The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

月: 2022年9月 (5ページ目 (6ページ中))

小さな高松会

高松で勤務していた頃の後輩から食事の誘い。

私は新型コロナウイルスに感染して中国渡航を延期させた前科を持つ人間だ。次の出国は何としてでも成し遂げなければならず、完全個室の店を選び、私を含めて3人の少人数で食事をした。

いざ入店してみると内装もへったくれもないほど本当に個室の店舗だった。完全個室ではあるものの、遮音性はあまり無いのかどこかの部屋からずいぶん大きい話し声が聞こえてくる。従業員も店長さん?と見られる方は丁寧な接客だったが、その他はノックもなくズケズケと入ってきて、何の料理か説明もなく黙ってドシンと置いていくような感じ。

料理はまあまあおいしかっただけに、何だかちょっぴり残念な気分。

はなまるうどん中国撤退

きょう日経新聞の電子版で「はなまるうどん」が中国から撤退を決めたことを知る。

吉野家ホールディングスは傘下の「はなまるうどん」が中国から撤退することを決めた。上海のはなまるうどん運営子会社を年内にも清算する。2011年に中国に進出して店舗網を拡大してきたが、現地での需要を捉えきれず徐々に採算が悪化。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、現地で都市封鎖が頻発したことによる客数減も響いた。

日経新聞電子版の記事から

この記事を読んで自分の中国留学を思い出した。と言うのが、私も当時上海の「はなまるうどん」に行ったことがあるのだ。記事によると上海に進出したのは2011年らしい。私が行ったのは2011年5月だったので、おそらくできてすぐの頃だったのかな。

はなまるうどん上海メトロシティ五番街店(2011年5月撮影)

当時北京に留学していた私にとって、上海はまるで「日本」。特に徐家匯*1には日本発祥の商業施設、例えばサンマルクカフェ、無印良品、フランフラン、セガミなど何でもあり、留学生活でちょっぴり日本が恋しくなっている私の心を満たしてくれるので、北京から上海に行くたびに寄ってはお世話になっていた。

上海のはなまるうどんの代表メニュー「はなまるうどん」(写真右・2011年5月撮影)

当時注文したのは、名前そのままの「はなまるうどん」(”花丸乌冬面“)。「かけうどん」に肉だんごが2個載ったようなメニューで、値段は23元、当時のレートで約290円だった。

客は中国人と日本人が半々くらいで、ほぼ満席。ずいぶんにぎわっていたので中国でも日本のうどんは受け入れられているんだなあと思っていただけに今回の中国撤退のニュースは少々意外だった。

とは言え、こってり味が大好きな中国人にはさぬきうどんがどれほど受け入れられるのだろうという疑問は持っていた。例えば中国人は日本のラーメンを食べるにも豚骨味を好み、現に「一蘭」や「一風堂」といった豚骨ラーメンを扱うブランドはどれも中国人に人気が高い。

いやいや、それを言うなら忘れちゃいけないのは「味千ラーメン」*2じゃないか。中国で「味千ラーメン」を見ない街はないほどで、中国人の豚骨ラーメン好きをよく表していると思う。

はなまるうどん上海メトロシティ五番街店(2011年5月撮影)

実際「はなまるうどん」も試行錯誤したようだ。「はなまるうどん」の担当者にインタビューをした記事によると、2014年当時、中国で最も人気のあったメニューは「特製酸辣牛肉うどん」、次いで「特製豚骨うどん」、どちらも日本では見られない現地に特化したメニューだ。なんとか現地の人たちに受け入れてもらおうと苦心を重ねた様子がうかがえる。

今回の中国撤退は新型コロナウイルス感染拡大による都市封鎖なんかも影響しただろうから、メニューだけが原因とは言えまい。しかし頭で紹介した日経新聞の記事には「現地での需要を捉えきれずに採算が悪化した」と書かれていて、日本の味そのものを守りながら味を現地化させることの難しさを感じた。日本じゃ「ガチ中華」なんて話題を集めているけどねえ……「ガチ和食」*3は中国の方々にはちょっとパンチがないか。

