今日から2泊3日でマカオ出張。数年前に1度だけ訪れたことがあります。中国の一部ではありますが、1999年までポルトガルの植民地だったため、現在も中国本土とは異なるシステムを運用する「一国二制度」が導入されています。つまり中国でありながら外国とも言える存在のため、北京から行くにあたって出国手続きをしなければなりません。
月: 2023年6月 (4ページ目 (6ページ中))
私は東南アジア料理が好きです。東南アジアと言ってもタイ料理かベトナム料理くらいしか食べたことないのですが、好きなんですよねえ。ナンプラーの味や香りなんてクセになっちゃいます。人によっては「くさい」と感じる方もいる由。私はなんかはあれが「たまらない」ので、中国に住み始めて最初に行ったスーパーでも欠かさずナンプラーを買いました。
今日はランチに「ラクサ」をいただきました。「ラクサ」というのは東南アジアで食されるスープ料理で、魚介でとった出汁に具材とココナッツミルクを加えたものです。中にはラクサ・ヌードルと呼ばれる米粉麺が入っています。最初、写真だけ見たら「トムヤムクンかしらん」と思ったのですが別物ですね。ココナッツミルクが入っているのでトムヤムクンよりマイルドな味です。
ちなみにメニューには中国語で“叻沙”(ラーシャー)と書いてありました。このほか調べてみると“喇沙”という言い方もあるようです。
エスカレーターに乗るときって左右どちらか空けます?関東では左側に立ち、関西では右側に立ちますよね。ちなみに私は岡山に生まれ育ちましたが、小さかった頃を思い出すとそういったルールはなかったように思います。ただ最近はみんな左に立っているようですね。東京の文化が入ってきたのかもしれません。
ただ最近は「エスカレーターは立ち止まって2列で利用を」っていう呼びかけが多くなってきています。この先陣を切っているのが埼玉県。2021年10月から「エスカレーターは立ち止まらなくてはならない」(=歩いてはいけない)という条例を施行しています。
私はこの条例に大賛成です。もっと多くの自治体が導入すべきだと思います。そう思う理由は新宿にあるビックロでの経験があるからでして……って、今はもうビックロって無いんでしたっけ*1。ビックロって週末はそれはすごい客で賑わうんです。で、混むのがエスカレーターで、係員がメガホンを使って「2列で並んでください」と大声で叫ぶんですが、みんな頑なに片側1列に並ぶんです。当然エスカレーター前には大行列ができます。係員さんはずいぶん大きな声で案内していますから、聞こえていないはずはないと思います。けれど行列を並んでも片側を空けようとするんですよねえ。
例えばこちらのページの写真1枚目。ビックロを撮影したものではありませんが、まさにこんな状況になります。大行列なのに右だけ空いています。これが左右に分かれて2列になるだけで輸送能力が上がるはずなんですけど。
おそらく原因は日本人の性格にあるんだと思います。
というのが、片側を空ける理由は「急ぐ人に道をゆずってあげるため」ですよね。もし自分が道をふさぐと誰かを困らせるんじゃないか、あるいはみんな片側に立っているのに自分だけ違うわけにはいかない。そういう心理が根底にあるんじゃないかと思います。
片側を空ける方法こそ効率が悪いのは一目瞭然です。エスカレーターも人々が片側に集中すると一方に力が加わりすぎて設備を痛めるなんて話を聞いたことがあります。だのに、ここまで「片側空け」がなくならないのはもはや頑固と言ってもいいんじゃないかと思います。
ちなみに北京ではどうだと思いますか。ここで出勤ラッシュ時の北京地下鉄の駅にあるエスカレーターをお見せしましょう。
こちら、北京地下鉄「建国門」駅の朝のラッシュ時のエスカレーターですが……見事に2列です。北京のエスカレーターでは「右に立ちなさい」ということになっています。けれど朝のラッシュ時は人が多すぎて、みんな好き勝手立っちゃっているんですよね。結果的に前が詰まって2列になっちゃっているわけです(^^;)。
けど、私はそれでいいんじゃないかと思います。右側を空けて延々と行列を作っている日本の方が、うーん、よっぽどおかしいかと。けれど社会全体の意識を変えるのは難しいでしょうね。
*1 | 今はユニクロ部分がなくなって「ビックカメラ新宿東口店」として営業しているんですね。 |
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今日は月曜日、新しい1週間の始まりです。いざ自宅の最寄り駅から地下鉄に乗ろうとすると、普段より多い乗客がホームに立っていることに気付きました。
あんまり普段ここまで混むことはないんですけど、珍しいです。案の定、車両に乗り込むとすごい人でした。中国の満員電車で何が大変かって、こんなことを言うと失礼ですが、いろんな「におい」の方がいるんですよね。激しい匂いを漂わせる「食品」を持っている人がいれば、体臭そのものがすごい人もいて、そんな人たちと一緒に乗るのは正直キツいです。
と、ここまで書いておきながら、自分はどんな「におい」を漂わせているか考えていなかったことに気付きました。私も今年34歳、もしや加齢臭とか出し始めちゃう年齢なんでしょうか。男性化粧品メーカーの「マンダム」によると、加齢臭そのものは50歳以上から本格的に発生する一方、30~40歳代でも多くの人が「男性の体臭の加齢変化に気づく」のだそうです。
人のことを言っている場合じゃありませんね。私も体臭ケアには気をつけよっと。
今日は夕方から朝陽公園の北側にあるショッピングモール「ソラナ」に行きました。
私が2010年に留学していた頃からあったショッピングモールです(2010年11月訪問)。
モールは英語では「ソラナ」という名前ですが、中国語では“蓝色港湾”(藍色港湾)。留学時代、タクシーの運転手に「ソラナに行きたい」と何度言っても通じなかったのを覚えています。こういう場合、現地の人には中国語のほうの地名を伝えないといけないんですね。
前に訪問したときはまだできて2年くらいの頃でしたが、とにかく寂しかったのを覚えています。中国ではよくあることですが、ドデカいショッピングモールを作ってもテナントが全然入っていないんですよね。空っぽのスペースが目立ったり、看板はあるんだけど店ができていなかったり。
しかし当時から十数年が経ち、店はそれなりに充実してたくさんの人で賑わっていました。もともとこのへんはドイツ大使館やカナダ人学校があるほか、東苑公寓という日本人もたくさん住むマンションが集まるエリアです。留学時代に来たときは「外国人をターゲットにしたモールなのかな」と思っていましたが、もう今や中国人だらけですね。それだけ所得水準が上がったのだと思います。
しかし中国のショッピングモールはなぜこうも「購買意欲」をそそらないんでしょう。現地の人たちも同様な気がします。これだけモールに人がいても、中の店舗をのぞくと客は全くいないんです。店員がヒマそうにスマートフォンをつついているだけ。
高級ブランド店も結構ですが、もっと普段使いするような店を増やせばいいのにと思います。食事する場所にしても、マクドナルドとかケンタッキーとか入れたらいいと感じます。
「ソラナ」の前を流れる亮馬河です。ここも私が留学していた頃は河岸がきれいに整備されておらず「くっさい」水が流れていました。今では遊覧船が走り、あたりを散歩する人もいて憩いの場になっています。
私の留学時代はもっとゴチャゴチャして汚い場所が多かったと思います。私が留学していた大学の近くも屋台が取り壊され、庭が整備され、きれいなお花畑や公園ができています。清潔な街になるのは歓迎ですが、人間くさい部分が消されてモデルルームみたいなうそっぽい緑ばかりになるのは寂しいような気もします。
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