南京出張の2日目。

例によって朝から夜まで大忙しだった。せっかく南京に来たのに、南京らしいものは何も見ていない。せめて、と昼食は南京名物の「皮肚麺」をいただいた。

やってきたのは“张府园大碗皮肚面”。ひっきりなしに客が訪れ、人気店なのがすぐに分かった。

注文したのは“特色皮肚三鲜面”。皮肚というのは、豚の皮を煮た後、乾燥させて油で揚げたもの。見た目は油揚げや麩のようだが、実際に食べるとサクサク、パリパリらしい。「らしい」というのは、麺の上に乗ってくるとスープを吸って柔らかくなっているからだ。とてもおいしかった。ただ少々脂っこいので、食べ終わる頃には少々胸がむかむかしてしまった。