でもこれじゃあ中国に赴任したら留学時代のようにさぬきうどんは楽しめないのかあ。と思って調べてみると「丸亀製麺」はまだあるらしい。北京と上海にそれぞれ1店舗ずつ。こちらでも豚骨うどんやマーラータンうどんがあるようで、あらら、何だかデジャブ(笑)。「はなまるうどん」が撤退してしまった今、「丸亀製麺」にはなんとか頑張ってほしい。

References
*1上海の有名な商業地で、日本人駐在員が多く住むエリアとして知られている。
*2熊本発祥の豚骨ラーメンが売りのラーメン店チェーンなのだが、私は中国に来るまでその存在を知らなかった。店舗数は日本国内が70余りなのに対し、中国は700近くとゼロの数が1つ違う。おそらく中国発祥のラーメン店だと思い込んでいる日本人もいるんじゃないかな。
*3別にさぬきうどんが「ガチ和食」ってわけではないけれど(^^;)。

つわものどもが夢の跡

きょうは早朝から仕事で用があって品川へ向かった。

品川と言えば駅前にあった「アンナミラーズ高輪店」が8月末で閉店したはず。今はどうなったのだろうと店の前を通ってみた。

写真の中央部分、セリアやマツモトキヨシの看板の右側に見えているのがアンナミラーズのあった場所だ。かつては窓越しに談笑しながらお茶を楽しむ人たちが見えたのに、今や「Anna Miller’s」の文字は残るものの、真っ暗な店内とビニールの張られた外窓が残るのみ。何ともさみしい。

アンナミラーズはアメリカ発祥のレストランチェーン。アメリカ料理とホームメードパイが売りで、1973年に1号店が南青山にオープン。多いときは首都圏に20店舗以上を展開していたが、近年は国内最後の店舗として高輪店を残すのみとなっていた。

ミドル世代の人たちにとってアンナミラーズは思い出の場所だろう。

70~80年代と言えば音楽、ファッション、飲食など、アメリカ文化が大量に流入した時代。当時日本になかったパイの数々やコーヒーのお代わり無料サービス、現地の店舗と同じユニフォームなど、アンナミラーズが提供したもてなしの数々はアメリカに憧れていた当時の若者にとって別世界に感じられたのだろうなあ。

アンナミラーズ高輪店(2009年訪問時に撮影)

実は私もそんな雰囲気に憧れて、大学時代にアンナミラーズを訪れたことがある。

ちょっぴり料金はお高めで、コーヒーはお代わり自由だったものの、ケーキと合わせて注文すると1000円を超えたような記憶が。けれどこの世界観に対して料金を払うと思えば、ディズニーランドでの飲食と同じと言うか、納得の値段だとも感じた。

また行こうと思っていたのに、気付いたら日本最後の高輪店さえ閉店してしまった。やはり行こうと思ったらそのときに行くべきなのだなあ。今や思い出の中にしか存在しなのはさみしい限り。

閉店理由について、運営元の井村屋はニュースリリースで次のように書いている。

今回、国土交通省より品川駅西口基盤整備事業に伴う移転要請があり、移転対象となる他店とともに退店について合意し協力することとなりました。
(中略)
店舗としては高輪店同様の集客力が得られる立地候補を検討しておりますが、現在のところ新規出店は未定です。

移転要請があったので、やむにやまれず閉店したってこと?そして決まってはいないものの、どこかに新規出店ができないか立地候補を検討しているよし。

こ、これは……またアンナミラーズに行けると期待していいのかな。たくさんの人の思い出が詰まったアンナミラーズ、再出発のときにはぜひ私も駆けつけて応援しようっと(^^)*1

References
*1ちなみにアンナミラーズ発祥の地であるアメリカでさえ、残すはハワイにある1店舗だけになったらしい。なのに中国・天津には2店舗あるとのこと!?ええ、どゆこと(笑)。日本で復活するのを待つより中国でアンミラ訪問するほうが早いかも(^^;)。

