The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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ちょっと遅めの土用の丑の日

今日から8月。暦の上では来週には立秋を迎えるようですが、いえいえ、実際には今が夏真っ盛りという感じ。今日も北京の空はピーカンでとても暑いです。

職場のお掃除をしてくれる清掃員のおばちゃんと「今年の北京の夏は湿度が高すぎる」という話題になりました。確かに去年はもっとカラッとした夏だったように思います。今年、特にここ最近はジメジメした不快指数の高い日が続いています。同じ気温でも不快指数が高いと一気に過ごしづらくなっちゃうんですよねえ。

ランチは夏バテ防止に繋がるような滋養のつくものを食べよう!と思い立ち、そういえば先週は土用の丑の日だったということで、ウナギを食べに“食其家”(すき家)に行きました。

立派なウナギの蒲焼きがペラッと複数枚載っているうな丼もあったのですが、結構なお値段だったため断念。細かく切ってあって錦糸卵や温泉卵と一緒になっている丼を注文しました。ちなみに私が数十年前に留学していた頃、北京にすき家はありませんでした。吉野家はありましたけど。確か上海にはあったかなあ。うなぎにせよ、こうして日本の料理が手軽に食べられるのは便利ですね。

妻と娘が帰ってきた日

今日、妻と娘が北京に戻ってきました。

なのにラオスに出張していたので娘を迎える準備があまりできていません。夜に到着する飛行機なので自宅に着くのは午後10時近くになるはず……とりあえず家に着いてすぐ寝かせられるようにベビーベッドのシーツやバスタオルは洗濯しておきました。

フライトレーダー24というサイトを見れば飛行機がどのあたりを飛んでいるのかリアルタイムに見ることができます。これをちょこちょこのぞきながら空港へ向かいました。東京の羽田空港を午後4時40分に離陸する予定でしたが、いろいろあったのか午後5時30分に遅延したよう。思いのほか空港で過ごす時間が延びたので到着ロビーにあるスターバックスのコーヒーをいただきながらまったり待つことにしました。

もはや何度来たか分からない北京首都国際空港。妻子が北京に戻ってくるにあたっては私も日本から付き添うことを提案したのですが、妻は1人で大丈夫とのこと。荷物が多いのは心配でしたが、まあ、確かに娘についてはもう心配していません(笑)。まだ生後5か月だというのに飛行機に何度乗ったかな……もう6回目くらいでしょうか。飛行機も慣れたものです。

飛行機は午後8時過ぎには着陸したのですが、入国審査などいろいろあってか、出てきたのは結局午後9時半頃。お疲れの妻と、夢にまで出てきた娘。忘れられていたらどうしようとか、私が抱いて泣かれたらどうしようと思ったのですが、意外にも全くそんなことはありませんでした。視力が発達したのか、空港に着くなり周りをキョロキョロ観察していました。

移動する車内は暗かったので私の顔がよく見えてなかったと思いますが、自宅に着くと私の顔をジーッと見つめる娘。私があやすとニターッと笑ってくれてかわいい(^^)。照れているのか顔を隠す仕草をするなど、どんどん人間らしい表情が豊かになっているのを感じます。

娘が北京を離れたのが4月下旬、実に4か月の間、別々に暮らしていました。これからまた一緒じゃな~~~、よろしくの。

ギラギラな世界

今日は仕事で国貿にある「チャイナワールドホテル北京」に来ました。中国語では“北京中国大饭店”、五つ星の高級ホテルです。

仕事を終えて外に出ると高層ビルがズラッ……どれも輝いていて眩しいです。ここ国貿地区はビジネスエリアで、夜になったらギラギラ度が半端ではありません。たまに来るにはいいですが、住となったら疲れちゃう?いや、私は刺激の好きな人間なので、こういうギラギラな世界に住んでみたいなあとも思ってしまいます。

武装警察

先週くらいから地下鉄の出入口に「武装警察」が立つようになりました。

近くから撮影しようとすると間違いなく怒られるので少し離れたところから。画面奥にいる緑の制服を着ているのが武装警察です。警察といっても軍の指揮下にあります。いつも立っているわけではありません。中国では今「三中全会」という重要な会議が開かれていて、おそらくそれもあって警備強化のために立っているんだと思います。いつもの調子で駅を利用して武装警察を見つけると何だかおっかない気分になります。

