The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

月: 2022年10月 (2ページ目 (6ページ中))

北京のおめでたい鳥

北京に来てからよく見かける鳥がいる。

こちらではカラスやハトより頻繁に見かける。大きさはスズメより大きくカラスより小さいで、濃い青色の羽がきれいだ。

Googleレンズで調べたところ、カササギらしい。中国語では“喜鹊”と言い、とても縁起の良い鳥とされているそうだ。日本で見たことがなかったので、とても印象的。

北京のイケア

ここ数週間かかえていた大きな仕事を終え、今日はお休みをもらった。

朝はのんびり起床。普段なら罪悪感を感じる二度寝もひと仕事を終えた後だと正当化できて気持ちが良い。特にここ最近は朝が早かったり夜が遅かったりしたので、睡眠不足が一気に解消した。

家が入居した時点から何も変わっていなかったため、いろいろと買いそろえようと午後から北京郊外にあるイケアに行った。

向かったのは大興区西紅門にある“北京荟聚”というショッピングモール。

ずいぶん大きなモールだったが、人は少なめかな。とは言え中心部から結構離れた郊外にあるし、平日であることを考えればこんなものなのかもしれない。帰ってから知ったのだが、ここはイケアのグループ会社が運営しているモールらしい。

ただでさえ巨大なイケアの店舗がショッピングモールの中に入っているのだから、モールの大きさがよく分かる。

中国でイケアは“宜家家居”。発音が[Yíjiā jiājū](イージャージャジュー)で、ちょっぴり「イケア」に似ている(似ていないって?)。これに加え、家族が円満であることを意味する四字熟語“宜室宜家”に由来したところもあるようだ。

店内の様子は日本のイケアとほぼ同じ。ソファーや収納家具、ダイニングセットが展示されたショールームから始まり、続けて小さな家具や日用品などを売るエリアへと続く。

中国でもイケアは手頃な価格とあって人気が高いそうだ。今日は平日だったので客はそこまで多くなかったが、週末はずいぶん賑わうらしい。ちなみに私が入居した家は家具付きなのだが、イケアで購入したと思われるものがいくつかあった。

日本に帰ってきたと思うくらい店内の作りは日本のイケアと同じなのだが、やはり違うのは客だろうか。ショールームに展示された家具の中でみなさんホームドラマばりに一家団欒している。このご夫婦?はソファーに座って、りんごを丸かじりしている。日本だとイケアを訪れるのにりんごをまるまる1個持って来る人はそういないだろう。

ベッドで爆睡している人もいた。うとうとなんてレベルではなく、本当に横になっているからすごい。イケアに来たら眠くなって寝てしまったのか、それともショッピングモールをうろついていたら疲れてしまい「イケアで寝ようか」と思ったのか。

日本人でも、例えばディズニーランドで遊んでいて「疲れたから、あのアトラクションに行って休もう」なんて話すことがあるが、あれと同じような感覚なのだろうか。

キッチン用品をメインにいろいろ揃えようと思ったが、結局そんなに買わなかった。

イケアは北欧発祥だけあって見た目はおしゃれだが、やはり日本の住宅事情には合わない(ここは中国だけど)。キッチン用品もあちらの料理を作る前提だからだろう、日本の家庭料理を作るようにデザインされていないのだ。その点、日本生まれの無印良品やニトリのほうが機能的で使い勝手が良い。やはり、そこに行き着くんだなあ。

頼りになる無印良品

引っ越しの荷物を開封するのにカッターナイフがないことに気づき、ほかにもちょこちょこした文房具を買おうと、仕事終わりに無印良品に寄った。

朝陽門にある「ユータウン」というショッピングモール。中国語では“悠唐”(ヨウタン)。

ちなみに朝陽門と聞いて、立派な門があると想像する人もいるだろう。そういえば横浜中華街にも朝陽門という牌楼が建っている。かつては確かに朝陽門という名の城門があったそうだが、中華人民共和国の建国後に毛沢東が城壁の取り壊しを命じたため破壊されたらしい。今は名前が残るのみ。ちなみに中国の外務省(外交部)はここにある。

