オフィスの同僚で出勤できない人が相次いでいるため、今日もフル稼働で出勤。私に関して言えば、もはや「在宅勤務」という状況ではなくなってきたかもしれない(^^;)。

昨日PCR検査の結果で「異常」が出てしまったので(抗原検査で陰性は確かめたものの)再度検査をするため営業しているPCR検査場に向かう。夕方まで仕事でバタバタしていたので、その合間を縫ってやって来たら閉まる数十分前だった。

片付けをしていたので「まだ間に合いますか」と聞くと、防護服の女性は無言のまま、あごで「こっち」という仕草で私を誘導してくれた。相変わらずだなあ(笑)。そこで「1人1検体(“单人单管核酸检测”)の検査はできますか」と聞いたら、これまた何も答えてくれない。中国のPCR検査場は10人の検体を1つの試験管にまとめて検査する“十混一”が一般的なので、場所によっては1人1検体でやってくれないところもあるのだ。

ダメとは言わなかったので、とりあえず検査をしてもらった。できていなかったら、そのときだ。中国ではこういう潔さも大切だというのは留学時代に学んだことだ。

心なしか、街に人が少しずつ戻ってきた気がする。本当に少しずつだけど。こんな道ばたの屋台も、先週は全くいなかったもんなあ。ましてや、そこに群がる人たち。陽性になった人が回復して外に出て来ているのだろうか。

とは言え、感染のピークはもうちょっと先だと予想されている。北京ではすでに2回感染したという人もいるそうだし、まだまだ気が抜けない。