今日は日曜日だけど、週末当番で仕事。
昼飯時になり、食事をどうしようかと考える。今はみんな「ステイホーム」なので、出前だと配達までえらく時間がかかってしまう可能性も。どうしようかなあと、ふと会社近くのマクドナルドをのぞくと店頭での注文は受け付けているようだった。ということでビックマックのバリューセットを注文。いつぶりのハンバーガーだろう、ちょっぴりワクワク。
ビックマックは中国語で“巨无霸”、かつて中国に存在したとされる身長2メートルを超す大男の名前に由来する*1。ビックマックはあの酸味のあるソースが好き。なんでだろう、年を取るにつれ「妊娠しているのかっ!」というくらい、すっぱいものが好きになっている。
ちなみに単品のビックマックは24元(約470円)だった。日本のビックマックは410円なので、中国のほうが少し高い。そう言えば少し前に東洋経済に「日本人はビッグマック410円の貧しさを知らない」という記事があったのを思い出した。
ざっくり説明すると、各国のビックマックの価格を比べるとどの国も日本より高く、それだけ日本が貧しくなったことを表している……というものだった。
ただ私の率直な印象を言うなら、そう簡単に比較できるかなあと疑問だ。
例えば東京でランチを食べようとしたら、410円(ビックマックの日本での価格)ではちょっと難しいだろう。一方、中国のビックマックは24元だが、これだけあれば北京のそこらの食堂で立派な定食が食べられる。つまり日本人は「おトク」だと思ってビックマックを食べるかもしれないが、中国人は「ちょっぴり高めの外食」と思っているかもしれない。人によって感覚は違うだろうから一概には言えないけど。
ちなみにビックマックをセットで注文したら35.50元(約700円)だった。いつも昼食を20数元で食べている私からすれば、まさに「ちょっぴり高い昼食」をいただいた気分。日本で食べていたビックマックと味は同じだったけどね。
*1 | ちなみに台湾のマクドナルドではビックマックを“大麥克”と呼ぶ。直訳すると「大マック」。 |
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