無印良品の日替わり弁当

仕事終わりに銀座にある無印良品に寄った。

銀座の無印良品は「世界旗艦店」と言われるほど大規模。ビルまるまる無印良品で、1階から5階は店舗、6階以上は無印良品によるホテル(「MUJI HOTEL GINZA」)になっている。

無印良品 銀座
2019年4月4日(木)、世界旗艦店「無印良品 銀座」が東京・銀座の並木通りに開店します。地下1階には素の食をテーマとするレストラン「MUJI Diner」、6階から10階には日本初のMUJI HOTEL「MUJI HOTEL GINZA」も同日にオープン。商品やサービスを通じて無印良品の考える感じ良いくらしを提案する大型複合店舗です。

他の無印良品と品ぞろえが大きく違うのが1階の食品コーナー。店舗限定の冷凍食品を始め、オリジナルティーをブレンドしてくれる工房やジューススタンド、焼きたてのパンを売るベーカリー、さらには有機栽培・減農薬で作られた野菜を売るコーナーまである。

ここに並ぶ商品でいつも気になっていたのが、日替わり弁当。

無印良品のホームページによると、日替わり弁当を販売しているのはここ銀座ともう1店舗だけらしく、いつか食べてみたいなあと思っていた。きょうは来店した時間が少々遅めだったからか3割引きになっていたので初購入。

きょうの日替わり弁当は鶏めしだった。

曲げわっぱを彷彿とさせる弁当箱に大きな鶏肉が4切れ。下は3色そぼろ丼になっていて、わきに切り昆布とにんじんの煮物が添えられている。どれもしっかり味が付いていて、おいしかった。弁当箱だけ見たら「ちょっぴり小さいかな」と思うも、それなりに食べ応えがあって満足。

たくさんある日替わり弁当の中で、この鶏めしが一番人気なんだそうだ。ほかの種類もぜひ試してみたいなあ。もっと他店舗にも置いたらいいのにねえ。

日本で買っておくべきもの

中国赴任に当たって気をもんでいるのは「日本でしか入手できないもの」をどうするかだ。

ふだん使うものなら日用品、例えばシャンプー、リンス、洗顔、歯磨き粉など。もちろん中国にも売っているが、こだわりのある人なら日本で使っているものを引き続き使いたいと思うだろう。あとは家電。日本で買ったほうが安いものは、こちらで買っていったほうがいいだろう。

何を日本で買っていけばいいだろう。やはりここは北京にいる会社の先輩に聞くのが早いだろうと思って聞くのだが、意外にもみんな同じ回答をする。

「こっちで何でも手に入るから大丈夫だよ」。

へええ~そうなの?

私が留学していたときは日本で使っていたアレコレを買うのにとても苦労した。いや、厳密に言うと、中国でも売っている「ことがある」のだが、どこで入手できるのかが分からず、店舗を探すのに苦労したのだ。

聞くと、中国は今やネット通販で何でも手に入るそうだ。日本で購入するより多少値は張るものの買えないことはないと言う。確かにコロナ禍になる前、あんなに中国人観光客が日本を訪れて日本のアレコレを買っていたのだ。それが中国でも手に入るようになるのは自然な流れかも知れない。

ただ、あえて言うなら「日本人しか使わないもの」は手に入りにくいとのこと。

例えば大根おろしを作る際に使うおろし金。確かに中国料理に「おろす」という調理法はない。日本食をたしなむ中国人は別だろうが、そうでなければおろし金を必要とする人はいないだろう。

と言うことで買ってきましたよ、おろし器のほかにスライサーなどなども付いたセットの調理器具。このほか中国の包丁は切れ味がすこぶる悪いという話も聞いたので、包丁も購入した。ほかに何があるだろう、せっかく出発が延びたのだから今のうちに買っておかなくっちゃ。

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