The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

カテゴリー: 出産記 (2ページ目 (3ページ中))

日本式の妊産婦検診

今日は定期的に通っている妻の妊産婦検診で病院に行ってきました。日曜日だけあって心なしか患者さんが多かったような気がします。この病院はアメリカ資本なので雰囲気が「中国っぽくない」というか良い意味で病院っぽくないので、診察の待ち時間もリラックスできますね。

いつもは私が妻と医師のやり取りを訳しているのですが、今日は日本語を話せる中国人の医師をお願いしました。いやあ、母語で説明されるのって助かりますね。ところどころ「?」という箇所はあったものの、母語の安心感は違います。そして今日の医師は今までの方と違って、私たちが質問しなくても向こうから色々と丁寧に説明してくれるのでありがたかったです。

極めつきは最後に「母子手帳はありますか?書きますよ」のひと言。母子手帳は日本独自の文化なので、今までの検診で話題に上がることはなかったのです。これまでは妻が自分で診断結果を記入していたんですが、今回は医師のほうから言ってくれたのでありがたく記入をお願いしました。さすが日本語を話せるだけあって母子手帳を持っていることを知ってくれているんですね。

今日はエコー検査がありました。前にもブログに書きましたが、中国のエコー室には「性別鑑定をしてはいけない」と書いてあります。

禁止非医学需要的胎儿性别鉴定,禁止选择性别的人工终止妊娠
医学的需要によらない胎児の性別鑑定を禁止する、性別を選択のために人工的に妊娠を終わらせることを禁止する

中国は一人っ子政策が長く続いたため「どうせ生むなら男の子を」と考える人が多かった経緯があり、事前に女の子だと分かると堕ろそうとする人がいたといいます。そのため中国では法律で事前に性別を知ることは禁止されているのです。2段落目に書いてある“人工终止妊娠”(人工的な妊娠の終了)というのは中絶のこと。中絶を表す中国語は他に“人工流产”(人工流産)とか“堕胎”といった単語もありますが、いずれも日本語に比べて直接的な表現でおどろおどろしいです。

赤ちゃんの性別が分かりました!

今日、妻のお腹の中にいる子どもの性別が分かりました。もう単刀直入に書いちゃいます。

女の子でした!!!!!

正直な感想を包み隠さずに書くと、想像ができないです。私自身、男だけの3兄弟の長男として育ちました。女の子のいる家庭が想像できない。私の場合、小さい頃は弟たちと外で走り回って遊び、テレビゲームをし、見るテレビと言えばウルトラマンや仮面ライダー。これが……女の子じゃそうはならないですよね。プリキュアとか?いろいろ考えたのですが、まあ、それは後ほど続きを書くとして、今日1日の出来事を振り返りたいと思います。

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日本でベビー用品を

今日は妻と1日かけてベビー用品を買いました。向かったのは錦糸町。ここには大きな「アカチャンホンポ」があるほか「西松屋」や「ベビーザらス」が揃っているのです。

今まで縁もなかったベビー用品。まだ子どもが生まれていないこともあって実感が沸かず、不思議な感覚です。妻は妊娠5か月目ですが、ベビー用品を買い始めるのはもう少し後……という人たちのほうが多いんでしょうか。私たちは今回の一時帰国を機に一通りのものは日本で揃えておきたい思いがあったので、そんなことを言ってられません。

事前に自分たちで書きだしたリストのほか、店内にも「買い揃えておくべきベビー用品」なるパンフレットが並んでいたので、それを参考に次々カゴに入れていきます。物によっては「デザインより量」、ガーゼなんかはアカチャンホンポのPBを頼ります。一方、服やスタイ(今は『よだれかけ』って言わないんですね)はかわいいものを選りすぐります。

しばらく店内をうろついていると、ミキハウスの専用コーナーがありました。

か、か、かっわい~~~!!!

さすがミキハウス、他商品より断然かわいいです。思わず興奮して「あ~ん」なんて声が出てしまいました。ミキハウスの店員さんもいてくれ、私たちが商品を見ていると「分からないことがあったら何でも聞いてくださいね」と声を掛けてくれました。買うつもりでカゴに入れていた服やスタイ、それにソックスの一部を商品棚に戻し、ミキハウスのほうを買うことにしました(笑)。

なんなら、ほとんどの商品をミキハウスにしてもいいと思ったのですが……やはりちょっぴりお高めです。それに店員さんに聞くと、新生児用の服は着れて3か月程度と考えたほうがいいと助言をいただきました。

さ、さ、3か月程度!?こんなにかわいい服を買っても、3か月で着れなくなっちゃうの~!?子どもってそんなに驚く速さで成長していくんですね……何だろう、この、まだ生まれていないのに「あんまり早く大きくならなくていいよ」と思っちゃう感じ。結局、全てをミキハウスで揃えることはやめ(そもそも結構な値段がするので)哺乳瓶のほか、服やスタイを少し購入することにしました。