お目当ての文房具のほか、洗顔後に使う乳液などを購入。

北京の人は文房具を買おうとしたらどこで買うんだろう。日本にいたときは東急ハンズやロフト、それこそ無印良品で買っていたかなあ。街なかにも個人経営の文房具屋さんがあって「文房具を買うならあそこへ行けばいい」のがよく分かっていた。だが、北京にはそういう店が見た当たらない。おそらく中国人に聞いても「ネットで買います」と答えるのだろう(^^;)。

中国の無印良品は日本より1.5~2倍ほど高いが、日本の商品と同じクオリティーのものが手に入るのはありがたい。

人民元でも承ります

近所のセブンイレブンに行くと、レジ裏にこんな文字が。

書いてあったのは“人民币也收”(人民元も承ります)。

どういう意味だろう。何も知らないで見ると「普通は米ドルや日本円しか受け取らないけど、ここは人民元もOKだよ」という意味に取れてしまう。でも、それはおかしい。だって人民元はもともとこの国の通貨なはずだ。

まあ、私の想像では「現金でも支払えますよ」という意味なんじゃないかな。

とにかく中国は現金を「ほとんど」使わない国になっている。日本じゃ考えられないが、スマホ決済しか対応していないという店がそこらじゅうにあるのだ。現金が支払える店でも、おつりのストックがないから「無理です」と断られることもある。

日本ではいくらキャッシュレスが進んでも「最強なのは現金」*1であり、現金主義と言われる日本人にとっては不思議に見えるだろう。中国は現金がことごとく使い物にならず、民間企業が扱うスマホ決済のほうが信用されている*2のだ。

人民币也收”(人民元も承ります)という表記を見て、ついにここまで……と思ってしまった。日本で例えるなら、国内のセブンイレブンに「日本円でも支払えます」という表記があるのと同じなのだから。

References
*1日本では現金が信用されているという事情もあるだろう。紙幣の印刷技術が高いため、偽札を掴まされることはめったにない。一方、中国の人民元には偽札が多い。実際、11年前の留学時代には何度か偽札を掴まされた。そう考えると、スマホ決済のほうが信用できる、という事情は理解できる。
*2もっとも中国政府も民間企業が伝統的な金融機関のビジネスを圧迫しながら巨額の利益をあげて独占状態を築いているのを快くは思っていないだろう。中国政府は「デジタル人民元」という仕組みをスタートさせているが、これも既存のスマホ決済の影響力を徐々に低下させていくことが理由のひとつなんじゃないかと。

実店舗を駆逐するネットショッピング

卓上コルクボードがほしいと思い、初めてネット通販を使った。

利用したのは“淘宝”(タオバオ)というサービス。よく名前は聞いていたが、使ったのは初めてだ。直接「タオバオ」から買うのではなく、出店している店や個人から買うという仕組みらしい。

昨日注文したら、もう今日届いた。思いがけずかわいい入れ物に入っている。

表面には「夢ならばどれほどよかったでしょう、未だにあなたのことを夢にみる」……レ、レモン?その下に書いてある付属品の「紙詰まり」*1も謎だ。ただ、いざ開封すると中にはきちんとしたものが入っていた。コルクボード、画鋲、カード、シール、便箋。送料は無料で、約250円。

中国は、先日ブログに書いたフードデリバリーサービスが最たる例だが、ネットショッピングで何でも配送で手に入る。一方、その勢いに押されてどの分野でも「実店舗」がどんどん少なくなっているようだ。例えば日本でコルクボードが欲しいと思ったら文房具店や雑貨屋(東急ハンズやロフト)、それに100円ショップなど、それなりに思いつく。しかし中国では?……思いつかない。中国人に「○○ってどこで買える?」と聞いたら、みんな一様に「ネットで買える」と答えるのだ。

ネットショッピングなら何でも手に入る。けれど「ショッピングする楽しみ」はないなあ。今回は「卓上に置くコルクボードがほしい」と思い立ったから購入に至ったが、店舗をふら~っと見ていて「あ、これがあったら便利そうだ」みたいなことは起きない。

日本のドン・キホーテに行ったら中国人の方もたくさんいて、買い物を楽しんでいるのにねえ。

References
*1あくまで私の想像だが、厚紙を意味する“卡纸”を自動翻訳機にかけて「紙詰まり」としてしまったのではないか。中国語の“”には「詰まる」という意味があり、確かに複合機なんかで紙が詰まったときに“卡纸”と使うことがある。
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