起床すると体調が頗る悪い。昨日以上に悪化しているようで、体温を測ると38.4度。さらに鏡に映る自分の顔を見て驚いた。左目に「めぼいと」*1ができていたのだ。そんなにひどくはないが、こんなの小学生以来じゃないか。

実は妻が昨夜、朝から病院に行ったほうがいいと繰り返し言ってはいたんだけど、会社を休まないといけなくなるので私自身は消極的だった。ただ、そんなことも言っていられない「しんどさ」になってきたので、午前休をもらって病院に行くことにした。まさか数週間前に来たばかりの病院を再訪することになるとは。

いざ到着して体温を測ると39度に悪化していた。医師に症状を説明すると、例の如く鼻、耳、口を検査し、聴診器で腹と背の音を確認とテキパキ診察が進む。相変わらず手際良い。最後にインフルエンザの検査で、例の15センチほどの綿棒を右と左の鼻に両方突っ込んで終了。私が「インフルエンザの可能性が高いですか」と聞くと、医師は「……まあ、高いでしょうな」との回答。検査結果が出るまで20分待ち、結果は果たしてインフルエンザA型の陽性だった。

診察室から受付に戻ってくると、前回来院した際も対応してくれた看護師さんがいて「あれ?前回奥さんがインフルエンザで来院された際に、旦那さんにも予防用にタミフルを処方しませんでしたっけ?」と言う。「そうですよ、それを全部服用した上で、今回の罹患ですよ」と答え、2人でケラケラ笑う。いやあ、笑い事じゃないんだけど(^^;)。

帰宅後、すぐ会社にも連絡。案の定、数日間は出勤停止となってしまった。こんな重要なときに……去年の新型コロナウイルス感染といい、なんでこうもタイミングの悪い男なのだろうか。我ながら情けなくなる。とりあえず安静にして、早く職場復帰できるよう努めたいと思います……はい。

References
*1「めぼいと」と当たり前に使っていたが、辞書を引いても出て来なかったので「?」と思ったら方言らしい。「ものもらい」のことを指す岡山弁。