頭伏には餃子を食べよう

先日、北京市内のスーパーに行くと冷凍餃子のコーナーに“头伏吃饺子喽”(頭伏には餃子を食べよう)という紙が貼ってありました。

中国は今日から1年で最も暑いとされる時期「三伏」に入りました。この「三伏」は3つの時期に分けられ「初伏」「中伏」「末伏」という順番になっています。今年の場合は下記のような暦です。

  • 初伏:7月15日~7月24日
  • 中伏:7月25日~8月13日
  • 末伏:8月14日~8月23日

で、今日から始まった「初伏」は「頭伏」(“头伏”)とも呼ばれています。つまりスーパーに書いてある“头伏吃饺子喽”(頭伏には餃子を食べよう)というのは「初伏」(頭伏)になったら餃子を食べましょうね!と言っているわけです。

中国ではいつでも餃子を食べているような気がしますが、この時期に食べましょうと言っているのにはきちんと意味があります。今は餃子の皮に使う小麦粉の収穫がちょうど終わった時期です。そこでビタミン、ミネラルがたっぷりの野菜とタンパク質が豊富な肉をたっぷり使って餡を使った餃子を食べて夏バテを乗り切ろうという考えです。

今年の「初伏」は今月24日まで。まだ餃子を食べていない方は召し上がってみては。

茶わん蒸しの代わり

今日の昼は職場近くにある日本料理店に行きました。豚の生姜焼き定食を注文したら店員さんから「定食に付いてくる茶わん蒸しを切らしてしまい、卵寿司でもいいか」と聞かれました。無いものを出せとは言えないので、とりあえずそれでお願いしました。

卵寿司って何だっけ……と思ったのですが、そのまま「卵寿司」でした。正確には「卵の寿司握り」と言うのかな。茶わん蒸しの代わりにするにはちょっとガッツリで、この2貫を食べただけで腹が膨れてしまいました。日本だと茶わん蒸しの代わりに卵寿司……っていうのはあまりないでしょうか。卵焼きで良かったかもしれません。

焼き芋屋さん

最近では気温が40度近くにまで上がる日もある北京ですが、そんな炎天下の中で焼き芋を売っている人を見かけました。

立っているだけでも汗が出て来そうな暑さなのに、そんな中で焼き芋を買う人はいるんでしょうか。日本で「い~しや~きいも~」と言えば冬の風物詩ですよね。

私の宝

ふと、こんなステッカーを貼っている車を見かけました。

车内有宝宝”、日本の漢字で書くと「車内有宝宝」です。つまり「車の中に『宝宝』があります」という意味なのは、中国語を学んだことのない日本人でも分かるんじゃないでしょうか。では「宝宝」とはどういう意味でしょう。

これ、赤ちゃんという意味です。何だか言い得て妙ですね、両親にとっても社会にとっても赤ちゃんは宝です。それに発音すると「バオバオ」になって、何だか赤ちゃんの声みたいだし、英語の「ベイビー」にも似ているように思います。両親だけでなく、例えば小児科に行ったら医師や看護師も「あなたの『宝宝』ですが」なんて使います。うちの娘が生まれたばかりの頃、私は日本語に引きずられて“我的女儿”(私の娘)とか“我的孩子”(私の子ども)なんて表現ばかり使っていましたが、最近は私も“我的宝宝”と言うようになりました。

都市の美容師

中国に住んでいるとごみ箱が多いことに気付きます。日本の街なかってごみ箱を見かけることはほぼないですよね。駅のような建物の中に入るとありますけど。中国は路上にも数十メートルおきにごみ箱が設置してあります。で、設置されているからにはごみを回収する人がいます。

ごみを回収して回る職業は“环卫工人”(環衛工人)と言います。訳すと「清掃作業員」といったところでしょうか。大体オレンジ色の服を着ていて、ごみの回収以外に路上の清掃もします。街をきれいにしてくれるので「都市の美容師」とか「道路の天使」という呼び方もあるんだとか。

