なんですね。戦後しばらく経つまで「明治節」と呼ばれていたそうです。

日本の祝日ですから、中国はいつもと変わらず平日です。我々の会社は日本の会社なので「上司の判断であわよくば午後は休み……なんてことになるかしら!?」と思ったのですが、いえ、なりませんでした(笑)。そもそも私は夕方から別件の用事があったので、どうせ働かなくちゃいけなかったんですけど。

そういえば自室に掛けているわたせせいぞうさんのカレンダーをめくるのを忘れていたと思い返し、1枚めくりました。このカレンダーは1枚に2か月分書かれているので、これが最後のページ……11月と12月です。イラストは立派なクリスマスツリーが描かれていました。ちょっと前まで北京は40度を超す夏だった気がするのに、もう2023年が終わろうとしているんですね。本当、時間が経つのは早いです。

マンションの日本人会

今日は以前にも何度か開催している同じマンションに住む日本人同士の飲み会に行ってきました。日本人同士と言っても私以外は皆さん某有名日系企業の中国代表とか、すごい御仁ばかり。私だけ年齢が20歳くらい違うんですけど、ありがたいことに可愛がってもらっていて、今日も誘っていただいたので参加してきました。

行ってきたのは亮馬橋の三全公寓というマンションの敷地内にある“苏泰・辣椒”というタイ料理の店です。北京にはもう1店舗あって、とても有名らしく私も名前は聞いたことがありました。

皆さん、立場が立場なだけあって北京在住の日本人やビジネス界に顔が広く、会の前半は「あの方は帰任された?」「あそこの理事長が代わるそうだ」なんて話が多いです。けれど後半になってくると自然と「生活」の話になってきます(^^)。特に、みんな同じマンションに住んでいるのでマンションがどうだとか、家の近所がどうだとかいった話題が多いです。

「マンションの朝食会場、最近は夜にバーも始めたようだ」「行きました?」「いや、行っていないなあ」。「近所のセブンイレブンの女性の店長さん、少し日本語もできるみたいだよ」「話しかけたんですか?」「私の中国語があまりにたどたどしかったからかなあ」。「近所のショッピングモールに新しくオープンした日本料理店、ひどかったですよ」「行きました?」「いや、私はメニューを見て全然そそろなかったので」……なーんて会話が続きます。

みんな同じマンションなので、帰りは同じ車で帰宅。22時前には終了する健全な会でした。

欠かせないキーホルダー

私が仕事の際に首から提げているネームカードにキーホルダーが付いています。で、よく色んな方から「そのキーホルダーは何ですか」と聞かれます。

これ、日本のAmazonで買った静電気を除去してくれるキーホルダーです。リングの側を手に持ち、静電気が起こりそうな箇所に先端を触れさせます。するとキーホルダーの内部にあるランプがピカッと光って静電気除去を知らせてくれます。

北京は内陸に位置して乾燥するからか、とにかく静電気がすごいです。日本で経験したことのないほどの威力で「バチィッ!」と来ることもあり、去年北京に来たばかりの頃はずいぶん悩まされました。今となっては手放せないグッズです。

北京の大気汚染

ここ最近、北京は空気の悪い日が続いています。昨日には“重污染天气红色预警”(重度汚染天気赤色警報)が発令され、場所によっては一時視界が50メートル以下になったようです。

これ、昼間に撮影した写真ですけど、遠くが霞んで見えます。

夜の東直門橋です。街灯がフワッと見えて幻想的ですが、これも空気が悪いことによるものです。

警報が発令された昨日は北京市交通局による交通規制も行われた模様。ナンバープレートの末尾が偶数が奇数によって運転できる日とできない日を決める規制で、大気汚染の深刻な日に実施されることがあります。そういう「強制的なこと」ができるのが中国らしいなと思ってしまいます。中国も大気汚染は相当改善したんですけど、たまにこんなことが今も起きています。

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