とても新鮮な体験でした。だって、どれもこれも「今まで自分で買ったこともないものばかり」。少し気合いが入りすぎたのか、レジで会計するとほぼ10万円でした。けど人間1人が家族に増えるんです。その準備だと思えば決して高くありません。今回の買い物は私たちから子どもに買ってあげる初めてのプレゼント。少しずつ親になるという自覚が強くなってきたかな、と感じるところです。

日本で安産祈願

今日は妻の実家がある埼玉に安産祈願に行ってきました。

埼玉は浦和にある「調神社」です。これで「つきじんじゃ」と読み、地元では「つきのみや」という愛称で呼ばれていて、妻が小さい頃から親しんできた神社です。

写真は神社の入口ですが、鳥居がないことで有名だそう。すぐ脇の看板で説明してあった縁起によると、その昔、伊勢神宮に武蔵野の穀物を奉納するとき、鳥居が運搬の邪魔になったので取り外されたと伝えられているそうです。

もうひとつの特徴は、狛犬ならぬ「狛うさぎ」が出迎えてくれること。神社の名前「調」(つき)が「月」と音が同じため月待信仰と結びつき、月神の使いとされるうさぎ境内に置かれるようになったそうです。

手水舎の吐水口もうさぎの姿で、口からチョロチョロと水が出ています。

安産祈願は当日の申し込みで大丈夫とのことでしたが、私は不安だったので帰国前に何度か中国から電話をかけて予約の可否を確認していました。そのため申し込みの際に北京の住所を記入すると*1男巫さんが「あ、ご主人は何度かお電話をくださいましたね」と覚えていてくれました。

安産祈願は15分ほど。若い女性の神主さんでしたがとても落ち着いていて、祈祷の段取りもハキハキ説明してくれるので分かりやすかったです。祈祷しながら名前と住所を読み上げるわけですが、当然ですけど私たちの場合は「中国は北京市、○○区~」でした。日本の神様が中国在住の私たちのことも見守ってくれるのか、なんて考えちゃいました。

安産祈願の後は妻のご両親と食事。北京での生活、これからの出産などにあたり、いろいろと励ましてもらいました。妻も妊娠5か月、日本では昔から「十月十日」と言いますから*2もう折り返し地点なんですね。私もしっかりサポートして、元気な赤ちゃんを迎えたいと思います。

References
*1神社でお祈りする際には神様に「名前」と「住所」を伝えないといけないんですよね。
*2実際には9か月余りらしいですけど。

中国でベビー用品

夕方から朝陽公園近くにあるショッピングモール「ソラナ」に行きました。妻が「ベビー用品を集めたフロアがあった」と言うので、どんなものか見ておこうと思ったのです。中国では基本的に何を買うにもネットショッピングが一般的ですが、物によっては商品を見比べながら買い物をした方が楽しいですもんね。ま、今日は様子を見に行くだけですけど。

ベビー用品や子ども服を集めたフロアがあり、子ども連れの家族やお腹の大きいお母さんもたくさんいました。日本の「アカチャンホンポ」と比べると*1外国製の商品や中国製でも少々お高めの商品を扱っていて高級志向が強めです。

粉ミルクは外国製のものを含め、いろんなメーカーなものが用意されていました(ネスレくらいしか分かりませんでしたが)。

中国では10年余り前に国産の粉ミルクに化学物質のメラミンが混入し、数人の赤ちゃんの尊い命が失われたほか、数十万の赤ちゃんに健康被害が出ました。以来、中国では国産の粉ミルクに対し根強い不信感があるようです。中国で外国製の粉ミルクというと、ドイツ産のものが多いそうです。

紙おむつも大王製紙など日本製のものが売っていたし、哺乳瓶や抱っこ紐といったベビー用品も一通りは揃っていました。種類を考えると日本で買ったほうが選びしろがありそうですが、中国でも困ることはなさそうですね。子どもに関するもの、特に口に入れるものについては少し高くても安全なものを選んであげたいです。

私の目を引いたのが、こちら「POLO RALPH LAUREN」。小さなサイズの服ばかりが並んでいて、いや~ん、かわいいです。大人用の店は中国にもちょこちょこありますが、日本ほどの店舗数ないし、ましてや子ども服なんて……と思っていましたが、あるんですねえ。

いや~ん、いつも大人用しか見ていないので、お人形さんの洋服みたいです。我が子がこんなのを着ていたらかわいいだろうなあ。自分の服以上にこっちゃいそう(笑)。子どもが生まれたら、男の子でも女の子でも精一杯おしゃれさせてあげたいですね。

日本ブランドの「ミキハウス」も入っていて、赤ちゃん用の靴がズラリと並んでいました。ああ~ん、かわいい。これも日本だったら、もっと選びしろがあるのかなあ。自分の子どものファーストシューズはどれにしてあげよう、な~んて夢が膨らみますね。日本に一時帰国したときに「これっ!」というのが買っちゃうのがいいかもしれません(^^)。

References
*1比べるとって言ったって行ったことはほぼありませんが(^^;)。
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