華々しい呼称に比べて、その労働環境は過酷です。中国版Wikipediaの「百度百科」によると1日の労働時間は10時間以上。朝は午前4時に始まり、午後5時まで働くんだそうです。想像つくかと思いますが給料も決して高くありません。北京や上海のような大都市なら3000元から4000元(約6万6000円~約9万円)ですが、地方の小さな都市になると1000元から2000元(約2万2000円~約4万4000円)になるそうです。こうした清掃作業員が中国全国に200万人余りいるんだとか。

北京みたいな物価の高い都市でどうやって暮らしているんだろうと思っちゃいます。あとは熱中症。ここ最近、北京も猛暑が続いています。日本みたいに国民皆保険ではない中国、彼らにとって治療費だって安くないはず。いや、本当全くの余計なお世話なんですけどね。

単身の海外駐在員

今日、娘の夢を見ました。

娘は桜の木の下に立っていました。現実の娘はやっと首が据わったところですが、夢の中の娘は立っていました。今も持っている赤色のボーダーの服をワンピースのように着ていて、白い帽子をかぶっていました。そうだなあ、2歳くらいだったかもしれません。私は娘を見て「お父さんと離れ離れの間に立てるようにまでなっちゃったの」と思っていたら、娘は「この人は誰だろう」という顔で私をじーっと見つめ、そのまま走って行ってしまいました。

そこで私は目が覚め、アア自分は単身で中国にいるんだったと気付きました。時間は朝の6時前くらいだったかなあ、もう窓の外は明るくなっていました。たかが夢なんですが、今日は朝から娘の「この人は誰だろう」という見つめる顔が忘れられませんでした。

今、私は妻と娘と離れて単身で中国にいます。その理由は先日ブログにも書いたとおりです。

今年上半期に起きた出来事
すっかりブログがご無沙汰になっていました。この数か月の間、本当にいろいろ相次いでバタバタ。ざっくり言うと、3つの大きな出来事がありました。ひとつめは言わずもがな、娘の誕生。娘が生まれてからの生活はまさに「180度変わった」という表現がぴったしでした。家の中が以前とまるで変わり、娘が生まれる前を思い出すと他人の家のようです。自分に使える時間はほぼ皆無になってしまいましたが、それでも娘が日々大きくなっていく様子を近くで見ていられるのは親になった醍醐味だと思います。ふたつめは妻の病気。妻がガンになって...

最後に会ったのは5月下旬ですから、まだ離れ離れになって1か月ちょっと。ですが娘の成長は早いですね。首も据わり、もうすぐ寝返りもしちゃうそうとのこと(7月4日追記:ついに寝返りもしたそうです)。できることがどんどん増えてうれしいと思うと同時に、そんなに早く大きくならなくてもいいのに……と思ってしまう自分もいます。離れ離れだとなおさら。

妻が娘の写真をよく送ってくれます。ありがたいですねえ、海を隔てたところにいながらリアルタイムに娘の姿が見られるんだもの。技術の進歩には感謝です。ひと昔前に単身で海外に駐在していた人たちはどうしていたんでしょう。高額な国際電話で日本の家族と電話していたんでしょうか。でも声しか伝わらない。ビデオカメラで撮影した映像をテープなんかにして郵送していたんでしょうか。

妻が教えてくれたんですが、ケツメイシが今年1月に海外駐在員のことを歌った歌をリリースしたんですよね。曲名はずばり「海外駐在員への唄」。

海外で働く駐在員たちを応援する歌詞で、ミュージックビデオではお笑いコンビ「ザ・マミィ」の2人がサバ缶を売る日本企業の駐在員に扮し、フィリピンで前向きに頑張る姿を演じています。

かつて単身で駐在していた人は家族と頻繁に連絡も取れない中、慣れない異国で頑張っていたんでしょうね。私にとって中国は留学していた国で多少慣れていますし、オンラインで妻や娘といつでもやりとりできます。まだ幸せかもしれません。このケツメイシの曲を聴いていると自分が応援されているというよりも、同じように駐在で頑張っている人たちに届けたいと感じました。

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